fbpx

バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2022.05.17 Tue

~京都ならではの「始末の心」を受け継いだ、サステナブルな取り組みも~【ザ・リッツ・カールトン京都】 室町時代より続く、京都・宇治最古の茶園を受け継ぐ 「堀井七茗園」とコラボレーション
今が旬の新茶を使用した、期間限定カクテルの提供を開始

マリオット・インターナショナル

ザ・リッツ・カールトン京都(所在地:京都市中京区鴨川二条大橋畔、総支配人:カルロス・タレロ)は、2022年5月17日(火)より2022年7月15日(金)までの期間中、京都府宇治市で最古の茶園を受け継ぐ「堀井七茗園」の新茶を使用した3種類のカクテルを、1階「ザ・バー」にて提供いたします。

堀井七茗園は、宇治市内で茶葉の栽培から製造、販売までを一貫して行う宇治茶の老舗です。室町時代に足利義満が七ヶ所の優れた茶園を指定した「宇治七茗園」の1つである「奥ノ山」茶園を受け継ぐ同園は、伝統の宇治抹茶栽培を今も守り続け、毎年新茶の時期には手作業による茶摘みを行っています。

ザ・リッツ・カールトン京都では、堀井七茗園の新茶の瑞々しい香りを、その最も美味しい時期にご堪能いただくべく、「ザ・バー」にて3種類のカクテルをご用意いたします。「バカルディ レガシー カクテル コンペティション2020」日本大会での優勝経験を有するヘッドバーテンダー浅野陽亮が率いるチームによって考案したカクテルは、新茶の旨味を活かしたマティーニ「Verdure breeze(バージャー ブリーゼ)」、新茶の瑞々しさをクリアなトマトウォーターで引き立てたウォッカベースのミドルカクテル「Nine Thea One(ナイン ティー ワン)」、新茶の爽やかな清涼感をシャンパーニュとマリアージュしたカクテル「茶と果と泡」の3種類です。なお、カクテルに使用する新茶は、「堀井七茗園」園主 堀井長太郎氏が宇治茶の市場にて産地や品種を吟味し、良質な煎茶の茶葉を見極めて、厳選・謹製したものです。

「茶と果と泡」(左)、「Verdure breeze(バージャー ブリーゼ)」(中央)、 「Nine Thea One(ナイン ティー ワン)」(右)

また、カクテルにはそれぞれ、新茶の香りと旨味を感じるための「水出しの新茶」に加え、カクテルを作る際に使用した茶葉の茶殻を、自家製のポン酢で和えて食用にアレンジした「新茶の茶殻」を提供します。ザ・リッツ・カールトン京都では、京都の人々の暮らしの中で受け継がれてきた、物を最初から最後まで大切にする心意気を意味する「始末の心」の考え方を受け継ぎ、日頃より積極的にサステナブルな取り組みを進めております。今回は使用済みの茶殻を利用した「新茶の茶殻」をカクテルに添えることにより、その取り組みを一人でも多くのお客様にお伝えできればと考えております。

室町時代から約600年続く伝統の茶園を大切に受け継ぎ、持続可能(サステナブル)な商いを行ってきた「堀井七茗園」と、ザ・リッツ・カールトン京都「ザ・バー」のとのコラボレーションは、今後も継続して実施する予定です。


期 間:2022年5月17日(火)~7月15日(金)
場 所:1階「ザ・バー」
価 格:
Verdure breeze(バージャー ブリーゼ):3,416円
Nine Thea One(ナイン ティー ワン):3,416円
茶と果と泡:3,416円
※税・サービス料込

「堀井七茗園」について


室町時代より続く宇治最古の「奥ノ山」茶園を受け継ぐ「堀井七茗園」は、伝統の宇治茶栽培を今も守り続け、上質な宇治茶の栽培から製造、販売までを一貫して行う老舗茶舗です。特に抹茶は京都府内産一番碾茶のみを取り扱い、全て石臼で挽き上げています。大正13年には3代目堀井長次郎が「碾茶乾燥製造機」を考案。これにより均一した優良な抹茶の製造が出来るようになり、日本における抹茶生産の基礎を固めました。5代目堀井信夫は「奥ノ山」茶園から優良品種の選抜を行い、20年の歳月を経て、抹茶向き品種「成里乃」と玉露向き品種「奥の山」の品種登録に成功。品種「成里乃」は平成22年全国茶品評会で一等一席農林水産大臣賞を受賞し、令和2年には、パリで開かれた日本大使館後援の「日本茶コンクール」抹茶の部で金賞グランプリを獲得。玉露および煎茶についても宇治茶師として50年以上、茶の鑑別に携わってきた園主 堀井長太郎が産地や品種を吟味し「これぞ宇治茶」と誇れる逸品を提供しています。

ザ・リッツ・カールトン京都について


京都の北から南へ流れる鴨川のほとり、東山三十六峰を一望できる最高のロケーションに建つ「ザ・リッツ・カールトン京都」は、祇園や河原町、先斗町など繁華街に近く、観光やビジネスにも便利なアーバンリゾートです。日本の伝統と現代的な欧米様式の融合を図りながら、歴史ある周辺環境にも調和する外観デザイン。京都の伝統・文化のエッセンスが散りばめられたラグジュアリーな空間で、ここでしか味わえない上質な時間を提供します。総客室数は134室。客室平均面積は50平米と京都市内最高水準の広さを誇り、レストランやバー、宴会場、スパをご用意しています。

関連記事はこちら

PAGE TOP