fbpx

バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2024.08.19 Mon

「NARITA ITTETSU to the BAR」 思い出のエピソードバーリィ浅草 様のエピソード

BAR TIMES 特別編集
バーリィ浅草 様からのエピソード
 神戸に住まわれていた成田さんが東京に来て、一番最初に切ったのが当店だと思います。そして、どこの店に行ったら良いか聞かれ、数十件ほど(何回もご来店され聞かれました)ご紹介し、うちの店のご常連と一緒にバー探しをされておりました。
 最初の「NARITA ITTETSU to the BAR」は成田さんから直接計800冊ほど購入いたしました。


バーリィ浅草 佐野繁雄〈東京〉 1995年頃
上京後、谷中に暮らした一徹にとって、距離的に近い浅草のバーはいわば “ネイバーフッド・バー”だった。なかでもこの酒場は一番最初に出合った店で、佐野マスターからは東京のバー業界のことなどをあれこれ教えてもらった。温和な人柄で、地元の人にも愛されたマスターだったが、97年に他界。店はいま愛弟子たちにしっかり守られている。
(「NARITA ITTETSU to the BAR」より)


バーリィ浅草
〒111-0035 東京都台東区西浅草3丁目15−11
営業時間:18:00〜01:00
定休日:月曜
電話番号:03-3847-1066

成田一徹さんとのエピソードを募集しています。

「NARITA ITTETSU to the BAR」で切り絵モデルとなったバーの皆様へ、成田一徹さんとの思い出エピソードをぜひお聞かせください。


成田一徹(なりた いってつ)
1949年神戸生まれ。サラリーマン生活のかたわら切り絵に目覚め、88年に上京。切り絵作家として独立しました。BARの空間をモチーフにしたモノクロームの切り絵をライフワークとしつつ、新聞、雑誌、書籍を中心に、街の風景や市井に暮らす人々、職人の仕事や生き様など多彩なテーマで作品を発表。エッセイストとしても、軽妙で味わい深い文書にファンも多く、各地で個展、グループ展を多数開催しました。講談社フェーマススクールズ・インストラクターも長くつとめた。2012年10月、脳出血で急逝。著書に『to the Bar 日本のBAR 74選』 (朝日新聞社)『カウンターの中から』(クリエテ関西)『東京シルエット』(創森社)『The Cigger Story-葉巻をめぐる偉人伝-』 (集英社)『成田一徹の切り絵入門』 (誠文堂新光社)『あの店に会いに行く』(中央公論社)『神戸の残り香』 『新・神戸の残り香』(神戸新聞総合出版センター)『NARITA ITTETSU to the BAR』(神戸新聞総合出版センター)など多数。


切り絵作品集「NARITA ITTETSU to the BAR」
バーの魅力をモノクロームの世界で表現した切り絵作家、故 成田一徹氏。彼の作品は、多くのファンを魅了し、圧倒的な支持を集めました。その成田氏の作品を収録した『NARITA ITTETSU to the BAR』の完全改訂版です。再版にあたり、23点の作品を新たに加え、総数271点を収録しました。

↑そのほかのエピソードはこちらから

関連記事はこちら

PAGE TOP