
NEW2025.04.17 Thu
新たな魅力を発見するプレミアムテキーラの世界テキーラ界のレジェンドが描いた理想。手仕事が生み出す、格別な“まろやかさ”『ドン・フリオ』
[PR]ディアジオ ジャパン株式会社『ドン・フリオ』は、テキーラ界のレジェンド、 フリオ・ゴンザレス・エストラーダ氏が“最高品質のテキーラ”を追い求め完成させた、メキシコ生まれのプレミアムテキーラです。格別な「まろやかさ」を生み出すために、ブルーアガベの栽培から、樽での熟成にいたるまで、全工程に職人による手仕事が加えられています。2002年に発売された『ドン・フリオ 1942』は、テキーラに対する認識を覆すほど味わい豊かで、世界のセレブリティから支持されました。『ドン・フリオ』は、プレミアムテキーラとして世界で愛されています。
テキーラに人生を捧げた男──『ドン・フリオ』の原点
『ドン・フリオ』の始まりは1942年、17歳のフリオ・ゴンザレス氏が生涯をテキーラ造りに捧げたところから始まります。若くして父親を亡くしたフリオ・ゴンザレス氏には財産はほとんどありませんでしたが、家族への愛と、自分のテキーラを造るという夢を追い求める信念がありました。地元の有力実業家を説得し、融資を受け、1942年、ハリスコ州に自らの蒸留所、ラ・プリマヴェーラの建設を開始します。それから数十年、フリオ・ゴンザレス氏は最高品質のテキーラを完成させるため、たゆまぬ努力を重ねました。
フリオ・ゴンザレス氏は毎日、畑を歩き、最高品質のブルーアガベの栽培に注力しました。より、まろやかな風味を得るために、十分な間隔を空けて苗を植え、株が持つ潜在能力を引き出す工夫をしました。収穫の時期になれば、最適な成熟度のブルーアガベだけをひと株ずつ丁寧に手作業で摘み取りました。フリオ・ゴンザレス氏は、ブルーアガベを作物としてではなく、自分の子供のように考え、収穫から蒸留までこだわり続けました。
『ドン・フリオ』ブランド誕生と世界的評価の確立
1987年に、『ドン・フリオ』ブランドを初めて発売。樽で8カ月寝かせた『ドン・フリオ レポサド』のなめらかな口当たりと複雑な風味は人々を魅了します。1995年にはアメリカに輸出され、プレミアムテキーラブームのきっかけとなりました。
1992年には、テキーラを造り始めてから50周年を記念して『ドン・フリオ アネホ』を発売。
2002年には、60周年を記念し、『ドン・フリオ 1942』を発売します。テキーラに対する認識を覆すほど味わい豊かで希少なお酒は、世界のセレブリティから支持され、シャンパンと並ぶ“セレブレーションドリンク”として、『ドン・フリオ 1942』が選ばれるようになっていったのです。『ドン・フリオ 1942』はボトルの形状も細長くエレガントなのが印象的。2023年のオスカーパーティーでもサーブされ、会場に華を添えました。
1942年に17歳の若さで、メキシコ・ハリスコ州ロスアルトス地方にラ・プリマヴェーラ蒸留所を造ったフリオ・ゴンザレス・エストラーダ氏。
ラ・プリマヴェーラ蒸留所には歴史を感じさせる様々なポートレートが壁一面に飾られている。
海抜5,200フィートの高原で育つ、特別なブルーアガベ
ラ・プリマヴェーラ蒸留所は、海抜5,200フィートのハリスコ州の高原にあります。ハリスコ州ロスアルトスは、陽当たりが良く、夜は涼しく、ミネラル豊富な土壌で、ブルーアガベの甘みと風味を最大限に発揮させる環境です。ヒマドールたちは毎日、早起きしてアガベ畑を歩き、ブルーアガベの周囲に生える草を丁寧に刈り取って、その成長を守ります。ヒマドールは、ブルーアガベの樹齢と健康状態を専門的に評価しながら、一つひとつ丹念に収穫し、手作業で葉をそぎ落としてピニャを摘み取ります。ブルーアガベは成熟するまでに5~7年かかります。そうして大切に育てられたピニャ1つからは、100%ブルーアガベテキーラが約3~5リットル(アルコール度数 55%)しか造られないのです。
手間と時間が生む、まろやかさの秘密
ピニャは細かく切り分けられ、伝統的なオルノという窯で48時間、ゆっくりと蒸し上げられます。ローラーミルで搾汁されたアガベジュースは、フリオ・ゴンザレス氏が開発した独⾃の酵⺟により、26時間かけて発酵。一部に銅を用いたステンレス製の単式蒸留器で2回、蒸留を行います。熟成に用いるのは、バーボンの熟成に使われていたオーク樽が中心です。
全ての製造過程は職人により入念にチェックが行われています。そうして、『ドン・フリオ』特有の、苦みのないまろやかな味わいが生まれるのです。
伝統的なオルノという窯でじっくり時間をかけ蒸し上げていく。
一部分に銅が使われたステンレス製の単式蒸留器。
積み上げられた熟成樽。主にバーボンのオーク樽で熟成を行っている。
テキーラ特有の苦み辛みを取り除き、なめらかなテクスチャーに仕上げるのが『ドン・フリオ』のハウススタイルです。大切な人とのひとときには、ストレートでフルートグラスに注いで。また、シンプルなソーダ割りから、パロマ、トミーズマルガリータなどのカクテルベースとしても活躍。食中酒としても愉しめます。
『ドン・フリオ 1942』
熟成期間は2〜2年半。テキーラ業界のレジェンド、フリオ・ゴンザレス氏のテキーラ生産開始60周年を記念してつくられたアネホテキーラです。ブルーアガベは70時間かけて丁寧に加熱。バーボンの熟成に使われていたオーク樽で2~2年半熟成することにより、バニラやキャラメルの優しい香りと、かすかに感じられるチョコレート、ナッツ、そしてわずかなコーヒーの香ばしさを実現。ブルーアガベの栽培から『ドン・フリオ 1942』が完成するまで実に8年の時間を要しています。フルートグラスに注ぎ、ストレートのまま、贅沢な香りと上品で優しい甘みを存分に愉しむのがおすすめです。
【テイスティングノート】
色:透明感を持つ黄金
香り:濃厚なキャラメルとチョコレート
味わい:温かみのあるオーク、バニラ、ローストしたアガベ
余韻:長く残るオークと濃厚なバニラ
【商品スペック】
・アルコール度数/38% ・容量/750ml
【受賞歴】
2023 最高金賞 – 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
『ドン・フリオ アネホ』
熟成期間1年半。⼝当たりがやわらかく、まろやかなコクがあります。シトラスの芳香があるすっきりとした辛さの中に、蜂蜜の甘さ。⾵味・なめらかさを感じてもらうために、ストレートで愉しむことを推奨しています。
【テイスティングノート】
色:濃い金色、透明感を持つ琥珀色
香り:ライム、グレープフルーツ、マンダリンの柑橘系の香りとキャラメルの豊かな風味がブレンドされたフレッシュな味わい
味わい:フルボディで複雑、煮込んだアガベ、野生の蜂蜜、オークの香りがするバタースコッチの味わい
余韻:野生の蜂蜜のエッセンスを加えた、明るく軽いスパイスの効いたフィニッシュ
【商品スペック】
・アルコール度数/38% ・容量/750ml
【受賞歴】
・2023 金賞 – 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
・2024 ドリンクス・インターナショナル ベストセリングテキーラ1位(10年連続)
『ドン・フリオ レポサド』
熟成期間8ヶ⽉。ロスアルトス地方のテキーラの中でも、特になめらかな口当たりで、わずかな酒樽の⾹りが⼼地よい。ドライフルーツやナッツ、スパイスの風味。パロマ、トミーズマルガリータでのカクテルが世界中で愛されています。シンプルなソーダ割りでも。『ドン・フリオ』ブランドとして初めて発売された製品です。
【テイスティングノート】
色:薄い藁色、透き通った金色
香り:まろやかなレモンの柑橘系の香りとスパイスの層、そして熟した核果の香りが混ざり合った魅力的な香り
味わい:ダークチョコレート、バニラ、軽いシナモンの驚くほど柔らかく上品な香り
余韻:ドライフルーツ、ナッツ、キャラメルアップルの風味が加わった、シルキーで温かみのある仕上がり
【商品スペック】
・アルコール度数/38% ・容量/750ml
【受賞歴】
・2023 金賞 – 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
・2024 ドリンクス・インターナショナル ベストセリングテキーラ1位(10年連続)
『ドン・フリオ ブランコ』
熟成2か⽉未満。上質なブルーアガベ本来の味わいを愉しめる商品。フレッシュなシトラス⾹の爽やかな味わい。ソーダ割、パロマ、トミーズマルガリータとの相性が抜群です。
【テイスティングノート】
色:透き通った銀色
香り:レモン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘系の香りがブレンドされた、さわやかなアガベの香り
味わい:軽くて甘いアガベ風味
余韻:ブラックペッパーのアフターテイスト
【商品スペック】
・アルコール度数/38% ・容量/750ml
【受賞歴】
・2023 金賞 – 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
・2024 ドリンクス・インターナショナル ベストセリングテキーラ1位(10年連続)
『ドン・フリオ ウルティマ リセルヴァ』
熟成期間は3年の贅沢なエクストラアネホテキーラ。2006年にフリオ・ゴンザレス氏が最後に植えたブルーアガベから造られた『ドン・フリオ ウルティマ リセルヴァ』は、ソレラ熟成システムを用い、バーボンの熟成に使われていたオーク樽で寝かされ、マデイラワインに使用された樽で仕上げられています。ドン・フリオテキーラが持つまろやかさとウイスキーを想起させる樽の複雑さ、どちらも叶えたプレミアムテキーラです。
2022年からアメリカやメキシコを含めた4か国でのみ販売されていましたが、アジア諸国からのニーズが高まった背景などをきっかけに、2024年、日本でのローンチが実現。複雑で上品な味わいを存分に愉しむには、ストレートまたはロックがおすすめです。
【テイスティングノート】
色:光沢のある美しい黄金色
香り:トーストしたオークとキャラメルのノート
味わい:絶妙なバランスが取れたアプリコットとオレンジのニュアンス
余韻:アガベが蜂蜜に漬けられたような滑らかな味わい
【商品スペック】
・アルコール度数/40% ・容量/750ml
【受賞歴】
・2024 ドリンクス・インターナショナル ベストセリングテキーラ1位(10年連続)
文 馬越 ありさ
慶應義塾大学を卒業後、ラグジュアリーブランドに総合職として入社。『東京カレンダーWEB』にてライター・デビュー。エッセイスト&オーナーバーマンの島地勝彦氏に師事し、ウイスキーに魅了され、蒸留所の立ち上げに参画。ウイスキープロフェッショナルを保有し、酒類コンペティションの審査員も務める。公社)日本観光振興協会 日本酒蔵ツーリズム推進協議会 会員。
我孫子 優さんがつくるプレミアムテキーラ『ドン・フリオ』のマルガリータ