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2024.08.22 Thu

「NARITA ITTETSU to the BAR」 思い出のエピソードBAR テンダリー 様のエピソード

BAR TIMES 特別編集
BAR テンダリー 様からのエピソード
優しい眼差し、穏やかなお人柄。日経新聞の書籍「To The Bar」紹介欄で光栄にも弊店の切り絵が掲載された時の喜びと感動。「職人は“手“にあらわれる」とバーテンダーを「職人」とリスペクトしてくださっていました。
リニューアルした新しいカウンターでの切り絵を依頼しておりましたが、どんどんご多忙になられた頃で「ごめんね、もう少し待ってね」とお会いするたびに申し訳なさそうに仰って。いつかあちらでお会いできたら「宮崎さん出来たよ♪」と観せてくださるでしょう。


バー・テンダリー〈東京〉 2003年
大森駅周辺には、オーセンティックなバーが多い。その中でも老舗になるこの店は、女性がオーナーのバーの草分けではなかろうか。優しさと逞しさが融合した宮崎優子さんの腕前と品揃えは一級品だ。一徹とはバーリィ浅草で知り合ったそうで、店を持ってすぐ、絵にしてもらった。その時は、同僚の、やはり女性バーテンダーと二人、カクテルをサーブする手のアップだった。職人として認められたようで、嬉しかったと宮崎さんは語ってくれた。
(「NARITA ITTETSU to the BAR」より)


BAR テンダリー
〒143-0016 東京都大田区大森北1-33-11 大森北パークビル2階
営業時間:18:00〜24:00
定休日:火曜日・第一、第三水曜日
電話番号:03-3298-2155

成田一徹さんとのエピソードを募集しています。

「NARITA ITTETSU to the BAR」で切り絵モデルとなったバーの皆様へ、成田一徹さんとの思い出エピソードをぜひお聞かせください。


成田一徹(なりた いってつ)
1949年神戸生まれ。サラリーマン生活のかたわら切り絵に目覚め、88年に上京。切り絵作家として独立しました。BARの空間をモチーフにしたモノクロームの切り絵をライフワークとしつつ、新聞、雑誌、書籍を中心に、街の風景や市井に暮らす人々、職人の仕事や生き様など多彩なテーマで作品を発表。エッセイストとしても、軽妙で味わい深い文書にファンも多く、各地で個展、グループ展を多数開催しました。講談社フェーマススクールズ・インストラクターも長くつとめた。2012年10月、脳出血で急逝。著書に『to the Bar 日本のBAR 74選』 (朝日新聞社)『カウンターの中から』(クリエテ関西)『東京シルエット』(創森社)『The Cigger Story-葉巻をめぐる偉人伝-』 (集英社)『成田一徹の切り絵入門』 (誠文堂新光社)『あの店に会いに行く』(中央公論社)『神戸の残り香』 『新・神戸の残り香』(神戸新聞総合出版センター)『NARITA ITTETSU to the BAR』(神戸新聞総合出版センター)など多数。


切り絵作品集「NARITA ITTETSU to the BAR」
バーの魅力をモノクロームの世界で表現した切り絵作家、故 成田一徹氏。彼の作品は、多くのファンを魅了し、圧倒的な支持を集めました。その成田氏の作品を収録した『NARITA ITTETSU to the BAR』の完全改訂版です。再版にあたり、23点の作品を新たに加え、総数271点を収録しました。

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