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NEW2024.08.4 Sun

体験してほしい超絶美味な『プレミアムバーボン』伝統を共有し、136年続くハウススタイルを守りぬく『フォアローゼズ』マスターディスティラー ブレント・エリオット氏

The Premium Bourbon Experience

[PR]キリンビール株式会社

バーボンウイスキーにかける情熱が、自分を成長させてくれた

 ケンタッキー州オーエンズボロ出身のブレント・エリオット氏は、元々、内向的な性格だったといいます。そうした性格と科学への興味が、自然と、エリオット氏を化学の分野に導きました。

 しかし、2005年にフォアローゼズ蒸溜所でキャリアをスタートし、バーボンウイスキーについて学び、蒸溜所の訪問者と交流するうちに、バーボンウイスキーについて話す際は、情熱が高じて外交的になれることに気づいたのです。

 バーボン殿堂入りを果たしたマスターディスティラーのジム・ラトリッジ氏に師事し、常に人の話に耳を傾け、惜しみなく自分の経験を共有しようとする姿に感銘を受けます。そして、その姿勢は『フォアローゼズ』の製造チームに受け継がれています。新しく採用された人には、長年の経験を持つ職人たちの知見が共有されるのです。それが、素晴らしいバーボンウイスキーを生産するために必要なことなのだと、エリオット氏は考えています。


『フォアローゼズ』のマスターディスティラーを務めるブレント・エリオット氏。

10種類の原酒のブレンドで、136年続くフォアローゼズの味を継承する

 ラトリッジ氏の引退に伴い、2015年にエリオット氏はマスターディスティラー兼品質管理責任者に昇進しました。この時、「もちろん喜びと興奮はありましたが、それ以上に、『フォアローゼズ』が私に信頼を寄せてくれたことを光栄に思いました」と語ります。

 マスターディスティラーとして、エリオット氏は常に品質を重視してきました。増え続けるバーボン愛好家に、長年の『フォアローゼズ』と同じ品質のバーボンウイスキーを供給し続けることが、自分の役目だといいます。原料の変化や熟成環境の影響で、原酒のフレーバーが微妙に変わっても、10種類のレシピの配合比率を調整することで、最終製品のフレーバーを一貫したものにしているのです。

 マスターディスティラーの仕事には、日々のルーティンはありません。毎日、仕事に行く途中で、その日の目標を頭の中で準備しているといいます。計画通りにいかないことが多くても、それを楽しめるのがエリオット氏なのです。

フォアローゼズ蒸溜所の魅力は、バーボンウイスキーへの情熱を共有できる仲間

 この 5~10 年間、バーボンウイスキー業界の発展と共に、『フォアローゼズ』は驚異的な成長をしてきました。『フォアローゼズ』が成長するにつれ、ウイスキー造りに情熱を持った仲間が増えていきます。彼らと一緒に働き、興奮を分かち合うことが、フォアローゼズ蒸溜所で働くやりがいだと、エリオット氏はいいます。

 エリオット氏は、『フォアローゼズ』の成長に大きな役割を果たしてきました。彼がこれまでに成し遂げた仕事で、最もインパクトが大きいのは、『フォアローゼズ スモールバッチ セレクト』(日本未発売)のリリースです。2019年春に発売された、非冷却濾過・アルコール度数104プルーフのバーボンによって、2006年以来、初めて定番商品のラインナップが増えました。発売以来、『フォアローゼズ スモールバッチ セレクト』は、『ウイスキー アドボケイト』の2019年トップ20ウイスキーで第3位にランクされ(バーボンとしては最高評価)、2020年『ワールド・ウイスキー・アワード』のケンタッキーバーボン部門でシルバー賞も受賞しました。


『フォアローゼズ』のブランドアンバサダー兼ミクソロジストのアビー・マーティニー氏と。バーボンウイスキーに情熱を持った仲間と一緒に働けることが一番良かったことだとエリオット氏は言う。


2019年春に発売された、『フォアローゼズ スモールバッチ セレクト』(写真右/日本未発売)。2006年以来、初めて定番商品のラインナップが増えた。

マスターディスティラー・オブ・ザ・イヤーに選出!

 エリオット氏は、2020年2月、ニューヨーク市で開催された『ウイスキー マガジン』が主催する「アイコンズ オブ ウイスキー アメリカ」授賞式で、マスターディスティラー/ブレンダー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。

 「業界全体で素晴らしいプロフェッショナルたちを見てきましたが、このように認められるのは本当に光栄で、想像もできなかったことです。『フォアローゼズ』のチームは仕事にとても熱心に取り組んでいます。私たちはここ数年、『フォアローゼズ スモールバッチ セレクト』(日本未発売)を含む素晴らしいボトルを数多くリリースする幸運に恵まれ、一緒に達成できたことを誇りに思っています」と、エリオット氏は受賞の喜びを語りました。

 普段は、『フォアローゼズ』をロックかストレートで飲んでいるというエリオット氏。涼しい季節にはシングルバレル、暖かい季節にはイエローラベルやスモールバッチ…と季節や気分に合わせて選べるのが『フォアローゼズ』の魅力だと言います。積極的にバーテンダーにカクテルをつくってもらうようにしており、その度にバーテンダーの創造性と技術に感動しているそう。そうした中でも、一番のお気に入りは、奥様のつくるオールドファッションドだという愛妻家なのです。

 音楽も大好きで、師であるラトリッジ氏とは『フォアローゼズ』のクリスマスパーティーでジョニー・キャッシュの曲をカラオケでデュエットした楽しい思い出があるといいます。また、ご子息がレッド・ツェッペリンを好んで聴くようになった時は嬉しかったと、興奮気味に話します。

 創業者、ポール・ジョーンズJr.氏の愛の物語から始まった『フォアローゼズ』。136年経った今も、バーボンウイスキーへの愛・共に働く仲間への愛・家族への愛にあふれたブレント・エリオット氏によって、まろやかで華やかな味わいは、咲き続けています。


文 馬越 ありさ
慶應義塾大学を卒業後、ラグジュアリーブランドに総合職として入社。『東京カレンダーweb』にてライター・デビュー。エッセイスト&オーナーバーマンの島地勝彦氏に師事し、ウイスキーに魅了される。蒸留所の立ち上げに参画した経験と、ウイスキープロフェッショナルの資格を活かし、業界専門誌などに執筆する他、『Advanced Time Online』(小学館)に連載を持つ。日本で唯一の蒸留酒の品評会・東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)の審査員も務める。

10種類の原酒のブレンドで咲きほこる “薔薇のバーボン”『フォアローゼズ』

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