fbpx

バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.03.13 Mon

「World’s Most Innovative Companies(最も革新的な企業)」Consumer goods部門においてエンピリカルが1位を獲得

EMPIRICAL
1. エンピリカル


フリーフォーム(蒸留酒のカテゴリーにとらわれない)精神を追求するためにエンピリカルは蒸留所という枠を飛び越えて、フレーバーカンパニーであると宣言しています。
このデンマークのスタートアップ企業のスピリッツは、新しい最高級のハイエンドスピリッツである「フリーフォーム」という分類でカテゴライズされています。多数の蒸留酒ブランドが有名人に大金を払いボトルラベルでポーズを取らせ、低アルコールまたはノンアルコールの飲料の開発費用を注ぎ込んでいるときに、レストランNoma出身でエンピリカルの創業者であるLars Williams と Mark Emil Hermansen は、コペンハーゲンのフードラボで、「アルコール」とは何かを再発見しようとしました。デンマークの首都であるコペンハーゲンにゼロから創設した目を見張る研究開発センターで、彼らは2022 年についにフレーバー、蒸留酒、サプライチェーン業界の限界を打ち破りました。彼らは熱を加える昔ながらの蒸留プロセスから脱却し、フレーバー化合物の分子構造をよりよく保存抽出するために、低温真空蒸留方式を採用しました。

エンピリカルの商品「Soka」は、もろこしの汁とシロップから蒸留されたスムースでなめらかなスピリッツで、優れたアグリコールラムを作り出すダンダーピットプロセスで製造されています。

エンピリカルは、最も信頼のおけるもろこし生産者を探してアメリカ中西部を旅しました。
そして彼らの基準を満たすのはたった二人の生産者だけでした。
一人は全米もろこし生産協会の会長で、もう一人は彼らの言葉を借りると、ウィスコンシンを拠点とする「マッドマックスエンジニア」です。

エンピリカルは750mlボトルの販売価格を50ドルに設定することで、このスピリッツをもっと親しみやすいものにしました。


その他、Ayuukはメキシコオアハカ州のトウガラシ農家から原料を直接調達していますし、コペンハーゲン大学とホワイトラボとのコラボレーションから生み出されたEmpirical Green Moltは二酸化炭素排出量が大幅に少ないスピリッツを作り出しています。実際、今日の蒸留所はほとんど将来の気候変動に何のアクションも起こしていませんし、蒸留酒業界もそれに対するイニシアチブをほとんど示していません。しばしば販売開始後24時間以内に売り切れてしまい、アメリカで500%、ヨーロッパで200%の収益成長を遂げた最高級のハイエンドスピリッツを製造するエンピリカルは、蒸留酒業界に製造プロセスの再考を促す役割を果たすことを望んでいます。


引用元:FAST COMPANY「The top 10 consumer goods companies of 2023」
https://www.fastcompany.com/90846907/most-innovative-companies-consumer-goods-2023


エンピリカルブランドページ

関連記事はこちら

PAGE TOP