NEW2024.11.5 Tue
バカルディ ジャパン ウイスキーアンバサダー
就任記念インタビュー歴史、伝統、製法、味わい。
至極のウイスキーにはどれも
伝えるべき魅力にあふれている
野間真吾(The Bar TopNote・広島)バカルディジャパン株式会社は、デュワーズやロイヤル・ブラックラといったウイスキーブランドの認知度向上とブランドコミュニケーションの強化を目的に、「ウイスキーアンバサダー」を募集し、全国から予想を上回る多くの応募がありました。厳正な選考を経て、お二人のバカルディ ジャパン ウイスキーアンバサダー就任が決定しました。本日はそのお一人、野間真吾さん(The Bar TopNote・広島)にお話をうかがいます。
Q:まずは、野間さんにとってウイスキーとはどのような点が魅力だと思われますか。
私が思うウイスキーの魅力は、職人達のこだわりが歴史という長い熟成の年月を経て生み出される、美しい琥珀色に芳醇な香りと深い味わいにあると思います。原料や地域が同じでも、蒸溜方法や熟成させる樽の違いで香りや味わいが変化するウイスキーは、その土地の風土や水、気候などが溶け込んだ香り、味わいを感じることができます。
また、様々なシーンに合わせた楽しみ方や飲み方があることも、多くのウイスキー愛好家を魅了し続けている一因ではないかと思います。
Q:ウイスキーアンバサダーに応募した動機を教えてください。
私は日頃より「飲み手」と「作り手」の育成と、それに伴う業界全体の発展を念頭に置いて活動しています。バーやバーテンダー、酒類という分野に対する世の中の意識の改革やイメージの向上を図り、また、自身の仕事への誇りと豊富な知識を持つプロフェッショナルな人材を育てることを重視しています。それと同時に、消費の面でも働きかけ、一つの文化として末永く継承されていくよう、次代に繋げる活動を目指しています。
その活動の一環として、ウイスキーアンバサダーになれば、国内外の多くのお客様やバーテンダーとの出会いが生まれ、私自身のキャリアアップにもつながると考えています。それが次世代の若い飲み手やバーテンダーに憧れを与え、ウイスキーアンバサダーとしての存在価値がさらに高められます。その結果として、各ウイスキーブランドの価値の向上や魅力がもっと広がり、次のアンバサダーへと継承し続けることができるのではないか。私の日頃の活動をより広い実践の場で実現に向けて尽力できると思い、今回の応募に至りました。
Q:バカルディのウイスキーブランドそれぞれの魅力と特徴をうかがいたいのですが、まずは「ロイヤル・ブラックラ」について教えてください。
1833年に、時のイギリス国王ウイリアム4世からウイスキーとして歴史上初めての英国王室御用達と「Royal」の称号を賜り、”The King’s Own Whisky”(王のためのウイスキー)とも言われているスコッチウイスキーが「ロイヤル・ブラックラ」です。
シェリー樽で仕上げた気品ある華やかな風味となめらかな口当たり、長い歴史が育んだ複雑で奥行きのある味わいで、スコッチウイスキーのビギナーから愛好家まで多くの方に愛されています。
かのシェイクスピアが紡いだ戯曲「マクベス」の舞台でもあるコーダー城の敷地内に蒸溜所があることから、物語や歴史も味わえる格別のウイスキーです。
Q:「デュワーズ」についてはいかがでしょうか。
キーモルトとなるロイヤル・ブラックラをはじめ、厳選された原酒を掛け合わせたブレンデッドスコッチウイスキーが「デュワーズ」です。二度の熟成を経る「ダブルエイジ製法」によって、どこまでもなめらかでバランスの良い味わいのウイスキーに仕上がっており、ハイボールをはじめ様々なカクテルのベースとしても使用され、普段ウイスキーを口にしない方にも楽しんでいただけることと思います。
1000を超える受賞歴やロイヤル・ブラックラ同様に王室御用達の栄誉を賜るなど、世界的トップブランドとして誰もが一度は口にしたことがある最も信頼できるブランドであり、7代目マスターブレンダーのステファニー・マクラウド女史が手掛ける現代的なブレンドは、デュワーズのさらなる魅力を衝撃と感動をもって世界中に与えることでしょう。
Q:「エンジェルズ エンヴィ」についてはいかがでしょうか。
ポートワイン樽フィニッシュという挑戦の先に、未来に繋がる新たな伝統として誕生した「ANGEL’S ENVY」(エンジェルズ エンヴィ)は、ToastとCharを組み合わせて生まれる樽由来の香りと甘いバニラ香、そしてポートワイン樽由来のフルーティーかつなめらかで奥行きのある味わいが特徴のウイスキーです。
このフォーティーファイドワイン特有のフルーティーな味わいは、赤身肉などとの相性が抜群で、少し贅沢にキャンプ、バーベキューといったシチュエーションでロックやハイボールでペアリングをしたり、ゆったりと過ごすリラックスタイムや頑張った自分へのご褒美にも最適なプレミアムバーボンです。
Q:ウイスキーアンバサーとして抱負や目標を聞かせてください。
私は日頃より「知ることと伝えること」を大切にしています。常に伝える際の視点を持ち、得た知識をいかに丁寧に伝えていくかに重きを置いており、その姿勢はブランドの魅力を深く知り、広く周知することに貢献するものと考えます。
また、現在ロイヤル・ブラックラのザ・フィニッシング・タッチ(※)にバーテンダーとして関わらせていただいており、特別な体験と感動を提供するべく、手技の向上は勿論、個々や場面に合わせた表現やコミュニケーションを重視し、お客様の興味関心を高め、満足度に繋げていけるよう自己研鑽を積んでいます。ここで得たものをアンバサダーとしても活かし、バカルディブランドの魅力を伝えていけたらと思っております。
※ロイヤル・ブラックラが提供する限定ディナーイベント。有名シェフのフルコースディナーを楽しみながら、野間さんによるテイスティングセッションのほか、ロイヤル・ブラックラを使ったスペシャルカクテルを体験できる。
野間真吾(のま しんご)
The Bar TopNote – Owner Bartender
広島で初・唯一の「The World’s 50 Best Discovery」選出
広島県広島市生まれ。地元広島のオーセンティックバーやホテルバーなどで経験を積み2013年に独立。現在、広島市内に4店舗のバーと紅茶専門店を展開する。国内外を問わずカクテルトーナメントやカクテルコンペティションにも意欲的に出場し、多くの受賞歴を持つ。クラシックツイストを得意とするバーテンディングはバランスの取れた繊細な味わいを生み出し、幅広い層に高く評価されており、ゲストバーテンダーとして国内は勿論、海外からもオファーを受けている。また、カクテルと紅茶の類似点に興味を持ったことをきっかけに、ティーアドバイザーとしても活動。両ジャンルの垣根を越えたコラボレーションイベントなども企画、開催し、反響を呼んだ。伝統を重んじながらも革新をもってバー文化、紅茶文化の発展、後進の育成に力を注いでいる。