Woodford Reserve Old FashionedGreen Tea Old Fashioned

甘味と苦味のバランスが取れた人気のカクテル
海外では、ジントニックのように初めの一杯として飲まれることも多いオールドファッションド。
実際、現地でカウンターに座るなりオーダーされる光景を何度も目のあたりにして驚きました。甘味と苦味のバランスが取れた、とても人気のあるカクテルですよね。ただ、ファーストアタックがやや強めなので、日本で提供するなら口当たりを良くする工夫が必要かもしれません。当店ではクラックドアイスではなく、クラッシュドアイスを使っています。

苦味×苦味の掛け算で立体的な味わいに
軽やかで柔らかい風味のウッドフォードリザーブは、フルーツやハーブ、お茶といった素材とうまく調和します。今回は香り高く程よい苦味のある知覧茶を選び、オレンジではなくみかんスライスを加えて和テイストなオールドファッションドにしました。お茶とビターズを合わせることで苦味×苦味の掛け算になって味わいに立体感が出ますし、まろやかなウッドフォードリザーブなら飲みやすく仕上がります。
デキャンタでスワリングするのは、香りを立たせて味わいをよりまろやかにするため。ステアで冷やしすぎると香りが飛んでしまうので、スワリングする際にも氷は入れません。グラスに注ぐタイミングで、初めて氷に触れて冷えていくという感覚です。自家製シロップは、濃いめに煮出したお茶に同量の上白糖を加えて混ぜるだけのシンプルなレシピ。知覧茶のほかに、抹茶や柚子緑茶を使うこともあります。

フルーツ オールドファッションドも好評

フルーツならパイナップルや桃、マンゴー、パッションフルーツなどと合わせるのがお勧め。旬のフルーツを使ったオールドファッションドも好評で、普段からオンメニューしています。フルーツの酸味を入れてもへたれず、その香りや甘味をしっかりと残してくれるウッドフォードリザーブ。さまざまな素材と調和する一方、そのまま飲んでも美味しい万能なバーボンです。