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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2024.08.19 Mon

「NARITA ITTETSU to the BAR」 思い出のエピソードBar Somethin’ 様のエピソード

BAR TIMES 特別編集
Bar Somethin’ 様からのエピソード
本拠地、神戸のころからのおつき合いです。東京に移り数年後「やっとバーの領収書が必要経費で落ちるようになったよ」とおっしゃった笑顔が忘れられません。フランク・シナトラ ソサエティ(ファンクラブ)のパーティーにお誘いし、「次の会合まで僕も会員になるよ」とおっしゃったまま。切り絵が2枚あるのが自慢です。


Bar Somethin’ 〈東京〉 2003年
自宅のあった谷中に近い浅草に、一徹は生涯、何軒かの“行きつけ”とも言えるバーを持った。この酒場もそうした一軒。自宅に帰る途中の遅い時間によく訪れ、大澄慎一マスターとの会話を楽しんだ。一徹は「内装の白と黒の絶妙の案配」(『to the Bar』文庫版から)を絶賛していた。モノクロームのバー空間を追求してきた自身の美学にも、相通じるものを感じていたのかもしれない。
(「NARITA ITTETSU to the BAR」より)


Bar Somethin’
〒111-0035 東京都台東区西浅草2- 19−1
営業時間:19:00〜01:00
定休日:日曜・月曜
電話番号:03-3847-1963

成田一徹さんとのエピソードを募集しています。

「NARITA ITTETSU to the BAR」で切り絵モデルとなったバーの皆様へ、成田一徹さんとの思い出エピソードをぜひお聞かせください。


成田一徹(なりた いってつ)
1949年神戸生まれ。サラリーマン生活のかたわら切り絵に目覚め、88年に上京。切り絵作家として独立しました。BARの空間をモチーフにしたモノクロームの切り絵をライフワークとしつつ、新聞、雑誌、書籍を中心に、街の風景や市井に暮らす人々、職人の仕事や生き様など多彩なテーマで作品を発表。エッセイストとしても、軽妙で味わい深い文書にファンも多く、各地で個展、グループ展を多数開催しました。講談社フェーマススクールズ・インストラクターも長くつとめた。2012年10月、脳出血で急逝。著書に『to the Bar 日本のBAR 74選』 (朝日新聞社)『カウンターの中から』(クリエテ関西)『東京シルエット』(創森社)『The Cigger Story-葉巻をめぐる偉人伝-』 (集英社)『成田一徹の切り絵入門』 (誠文堂新光社)『あの店に会いに行く』(中央公論社)『神戸の残り香』 『新・神戸の残り香』(神戸新聞総合出版センター)『NARITA ITTETSU to the BAR』(神戸新聞総合出版センター)など多数。


切り絵作品集「NARITA ITTETSU to the BAR」
バーの魅力をモノクロームの世界で表現した切り絵作家、故 成田一徹氏。彼の作品は、多くのファンを魅了し、圧倒的な支持を集めました。その成田氏の作品を収録した『NARITA ITTETSU to the BAR』の完全改訂版です。再版にあたり、23点の作品を新たに加え、総数271点を収録しました。

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