2023.05.19 Fri
ブッシュミルズ 蒸溜ライセンス授与415周年記念日に新「コーズウェイ蒸溜所」を開設
BUSHMILLS IRISH WHISKEYブッシュミルズ アイリッシュウイスキーと、そのオーナーであるプロキシモ社は、蒸溜ライセンス授与415周年記念日に『コーズウェイ蒸溜所』を開設しました。これは過去5年間にブッシュミルズで行ってきたアイルランド産シングルモルトの蒸溜・熟成施設に対する6,000万ポンドの投資の一部です。このアイルランドの壮大な北海岸に位置する39,000平方フィートの施設は、ハイテクと伝統技術を融合させブッシュミルズの生産量を倍増し、世界有数のシングルモルトウイスキーへの仲間入りをさせることになります。
新しい『コーズウェイ蒸溜所』では、エネルギー使用量を30%削減する最新の熱技術と原料消費効率を最大10%向上させた最先端の蒸溜技術革新が導入されます。蒸溜所はすべてグリーン電力で運営されます。その他の持続可能な取り組みには、副産物を動物の飼料として地元の農場に供給すること、80,000 本の木を植えることによって 12,500 トンの炭素排出を相殺すること、2024 年までに完全にリサイクル可能なギフト包装を目指すことなどが含まれます。
蒸溜所の名前は、すぐ近くに位置する世界遺産「ジャイアンツ・コーズウェイ」に由来しています。コーズウェイ蒸溜所の設計は、この世界遺産に敬意を表し、地元の玄武岩と石灰岩を使用して織り合わせた、幾何学的な特徴を取り入れた構造を追求しています。
「私たちは原料、工程、木材、熟成など、優れたウイスキーにこだわっています。私たちの2つ目の蒸溜所『コーズウェイ蒸溜所』は、最大の特徴である3回蒸溜のシングルモルトを未来のイノベーションとともに世代を超えて楽しんでいただくための大きな前進を意味します。」今回コーズウェイ蒸溜所の開設は、昨年2022年に出荷量が10%以上増加し、長い歴史の中で初めて販売100万ケース(9L)を突破したブッシュミルズの成長を加速させることになります。
ブッシュミルズは新蒸溜所の開設を記念して、「ブッシュミルズ シングルモルト 25年」と「ブッシュミルズ シングルモルト 30年」という2つのハイエンド商品を発表しました(※日本発売未定)。また新「コーズウェイ蒸溜所」が位置するアントリム州ブッシュミルズは観光地としても非常に人気があることから、世界中のウイスキー愛好家へ新たな機会を提供するビジター体験を計画しています。ブッシュミルズにおける偉大なウイスキーのパイオニアの一人であるヒュー・アンダーソンに関連するシャルヴァーグ・ハウスを含む、この地域におけるウイスキー製造の新旧の世界をつなぐ、没入型の体験施設を予定しています。
ブッシュミルズ マスターブレンダーであるアレックス・トーマスはこうコメントしています。
「30年以上前、私たちはこれらの素晴らしいウイスキーの樽を厳選するためにヨーロッパ中を旅しました。私たちはワインメーカーと協力して、強化ワインのレシピを特定し、今日・未来のブッシュミルズ ウイスキーを考案しました。」
アルコール度数:46% 750ml
100%大麦麦芽を使用し、オロロソシェリー樽、バーボン樽で6年熟成後にファーストフィルのポートワイン樽で21年熟成。スイートアーモンド、キャラメルチェリー、プラム、ブラックベリーの香り。味わいはダークチョコレート、甘いスパイス、蜂蜜、ダムソンをもたらします。
アルコール度数:46% 750ml
ブッシュミルズ 30 年は 1992 年に蒸溜され、これまでのブランドのコア コレクションの中で最古のものです。100%大麦を原料に3回蒸溜され、バーボン樽で14年間熟成させた後、ファーストフィルのペドロ・ヒメネス樽で16年間仕上げました。ノンチルフィルター。レーズン、イチジク、プルーン、ソフトクローブの香り、口の中にプラリネ、オレンジピール、イチジク、ナツメヤシ、ペストリーの味わいが広がります。
ブッシュミルズについて
ブッシュミルズは、1608年 英国王ジェームズ1世が、ウイスキー蒸溜の勅許を与えた世界最古のウイスキー認可蒸溜所です。アイリッシュウイスキーの伝統の3回蒸溜を守り、モルト原酒には100%アイルランド産のノンピート麦芽を使用することでクリアでまろやかな口当たりを実現。それでいてモルトの味わいがしっかりと感じられるのが特徴です。
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