2024.10.15 Tue
『ESPRESSO MARTINI BASE』カクテルレシピ高宮裕輔さんおすすめ!
『ESPRESSO MARTINI BASE 』の
カクテルレシピ2選
ESPRESSO MARTINI BASE
『ESPRESSO MARTINI BASE』は、リキッドタイプのコーヒーとしてとても美味しく、うちのバリスタからも好評です。カフェインレスとは思えないほどボリューム感があり、普通のエスプレッソと遜色ない味わいで、言われなければカフェインレスだと気づかないかもしれません。カフェインレスに対する「薄い」「美味しくない」という印象を良い意味で覆してくれるリキッドコーヒーです。
コーヒーは空気に触れた瞬間に酸化してしまって、どうしても独特の酸化臭が出てきてしまうんです。なので、『ESPRESSO MARTINI BASE 』の275mlという容量はちょうどいいと思います。3〜4杯で使い切れるこのくらいの容量なら、安定した美味しいエスプレッソマティーニを提供できます。エスプレッソマティーニは当店でも人気ですが、夜にカフェインを控えたいお客様もいらっしゃいます。そんな時、この『ESPRESSO MARTINI BASE』はとても便利です。
- エスプレッソマティーニ
- 〈レシピ〉
- ・エスプレッソマティーニベース:90ml
・ウオッカ:30ml
・シンプルシロップ:10ml
- 〈つくり方〉
- ①シェーカーに全ての材料を入れ、ミルククリーマーで撹拌してから氷を加えてシェークする。
②茶漉し(ダブルストレイン) で漉してグラスに注ぐ。
『ESPRESSO MARTINI BASE』は、すでにコーヒーが抽出されているため、熱湯を加えられることが大きな利点のひとつです。通常、コーヒーを抽出する際には、80〜90度のお湯を使うのが一般的で、熱湯を使うとコーヒーの余分な成分まで抽出されてしまうためです。そのため、出来上がりの温度は60〜50度になり、少しぬるいアイリッシュコーヒーになってしまうことがよくあります。しかし、寒い冬に楽しむカクテルであるアイリッシュコーヒーには、温かさが重要です。『ESPRESSO MARTINI BASE』を使うことで、熱湯を加えても美味しさを損なわず、しっかりと温かいアイリッシュコーヒーを提供することができます。
- アイリッシュコーヒー
- 〈レシピ〉
- ・エスプレッソマティーニベース:45ml
・アイリッシュウイスキー:30ml
・お湯:80ml
・シンプルシロップ:10ml
・生クリーム:60ml
・アボッツビターズ:1ドロップ
- 〈つくり方〉
- ①エスプレッソマティーニベース、お湯、シンプルシロップをカップに注ぎ、混ぜる。
②別の容器に生クリームを入れ、緩めにホイップする。
③アイリッシュコーヒーを別のカップに注ぎ、フランベする。
④グラスに③を注ぎ、①を入れ混ぜる。
⑤上から②をゆっくりと注ぎ入れて浮かべ、アボッツビターズをドロップする。
高宮裕輔(たかみや ゆうすけ)
1983年、東京生まれ。東京・四谷「ティグラート」バーテンダー、ディレクター、株式会社はくすけ 代表。
世界的なカクテルコンペティションにおいて常にファイナリストに名を連ねる実力派バーテンダー。バーのハードルを下げ、カクテル以外にもコーヒーやジェラートを楽しめる店として、2018年東京・四ッ谷に「TIGRATO(ティグラート)」を開店。昼から営業するなど、バーテンダーの働き方改革にも尽力している。コーヒーへの造詣が深く、日本におけるコーヒーカクテルの第一人者として知られている。
[店情報]
TIGRATO(ティグラート)
東京都千代田区六番町13-6
Tel: 03-5214-1122