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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2024.07.17 Wed

ザ・バルヴェニー クラフトマンシップ プロジェクト〜匠のいるBARを訪れて「どんなフードが相手であっても調和し、主張する。このバランスが、ザ・バルヴェニー。」

藤原泰宣さん(UNBAR/千駄木)
[PR]サントリー株式会社

ちょうど今から1年ほど前「ザ・バルヴェニー クラフトマンシップ プロジェクト」と称し、日本有数の文教地区である東京都文京区を中心に本活動がスタート。確かな技術と比類なき職人魂が深い味わいを織りなすクラフトウイスキー、ザ・バルヴェニーを味わうためオリジナルの銀器を伝統工芸士:笠原宗峰氏の手により製作。この銀器を使用し実際に来店客へ、ザ・バルヴェニーを提供してきた4名のバーテンダーに、この1年の変化や気づきについて訊いてみた。

伝統工芸士、笠原宗峰氏の銀器開発ストーリーや、昨年の「ザ・バルヴェニー クラフトマンシップ プロジェクト」の詳細はこちらのリンクからご覧ください。
https://www.bar-times.com/balvenie/

クラフトマンシップを訴求する店先の看板

「ザ・バルヴェニー クラフトマンシップ プロジェクト」がスタートして1年がたちますが、その後お客様からの反響などありましたか?

「当店の場合はなんといっても表の看板の影響が大きいですね。単に目立つだけでなく、バルヴェニー がもつこだわりとかクラフトマンシップが溢れまくってる看板なので笑 バルヴェニーって何? とならないわけがない笑」
「中にはそのまま1杯、という方もいらっしゃいます。あとはどちらかというと甘いほうが好きという方にはこちらからおすすめしています。」

UNBARの店先には鏡板を模したバルヴェニーの看板が設置されている。

「一度飲んでいただければ“次もバルヴェニーで”となりやすいので、次回ご来店時にはすっかり“いつものやつ”になってますね。」

リピーター続出ですね笑 飲まれたお客様の反応はいかがでしょう?

「試していただければ、間違いないですからね。ウイスキー初心者の方でも飲みやすく、甘みを感じるので、そのまま飲み進めていただくのに最適ですし、詳しい方にも“やっぱり美味しいね”って言っていただいてます。」

今旬のフルーツは欠かさず常備。季節ごとにバルヴェニーの違った表情を楽しめる。

バルヴェニーの味わいにフルーツがそっと寄り添う

UNBARさんではお通しというかチャームといいますか、よくフルーツを出していただけますよね?

「はい。うちはフルーツカクテルを楽しんでいただくお客様も多いので、その時々の季節のフルーツは常備している状況です。フルーツは鮮度が命なので、おのずと提供する場面も多くなります。今の時期だとアメリカンチェリーやびわなんかバッチリですね。」

なるほど。新鮮なものしか扱わないからよく提供されるんですね。

「あとやはりバルヴェニーとフルーツの相性も抜群です。もともと甘みがあるのにしっかりとした味わいなので、合わないフルーツはないんじゃないかな、と思いますね。
ウイスキーによっては、クセがあって合わせるフルーツを選ぶようなものもあるかと思いますが、バルヴェニーは何と合わせても美味しい。」

まさにマリアージュですね?

「そうですね。ただ、安直に“マリアージュ”とは言いたくない。掛け算をして全く違う味わいを産むとそれはマリアージュになると思うのですが、そこがバルヴェニーだとちょっと違う。
もともと何にでも合わせやすい正統派な味わいなんですが、その反面しっかりとした個性も覗かせる。この個性を消してしまうような掛け算だともったいない。
だからバルヴェニーの場合は“マリアージュ”でなく味の“付き人”かな。同じ方向を向いてそっと寄り添うような合わせ方が、最も魅力を引き出す方法な気がします。」

なるほど。では実際に“付き人”体験させていただけますでしょうか?

今回はアメリカンチェリーが付き人。バルヴェニーはオリジナル銀器のロックグラスで提供された。

地産大麦からできる手作りの味わいだからこそ、引き立てあう

(提供されたフルーツとバルヴェニーロックを味わいながら)
いやぁ確かに合いますね。藤原さんがおっしゃっていることが少しわかった気がします。お互い干渉しすぎず、でも一緒に味わうことで一段と深くなる。

「そうなんですよね。チョコレートとかと合わせてももちろん美味しいんですけど、バルヴェニーの個性を隅々まで楽しみたいならフルーツなのかもしれません。」
「これは個人的な感想ですけど、実際にバルヴェニー蒸溜所へ訪れた時に大麦を見ましたでしょ。蒸溜所内にものすごい敷地を設け、大麦から自家農園で作るという。あの手間暇の掛け方が、バルヴェニーの美味しさの根底にある気がしていて。フルーツももちろん、全国の農家さんが自分の農場で一から育てるわけで、そういったクラフトマンシップというか、積み上げた工程や愛情の深さがどこか共鳴し合うのかな、と。」

確かに。ベースにバルヴェニーの大切な要素があって、それがお互いの味に影響をするという。

「フルーツは旬がありますから、季節ごとに違ったフルーツを合わせてバルヴェニーとの味わいを体験する楽しみもあると思います。合わせるフルーツによって、探せる味も変わってきたり、という。」

これはあえての質問ですが、もしフルーツ以外の“付き人”をあげていただくとすると、どんなものがおすすめでしょうか?

「フルーツ以外であれば例えばチーズ。ウイスキーにはよくミモレットを合わせると思いますが、バルヴェニーにはミモレットだとちょっと届かないな、と思います。合わせるならクリームチーズ系のものとか。うちはちょうど今、ラム酒とラムレーズンを大量に練り込んだクリームチーズをやってるんですけど、そんなものだとバルヴェニーの良き付き人になれそうです。」

これはまた美味しそうですねぇ。
フルーツ以外にも色々と楽しめそうなバルヴェニーですが、今後どのように活動を広げられたいですか?

「これだけ色々なフードと合わせて、それぞれに抜群のバランスで調和するバルヴェニーなんで、あえて意外性のある食材と合わせてみるのも面白いかもしれません。」

何が出てくるんでしょう?笑

「もちろん奇をてらうわけではありませんが、バルヴェニーは中身がしっかりしているので、どんな相手を持ってきてもちゃんと味でこたえてくれるという絶対的信頼があります。」
「私自身もお客様に驚きを与えながら、味で信頼を得られるよう、これからも活動していきたいですね。」

▼プロフィール
藤原泰宣(ふじわら やすのぶ)
「UNBAR」オーナーバーテンダー。20歳の時、モルトウイスキー専門店「モルトハウス白金」(現在閉店)で営業、販売を経験。いろんな形態のバーで働いてみたいと考え、新宿、渋谷、世田谷などのバーで経験を積み、洋酒全般の知識を付ける。2004年、千駄木に自身のバーを開く。テキーラマエストロ、シードルアンバサダー、唎酒師、日本酒品質鑑定士。

▼店舗情報
UNBAR
東京都文京区千駄木2-34-5 ダイヤハイツ1F
Tel:03-5814-8733

昨年の「ザ・バルヴェニー クラフトマンシップ プロジェクト」の詳細はこちらのバナーからご覧ください。

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