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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2024.10.24 Thu

「フィーバーツリー プレミアム ジンジャービア」を知る
爽やかさでスパイシーでふくよか。
「フィーバーツリー プレミアム ジンジャービア」がクリエイティビティを後押ししてくれる。

佐藤由紀乃(FOLKLORE)
[PR アサヒビール株式会社]

世界中から厳選した植物由来の成分から造られるイギリス・ロンドン発のプレミアムミキサー「フィーバーツリー」。2005年の誕生以来、その品質の高さから世界80か国以上で販売され、多くのバーテンダーに愛されてきた。
現在、日本では「プレミアム トニックウォーター」「メディタレーニアントニックウォーター」「エルダーフラワートニックウォーター」「プレミアム ジンジャーエール」「プレミアム ジンジャービア」「プレミアム ソーダウォーター」の6種類のフレーバーを展開する。

國酒をテーマに、日本酒や焼酎を用い、酒ごとの個性を活かしたカクテルを提供する東京・日比谷「FOLKLORE」メインバーテンダーの佐藤由紀乃さんが、「プレミアム ジンジャービア」を用いたカクテルとモクテルを考案。その可能性を語った。


ドリンクの3/4がミキサーであるならば、
そこにも最上のこだわりを −− Fever Tree


フィーバーツリーは2005年の発売以来、プレミアムトニックウォーターだけに留まらず、様々なスピリッツの風味を引き立てるミキサーシリーズを世界に先駆けて展開してきました。
今もなお、こだわりのためには世界の果てまで赴き、より良いミキサーを追求し続けています。

3種類のジンジャーを使った
刺激的で深みのある「プレミアム ジンジャービア」

 

生姜や砂糖を混ぜて発酵させる炭酸飲料、ジンジャービア。ジンジャーエールの原型ともいわれるドリンクである。フィーバーツリーの「プレミアム ジンジャービア」(ビールではありません)は、香りと味わい、辛さにおいて存在感を放っている。 
素材には世界中から厳選した3種のジンジャーの根を用い、24時間醸造することで燃えるような味わいを実現。個性豊かな香りと、刺激的で甘すぎず深みのある辛さが特徴の炭酸飲料である。
選び抜いた3種類のジンジャーには、以下のような特徴がある。

●フレッシュグリーンジンジャー(コートジボワール) 
共同創業者のチャールズとティムを驚かせたコートジボワール原産のジンジャー。他のジンジャーとは違い、レモングラスを思わせる香りが強いのは、収穫後すぐにオイルが抽出されることが理由。チャールズはこの独特のジンジャーを栽培している現地の農家を直接訪問し、現在その農家はフィーバーツリー専用のオイルをつくっている。

●ナイジェリアジンジャー(ナイジェリア)
フィーバーツリーが使用しているナイジェリアンジンジャーは、香りが強く、生姜の風味に深みを加える。この香りは、フレッシュグリーンジンジャーの新鮮な柑橘系の香りと、コーチンジンジャーのスパイシーで温もりがある香りを完璧に引き立てる。

●コーチンジンジャー(インド・コーチ)
独特の温もりとスパイシーな刺激を兼ね備えたジンジャー。ナイジェリアンジンジャーとフレッシュグリーンジンジャーの香りを強く際立たせる。インド南西部の美しい都市・コーチ周辺の小規模な専門生産者により栽培され、同地の農家には共同創業者のチャールズとティムも訪れている。


合わせる素材や温度の調整で引き出す要素を自在に変えられ、バーテンダーのクリエイティビティを後押ししてくれる

 

「FOLKLORE」メインバーテンダーの佐藤由紀乃さん。「プレミアム ジンジャービアは、少量を加えるだけでもピュアな生姜感が生まれ、しっかり存在感を放ってくれます」 

お茶とカクテルをテーマとした「Mixology Salon」や、世界のカカオがテーマの「memento mori」、ヴィンテージウイスキーや古酒を使ったカクテルを提供する「MIXOLOGY HERITAGE」など専門性の高いバーを展開する「SPIRITS & SHARING.INC」。「フィーバーツリー プレミアム ジンジャービア」は同社各店で活躍するミキサーのひとつである。
国酒のカクテルに特化した「FOLKLORE」でも同様で、モスコミュールはじめ、ラム酒ベースの“ダーク アンド ストーミー”やテキーラベースの“エル・ディアブロ”といったロングスタイルのスタンダードカクテルのツイストに「プレミアムジンジャービア」を合わせているという。
その魅力を佐藤由紀乃さんはこう語る。

「プレミアム ジンジャービアが特筆しているのは、過度な甘味がなく、ベーススピリッツを引き立たせられるところ。生姜の香りとスパイシーさが強いのに、じんわり感じる奥深い甘味があるところ。そして、味だけでなく香りも複雑なところです。厳選された3つの産地の生姜をブレンドしているので、味わいが複雑で一辺倒になりません。爽やかさ、スパイシーさ、ふくよかさを兼ね備えていて、どの部分を引き立たせるかをバーテンダーが選ぶことができます。」

爽やかさ、スパイシーさ、ふくよかさをどう引き出すか——。佐藤さんは、相性のいい素材にこんな例を挙げる。
「紅茶を漬け込んだウォッカと合わせると、レモンを入れていないのに不思議とレモンティーのような味わいになります。バニラと生姜はとても相性がよいので、バニラの香りを持ったラム酒や焼酎と合わせると、プレミアム ジンジャービアのスパイシーさが引き立ちます。レモングラスと合わせると爽快感が格段に増しますし、多種のスパイスを加えても負けない存在感です」

さらに、佐藤さんは「プレミアム ジンジャービア」はホットカクテルでも重宝するミキサーだと語る。温めて使うのか、冷たいカクテルで使うのか。温度帯の違いによっても「プレミアム ジンジャービア」が持つ要素のどこにフォーカスするのかを選べるという。

「りんごをはじめ季節のフルーツのコンポートとライム、プレミアム ジンジャービアを合わせて温めるだけで、すごくおいしいカクテルができあがります。温めても炭酸の発泡感は飛ばずにピチピチしていて、寒い季節はとくにお客様に喜ばれています。温かくしてスパイシー感を前面に出したり、冷たくしてハーブと合わせて柑橘のニュアンスを引き出したり。どこを切り取るかを選べ、バーテンダーのクリエイティビティを発揮するために後押ししてくれるミキサーだと思います」


バニラの香りと「プレミアム ジンジャービア」の奥深い甘味にフォーカス

 

考案したカクテルは、「バーリーウッド」という温かみのあるベージュブラウン色の色コードを名前に掲げたもの。「プレミアム ジンジャービア」の奥からじんわり広がる甘味にフォーカスしたカクテルで、バニラの香りがする素材を採用する。

「プレミアム ジンジャービアがもつ複雑味を活かすことを考えました。バニラの風味を担当するのは、樽貯蔵をすることでバニリンの風味をまとった米焼酎と黒糖焼酎、そしてバニラシロップです。爽やかさを引き立てるために、米酢とレモンジュースを。米酢はシンプルに米焼酎と相性がよく、発酵のニュアンスも加わって単調な味わいになりません。ジンジャーの要素を担当するのは、ジンジャービアのみ。味わいが全然負けず、しっかり生姜の風味を感じて頂けると思います。ろくちょうしの上品なバニラ香とジンジャービアの厚みのある味わいの重なりを感じていただきたいです」

バニラ香と生姜の掛け合わせが冴える「Burlywood Fizz」。1杯に、コク、深み、まろやかさ、甘味、酸味、爽やかな刺激、ふくよかな余韻など多層的な味わいが凝縮。

Burlywood Fizz
〈レシピ〉
・本格焼酎 ろくちょうし(米焼酎/樽貯蔵):30ml
・本格焼酎 紅さんご(黒糖焼酎/樽貯蔵):15ml
・テンパス フュージット クレーム ド バナナ(バナナリキュール):10ml
・卵 白身:10ml
・米酢:7.5ml
・バニラシロップ(※1): 7.5ml
・レモンジュース:5ml
・ボブズ アボッツビターズ:2drop
・フィーバーツリー プレミアム ジンジャービア(ビールではありません):50ml

(※1)同量の割合の砂糖と水を鍋に入れ、バニラビーンズのさやを剥いて種のみを加えて5分ほど煮詰める。

〈つくり方〉
①シェイカーにジンジャービア以外の材料を入れてエスプーマーでかき混ぜた後、氷(分量外)を入れてシェイクする。
②タンブラーグラスに氷(分量外)を入れ、ストレーナーで濾しながらグラスに注ぐ。フィーバーツリー プレミアム ジンジャービアを注ぎ、軽くステアする。

「Burlywood Fizz」のメイキング動画はこちら


需要の高まるモクテル。コーヒーのフローラル感に「プレミアム ジンジャービア」のほのかな甘味と爽やかさが相乗

 

バーだけでなく、レストランやパーティーシーンなど需要が高まっているモクテル。
佐藤さんは、コーヒーのアラビカ種の中の品種、ゲイシャコーヒーから名付けたモクテルを考案。ゲイシャの大きな特徴であるフローラルな味わいをイメージした。

「甘すぎず、ドライすぎず、ちょうどいいところにあるプロダクト」と表現する「プレミアム ジンジャービア」がドリンクの可能性を広げるのはカクテルのみではない。ノンアルコールのモクテルにおいても活躍する。

「モクテルの考案はいつも苦労します(笑)。いかに”飲みやすいジュース”にならず、飲みごたえを生むか。収斂味(しゅうれんみ)や舌にざらっと残るようなテクスチャ、印象的な香りや渋味を駆使して構成します。今回はジャスミン茶のタンニン、コーヒーの苦味が複雑さの要素のポイント。ジャスミンとジンジャービアを合わせると、グリーンノートに近いフローラル感が生まれます。レモンジュースを合わせて、ジンジャービアの爽やかな持ち味を引き立たせます」

軽やかな渋味や苦味が心地いい飲み口のモクテル「ゲイシャ」。「プレミアム ジンジャービアを入れないと重たい印象ですが、加えることで味を引き締まり、爽やかさが格段に増します」

ゲイシャ
〈レシピ〉
・ジャスミン茶: 40ml
・青りんごピューレ:20ml
・レモンジュース:10ml
・シュガーシロップ:5ml 
・エスプレッソ:5ml
・フィーバーツリー プレミアム ジンジャービア(ビールではありません):40ml

〈つくり方〉
①シェイカーにジンジャービア以外の材料と氷(分量外)を入れてシェイクする。
②グラスに氷(分量外)を入れ、シェイカーにストレーナーを付け、さらに手持ちのコーン型ストレーナーで濾しながらダブルストレインでグラスに注ぐ。フィーバーツリー プレミアム ジンジャービアを注ぐ。

「ゲイシャ」のメイキング動画はこちら

佐藤 由紀乃(さとう ゆきの)
埼玉県出身。「SPIRITS & SHARING.INC」ジェネラルマネージャー。ホテルの専門学校卒業後、「シャングリ・ラ ホテル東京」に入社し、ロビーラウンジの立ち上げスタッフとなる。バーテンダーの道を志し、2011年、「SPIRITS & SHARING.INC」入社。「ボルス アラウンド ザ ワールド2014」 ジャパンファイナリスト。カクテル開発をはじめ、お茶とカクテルをコンセプトとした東京・銀座「Mixology Salon」や国酒のカクテルを提案する東京・日比谷「FOLKLORE」などさまざま店舗の立ち上げを経験し、現在は、「FOLKLORE」のメインバーテンダーを務める。海外でのゲストバーテンディングも積極的に行っている。


FOLKLORE(フォークロア)
東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI G27
TEL:03-6770-8785
茶室のにじり口を思わせる入口から店内へ。日本酒と焼酎といった国酒をテーマに日本独自のカクテルを表現する。日本各土の風土に根差した日本酒や焼酎が持つ旨味を、洋酒とブレンドしてミクソロジーカクテルとして今までにない味わいを創り上げる。「FOLKLORE」とは民間伝承の意味。酒そのものの味わい(=伝統)とカクテルとしての新しい味わい(=革新)の両方を体験できる。


インタビュー・文 沼 由美子
ライター、編集者。醸造酒、蒸留酒を共に愛しており、バー巡りがライフワーク。著書に『オンナひとり、ときどきふたり飲み』(交通新聞社)。取材・執筆に『EST! カクテルブック』『読本 本格焼酎。』、編集に『神林先生の浅草案内(未完)』(ともにプレジデント社)などがある。

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