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2025.01.5 Sun

『ジョニーウォーカー』ブランドアンバサダー 金子 亜矢人 ベンツェ氏が語る一万樽に一樽の奇跡。『ジョニーウォーカー ブルーラベル』の深淵な魅力

[PR]ディアジオ ジャパン株式会社

 世界180か国以上で発売されている、スコッチウイスキー『ジョニーウォーカー』。その最高峰に位置するのが、『ジョニーウォーカー ブルーラベル』だ。一万樽に一樽の、選び抜かれた樽だけがブレンドされているという。究極のブレンデッドウイスキーである『ジョニーウォーカー ブルーラベル』の魅力、おすすめの飲み方、今冬、発売されたばかりの限定品について、ブランドアンバサダーの金子 亜矢人 ベンツェ氏にインタビューした。

アメリカで育まれた憧れと日本で実現したブランドアンバサダーの挑戦

アメリカで生まれ、日本とハンガリーで育った金子さん。アメリカの飲食業界でキャリアを積むなかで、日本でウイスキーの仕事についたきっかけをうかがえますか。

「子供の頃は日本に住んでいて、父が『ジョニーウォーカー ブラックラベル』を水割りで飲む姿を見ながら育ちました。それが、私と『ジョニーウォーカー』の最初の出会いです。毎年、クリスマスには、ツリーの下に『ジョニーウォーカー ブラックラベル』が飾ってありました。自然と、憧れのお酒=スコッチウイスキーになりました。

大学は、アメリカに留学し、学生時代からビジネスを始めました。ボストンの郊外でステーキハウスを共同経営していた時、ビジネスマンたちが『ジョニーウォーカー ブルーラベル』で乾杯をするシーンを、度々、目にしました。アメリカでは、『ジョニーウォーカー ブルーラベル』でお祝いする文化が定着していたのです。アカデミックな彼らがネクタイをゆるめて『ジョニーウォーカー ブルーラベル』を飲む姿は素敵で、それから自分も飲むようになりました。2000年代初頭のことです。

その後、ライフステージに変化があり、日本に帰国し、お酒のブランドビジネスに携わりたいと考えました。その時に、まっ先に思い浮かんだブランドが 『ジョニーウォーカー』 でした。早速、調べてみると、 『ジョニーウォーカー』のブランドアンバサダーの求人を見つけたのです…!ただ、締切は、帰国した翌日。十分な準備期間もありませんでしたが、『ジョニーウォーカー ブルーラベル』をいかに愛しているか伝えました。そうして、ブランドアンバサダーに採用していただき、10年になります。『ジョニーウォーカー』への情熱が、常に仕事の原動力になっています。」


『ジョニーウォーカー』への愛にあふれ、運命的な出会いからブランドアンバサダーになったという金子 亜矢人 ベンツェ氏。陽気で親しみやすいキャラクターで多くの人に『ジョニーウォーカー』の素晴らしさを伝えている。

一万樽に一樽。選び抜かれたブルーラベルの基準

運命的な出会いを経て、『ジョニーウォーカー』のブランドアンバサダーに就任されたのですね。『ジョニーウォーカー ブルーラベル』が誕生したのが1992年。当時は、熟成年数の表記なしで高価格帯のブレンデッドウイスキーは革新的な商品だったと思います。誕生の背景を教えてください。

「『ジョニーウォーカー』には、レッド、ブラック、ダブルブラック、グリーン、ゴールドリザーブ、18年、ブルーと7つの定番商品がありますが、これらはディアジオが世界中のバーのお客様の声を聞いて、お客様の求めるウイスキーを具現化した結果なのです。お客様の求めるおいしさを提供したいという想いが根底にあり、そのために熟成年数に縛られずにブレンドした製品が『ジョニーウォーカー ブルーラベル』です。

では、なぜ、最上位の『ジョニーウォーカー ブルーラベル』に、熟成年数の記載がないのでしょう? 

ウイスキーを音楽に例えてみると分かりやすいかもしれません。シングルモルトはソロの演奏家、ブレンデッドウイスキーはオーケストラです。熟成年数30年のウイスキーは、低音しかないオーケストラといったイメージ。そうすると、重厚感は素晴らしいけれども、音色に奥行きのあるシンフォニーは奏でられないですよね。『ジョニーウォーカー ブルーラベル』は味わいの奥深さを追求するために、熟成年数という縛りをはずしたのです。熟成年数の若い原酒特有のフレッシュさやスパイシーさ、熟成年数の長い原酒特有の上品な甘さとゆったりとした余韻…。それぞれの良さが共鳴することで、バランスが良く、複雑で、奥深い味わいが生まれるのです。『ジョニーウォーカー ブルーラベル』1本で、スコットランドを旅している気分になれるほど、様々な表情を見せてくれますよ。」

「スコットランドを旅している気分になれる」と聞くと、ブレンドされている蒸留所を知りたくなります。

「熟成年数と同じく、レシピも明かしていないのです。なぜなら、同じフレーバーを造るのに、レシピは1通りではないからです。例えば、A蒸留所の樽がなくなったら、B,C,D蒸留所の樽をブレンドしてA蒸留所のフレーバーを造る、それがブレンド技術です。まさにアートですね。29カ所の蒸留所、計1,100万樽を保有しているディアジオだからこそ、可能なのです。『ジョニーウォーカー』のマスターブレンダー、エマ・ウォーカー率いるブレンダーチームと、各蒸留所のブレンダーが連携しながら、『ジョニーウォーカー ブルーラベル』にふさわしい、一万樽に一樽を選び抜いています。」

一万樽に一樽の、選ばれる基準というのはあるのでしょうか。

「樽それぞれに熟成の頂点というのがあります。15年で熟成の頂点に達する樽、30年で熟成の頂点に達する樽…一概に熟成年数が長ければ良いわけではなく、熟成しすぎて樽のフレーバーが出すぎてしまい、蒸留所の個性が薄れることもあります。熟成年数に縛られず、熟成の頂点に達した樽を選びぬくと、結果的に、一万樽に一樽という奇跡の確率になるのです。そうして選ばれた極めて希少な原酒だけを用いて、200年近くに渡り守り続けてきた門外不出のブレンディング技術でブレンドした究極のブレンデッドウイスキーが『ジョニーウォーカー ブルーラベル』なのです。」


「世界中のバーのお客様の声を聞いて、お客様の求めるウイスキーを具現化したものが『ジョニーウォーカー』なのです」と金子氏。

6つのキーフレーバーを解き明かす“パーフェクトサーブ”の魅力

貴重な樽がブレンドされている『ジョニーウォーカー ブルーラベル』の、おすすめの飲み方はありますか。

「スコットランドで考案された“パーフェクトサーブ”という飲み方がお勧めです。用意していただくのは、ストレートの『ジョニーウォーカー ブルーラベル』と、よく冷えたチェイサーだけ。

まず、『ジョニーウォーカー ブルーラベル』をノージング。口を開いてノージングすると、鼻腔の奥に、フレッシュな甘い香りが広がっていきます。

その後、チェイサーを口に含み、10秒待ってから飲みこみます。口内の温度を下げることで、味覚がリセットされるのです。

いよいよ、『ジョニーウォーカー ブルーラベル』をひとくち。少し口内に留めてから飲むと、舌の上で蜂蜜やチョコレートがトロっと溶けるような感触を味わえると思います。香りは、柑橘や青リンゴのようなフレッシュなフルーティーさから、ドライフルーツのような上品な甘さに、モルトの香ばしさ、ジンジャーのスパイシー感、ウッディさ、そしてスモーキーな余韻へと続きます。

『ジョニーウォーカー ブルーラベル』に隠れている6つのキーフレーバー、フレッシュ、フルーツ、モルト、スパイス、ウッド、ピートを順番に紐解きやすくする飲み方が、“パーフェクトサーブ”なのです!まさに、スコットランドを旅している気分になれる飲み方だと思います。ぜひ、試してみてください。」

たしかに、ロックで飲むのと比べて、ダイレクトに様々なフレーバーが語りかけてくる感じがします。『ジョニーウォーカー ブルーラベル』のとろっとしたテクスチャーも、より一層、愉しめますね。

「私も、10年間アンバサダーをやっていますが、毎回、新しい景色に出会えるので、全く飽きないのです。日本のバーテンダーの皆さんもぜひ取り入れていただくと、お客様との会話が広がったり、お客様同士で盛り上がるのではないでしょうか。」


『ジョニーウォーカー ブルーラベル』の飲み方として“パーフェクトサーブ”を実演する金子さん。「ボトルキープをされている方には、1杯目は“パーフェクトサーブ”で、2杯目は水割りで…というご提案も面白いのではないでしょうか」とも。


グレンケアンの『ジョニーウォーカー ブルーラベル』専用のクリスタルグラス。テイスティンググラスで構えず、『ジョニーウォーカー ブルーラベル』を飲む贅沢な時間を愉しんで欲しいので、あえてロックグラスでストレートで飲む提案をしている。

限定品が目白押し!『ジョニーウォーカー』の新作ラインアップ

楽しみにしているコレクターも多い、毎年の干支をあしらった限定品のシリーズや、昨年、限定発売して話題をさらった『ジョニーウォーカー ブルーラベル ウマミ』が1Lボトルで登場、2024年11月19日には『ジョニーウォーカー ブルーラベル アイスシャレー』が限定発売…と年末にかけて、限定品のリリースが目白押しですね。それぞれの特徴についてうかがえますか。

「毎年の干支をあしらった限定品シリーズは、今年で11年目(日本での展開は9年目)になるので、もう少しで一巡しますね。中身は『ジョニーウォーカー ブルーラベル』と同じです。

世界的に有名な小林圭シェフとのコラボレーションで生まれた『ジョニーウォーカー ブルーラベル ウマミ』は、うま味を表現するのがコンセプト。水割りにすると、上品な甘さの奥から、うま味のような繊細な味わいが感じられます。食中酒としても良いと思います。小林シェフ考案のペアリングは、キャビアです。キャビアをひとくち食べて、塩味が広がったところに『ジョニーウォーカー ブルーラベル ウマミ』を飲むと、潮気とウイスキーの繊細な味わいが際立ち、コントラストを楽しむことができます。

『ジョニーウォーカー ブルーラベル アイスシャレー』は、冬のアルプスやスコットランドがコンセプトで、『ジョニーウォーカー ブルーラベル ウマミ』から続く『ジョニーウォーカー ブルーラベル』ラグジュアリーコラボレーションの第二弾です。ラグジュアリースキーウェアブランド『パーフェクトモーメント』とコラボレーションしたパッケージに入った、フォトジェニックな製品で、反響も大きいです。スキーをしている時に感じる樹の香りをイメージしたフレーバーで、ディアジオが保有する蒸留所の中でも、寒いところにあるクライヌリッシュ、緯度の高いところにある旧ブローラ、標高の高いところにあるダルウィニーを、マスターブレンダーのエマ・ウォーカーがブレンドしました。スキー後のひとときApres-Skiを彩る製品です。

ヨーロッパ、北米、アジアでイベントを行い、アジアの会場には北海道のニセコが選ばれました。パークハイアットニセコHANAZONOに『ジョニーウォーカー ブルーラベル アイスシャレー ポップアップ ストア&バー』が1月31日までオープンしています。『ジョニーウォーカー ブルーラベル』を飲む贅沢な時間を、より愉しんで頂ける空間になっています。ぜひ多くの方に体験していただけると嬉しいです。」


『ジョニーウォーカー ブルーラベル アイスシャレー』は、ウイスキーがダウンコートを着ているような、革新的なパッケージだ。

『ジョニーウォーカー』のアイコン、ストライディングマンのように、歩み続け、進化する『ジョニーウォーカー ブルーラベル』から、目が離せない。

ジョニーウォーカー ブルーラベル

神秘性、希少性、高貴さを意味する「青」を冠したジョニーウォーカーの最高峰にして、200 年以上にわたり継承されてきたブレンディング技術の粋を集めた、究極のブレンデッドウイスキー。スコットランドの隅々から厳選された原酒の中でも、一万樽に一樽の割合でしか存在しない、極めて希少性の高い熟成の頂点に達した原酒だけがブルーラベルになることを許されます。

この上なく芳醇で、スモーキー。蜂蜜とフルーツが滑らかに層をなし、徐々にウッディーな香りへと姿を変えてゆく。そして力強く心地よい余韻がゆったりと長く続きます。

■オフィシャルホームページ
https://www.johnniewalker.com/ja-jp/
■Instagram
https://www.instagram.com/johnniewalkerjapan/

金子 亜矢人 ベンツェ(カネコ・アヤト・ベンツェ)
1980年アメリカ サンフランシスコ生まれ。幼少期は日本とハンガリーで過ごし、その後渡米。大学卒業後は米国のレストラン2店舗の総支配人として勤務、ウイスキーの道へと進み2014年よりMHDに入社。業界での豊富な経験を活かし、現在はジョニーウォーカー ブランドアンバサダーとして全国各地でイベントやセミナーを実施。
毎年スコットランドを訪れ世界で最も多くの蒸留所を保有するディアジオ社の蒸留所を巡りジョニーウォーカーのブレンドの世界を学び、ブランドの魅力を多くの人々に伝え続けている。


文 馬越 ありさ
慶應義塾大学を卒業後、ラグジュアリーブランドに総合職として入社。『東京カレンダーweb』にてライター・デビュー。エッセイスト&オーナーバーマンの島地勝彦氏に師事し、ウイスキーに魅了される。蒸留所の立ち上げに参画した経験と、ウイスキープロフェッショナルの資格を活かし、業界専門誌などに執筆する他、『Advanced Time Online』(小学館)に連載を持つ。日本で唯一の蒸留酒の品評会・東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)の審査員も務める。

究極のドリンクスタイル「パーフェクトサーブ」が楽しめる『ジョニーウォーカー ブルーラベル エクスペリエンスプロモーション』の詳細はこちら

DRINKiQ

『ディアジオ ジャパンは2030年に向けて、持続可能な世界を実現する取り組みとして、サステナビリティの推進の他にポジティブ・ドリンキングの啓発を計画しています。その一環として、適正飲酒のサポートや、お酒の知識を学ぶことができるWebサイトDRINKiQ」を公開中。
https://www.drinkiq.com/ja-jp/

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