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2023.06.18 Sun

小諸蒸留所 蒸留開始のお知らせ

軽井沢蒸留酒製造株式会社

軽井沢蒸留酒製造株式会社は6月18日(日)に小諸蒸留所の竣工式を行い、いよいよ蒸留を開始します。今年は、ジャパニーズウイスキーの生誕100周年という節目の年にあたります。島岡高志のビジョン、イアンチャンのクラフトマンシップ、島岡良衣の次世代への想い。軽井沢蒸留酒製造の創業者達の情熱と信念の結晶でもあるこの蒸留所は、この記念すべき年に誕生し、稼働を始めることになりました。

傾斜地ゆえの難工事だけでなく、感染症の蔓延によるロックダウンやウクライナ紛争による物流の混乱、物価の上昇など、幾多の困難を乗り越え、無事に完成した小諸蒸留所を地元の皆様、そして世界中のウイスキーファンの皆様にお披露目できることを大変嬉しく思います。

世界的マスターブレンダーであるイアン・チャンは、師匠でありウイスキー業界のアインシュタインと呼ばれた故ジム・スワン博士の教えを受け継ぎ、ここで至高のジャパニーズウイスキー造りに挑みます。 熟成には、バーボン樽やシェリー樽のほか、ミズナラ樽、STR樽などの貴重な樽を使用する予定です。(STR樽とは、
スワン博士の代名詞でもあり、Shaved:切削、Toasted:加熱、Re-charred:焼き入れ の処理を行った樽のこと)

ビジターセンターと一体になった蒸留所のデザインは、十河彰・麻美氏の設計により、周囲の自然に溶け込むように工夫されており、随所にこだわりが散りばめられています。ビジターセンター側の1階にはバーとショップ、2階にはウイスキーを楽しく学んでいただくウイスキーアカデミーの教室がありますが、ウイスキー造りを間近に感じていただけるように、全ての部屋からフォーサイス社製のポットスチルを眺めることができます。

ビジターセンターのオープンは、7月23日(日)。オープンの前後には、様々な企画を予定しており、7月1日(土)には、「小諸市民デー」として、地元・小諸の方々をお迎えする特別内覧会を開催します。 また来年2月には、アジア圏の蒸留所として初めてWorld Whisky Forumを開催することが決まりました。

これから始まるジャパニーズウイスキーの新しい物語。小諸蒸留所では、地元の方々とも手を携え、多くの方々に愛される蒸留所を目指して参ります。

連絡先
chigusa.tomo@karuizawadistillers.com
yukihito.ogasawara@karuizawadistillers.com

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