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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.01.16 Mon

クラシックから現代まで、
アートからインスパイアされたカクテルたちが出迎える大人の空間。
2023年1月13日(金)オープン
アートとカクテルの新たな融合を提案
バーテンダー野村空人が手がけるカクテル・バー&スタジオ「Quarter Room」が世田谷代田にオープン。

合同会社土海空
2023年1月13日(金)、合同会社土海空(本社:東京都世田谷区北沢 5-8-5、代表取締役社長 野村空人)がバーテンダー野村空人がプロデュースするカクテル・バー&スタジオ「Quarter Room」をオープン致します。2022年にタチノミ・リカーショップ「NOMURA SHOTEN」をオープンしたばかりのバーテンダー野村空人が、新たなカクテル・バー&スタジオ「Quarter Room」を世田谷代田にオープンします。アートとカクテルの新たな融合をテーマに、バーテンダー野村空人が、クラシックなものから現代まで、さまざまなアート作品を独自に再解釈してカクテルメニューに落とし込み再現していきます。
実際に、ゲストアーティストを迎えて店内でもアート展示を開催し、展示作品からインスパイアされたスペシャル・カクテルも展開します。まるでギャラリーで絵画を鑑賞するような感覚でカクテルを嗜む大人の時間を演出。国内外を問わず、バーテンダー野村空人がセレクトする高品質で希少なお酒をベースに、自身がアーティストの作品に真摯に向き合い、時に作品と”にらめっこ”をしながら考案されたオリジナルカクテルはまさにアートそのもの。作品が持ち合わせる要素や、技法、色味などを着想現に、これまでのクラシックカクテルをアップデートしたり、新しいカクテルメニューが考案されます。

店舗デザインはNOMURA SHOTEN同様に福田和貴子氏が担当。グレートーンに施した木目が特徴的なカウンタートップを基調に、大人がゆったりとした時間を過ごせる空間に仕上げられています。グランドオープンでは、写真家:小林茂太氏による藍染の染色作業を撮影したサイアノタイプ・プリント作品が展示されます。うつくしい藍色が特徴的な作品群と、これらの作品からインスパイアされた野村空人によるオリジナルカクテルが出迎えます。

また、2023年3月からは新たなアートプロジェクトも始動予定です。ゲストキュレーターに、これまで数多くの国内外アーティストや作家の才能を見出してきた若きキュレーターとしても知られる細野晃太朗氏を迎えて、年6回に渡る定期的な企画展示と、それらの展示作品をカクテルに落とし込んだ特別メニューを合わせて展開予定です。ギャラリーさながら、展示されているアート作品を購入することも可能で、アートに触れながらカクテルを嗜む新しいアートとお酒の楽しみ方を体験できます。

アート作品からインスパイアされたカクテルドリンク


Quarter Roomのグランドメニューでは、名画と呼ばれるようなクラシックな作品や、現代美術作品からインスパイアされたカクテルメニューが展開されます。渡辺省亭の「牡丹に蝶」からインスパイアされたPeony and Butterflyでは、ライ・ウィスキーをベースとするスタンダードカクテルであるサゼラックスタイルを元に、コニャックやアブサン、そしてジャスミンティーを加えて、牡丹が彷彿とさせるフローラルなイメージを演出。フランス画家:ポール・セザンヌの「りんごとオレンジ」から着想を得たApple and Orangeは、ジンをベースとしたアヴィエーションスタイルのカクテルで、りんごを原料とした蒸留酒カルヴァドスにオレンジ、そしてシェリーや花椒を加えて、セザンヌがキャンバスで表現した独特な色味が表現された味わいです。

現代アーティスト:キース・ヘリングによる「ラッキーストライク」は、トロピカルさが特徴的なジャングルバードスタイルのカクテルに落とし込み、その名の通りLucky Strikeと名付けられ、キース・ヘリングらしい”ポップ感”を演出しています。これらのグランドメニューに加えて、ゲストアーティストを迎えての特別展示の際には、展示されるアート作品からインスパイアされたカクテルメニューが毎回期間限定でお楽しみいただけます。

アートに触れて、飲んで、持ち帰って:Quarter Roomでの過ごし方


カクテルを飲みながらアート作品にも触れられるバー・エリアの奥には、カクテルメニューの考案・開発や、ボト ルドカクテルの製造ができる LABO(ラボ)が併設。いわば “アトリエ”のような LABOでは、今後Quarter Roomのカクテルをそのままご自宅でも楽しめるレディーメイドのボトルドカクテルが製造されています。さらに、LABOで製造されたボトルドカクテルを販売するエリア KIOSK(キオスク)も店舗入り口付近にオープン予定。さながらギャラリーショップでギフトを購入するように、レディーメイドのアートなボトルドカクテルたちを購入することができます。メインのバー・エリアで作品鑑賞とカクテルを楽しんだあとは、KIOSKでボトルドカクテルをギフト購入するのも楽しみ方のひとつ。Quarter Roomでの体験を持ち帰りご自宅でも余韻に浸りながらお楽しみください。

野村空人:プロフィール


21歳で単身渡英、約7年間ロンドンのバーでバーテンダーとして活躍したのち帰国。
Fuglen Tokyoにてバー テンダーとして数々の賞を受賞、2017年に独立しバ ー・ドリンクのコンサルティングブランド「ABV+」を発足。その後、海外スピリッツのブランドアンバサダーや、日本橋・兜町ホテルK5のバープロデュース、国産スピリッツ、ボトルドカクテルなど様々なプロダクトのプロデュースを手がけている。

昨年合同会社土海空を立ち上げ、 “バーとドリンクを通して食の多様性を拡張する” というビジョンのもと様々な展開を進めていく。


店舗概要

Quarter Room(クオーター・ルーム)
住所:東京都世田谷区代田 5-10-7 B1F
営業時間:18:00~24:00
定休日:火、水 ※月により変動。詳しくは公式インスタグラムをご覧ください。
Instagram|https://www.instagram.com/quarter_room_tokyo/
TableCheck|https://www.tablecheck.com/shops/quarter-room/reserve

Quarter Room プロジェクトパートナー


山下聡一廊
ブランディングエージェンシーやアパレル・フード企業にてコンセプト開発、マーケティング職を経て独立。 BROOKLYN BREWERYの旗艦店「B」の立ち上げをきっかけに日本橋兜町「K5」に参加し、初代館長に。再独立後、資本主義耐性の高い文化事業の開発を起点とした界隈性づくりに取り組む。Quarter Roomでは事業開発とブランディング、プロジェクトマネージメントを担当。

福田和貴子
大学院で建築設計を学ぶ中、オスロ建築デザイン大学へ留学。2011年に帰国後ノルウェー発のカフェ・バー 「Fuglen Tokyo」の立ち上げから関わり、2013年同社インテリア部門としてノルウェーのデザインを日本へ紹介する「Norwegian Icons」を立ち上げる。2019年に独立し飲食店を中心にインテリアデザインを手がけている。2020年より設計事務所CLOCKに設計パートナーとしても参画している。Quarter Roomでは店舗デザインを担当。

石川淳一
横浜と京都を拠点とするクリエイティブスタジオ、faaの共同創業者。サンフランシスコとニューヨークにてビジ ュアルコミュニケーションデザインの学士号を取得。飲食店、小売、宿泊施設、商業施設、公共施設等多岐に渡り ブランディングやインテリアデザイン等を手掛ける。Quarter Roomではアートディレクション及びグラフィックデザインを担当。

細野晃太朗
1986年生まれ。東京都中野区出身。アートスペース「HAITSU」ディレクター。2013年にアートとファッション・音楽が交わるスペース「ANAGRA」を立ち上げ、2016年まで企画、運営をつとめる。以降、国や年代を超え、作家の視点を鑑賞者に伝えるための動詞としての展示、そして鑑賞体験を作っていくことをモットーとし、さまざまな企画を手掛ける。展覧会の企画を軸に、出版物やzine、アパレル、アートスペースやイベントのプロデュースなど活動は多岐にわたる。現在は自身のライフワークとして東京西荻窪のアパートの一室を使ったHAITSUで、作家と共にその時したい・するべき展示を月一回のペースで開催している。Quarter Roomでは特別展示のキュレーターとして携わる。

新井 ‘Lai’ 政廣
1980年埼玉県生まれ。撮影について独学で学びフリーでの活動を経て、2021年にSunTalk株式会社を設立。 「視覚と味覚のクリエイティブ」をテーマに、日本全国の生産者を旅し、視覚と味覚を横断したプランニング/制作チームを構成。ブランディング全体設計、PR、コミュニケーションデザインまで幅広い領域において、規模を問わず企業や行政と(特に、農/醸造/料理/植物/街づくり)中長期的な結びつきでしか紡ぎ出せない価値を創造するべく活動する。また、日本のナチュラルワインのセレクトブランド「KIKI WINE CLUB」を主宰。「Terroir for the people」をテーマに、その土地が持つ個性を表現している農家や醸造家と生活者を結びつけることを喜びとしたクラブ=コミュニティー活動をしている。Quarter Roomではビジュアル撮影を担当。

小林茂太
1985年新潟県生まれ。都内写真スタジオ勤務を経て、写真家として活動を始める。人間の身体的な行為や自然界における流れの積層に着目し、撮影した素材をその積層の断片として扱うことで写真作品を制作している。
Quarter Roomグランドオープン時の展示作品を担当。

会社概要


企業名:合同会社土海空(RIKU KAI KU llc.)
代表者名:野村 空人
所在地:東京都世田谷区北沢 5-8-5
事業内容:飲食事業、酒販小売、飲食コンサルティング
RIKU KAI KU|https://r-k-k.jp/

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