2015.11.20 Fri
西暦2115年にオリジナルフィルムをリリース コニャックの王「ルイ13世」が ‘100 YEARS: THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE’プロジェクトを発表
RÉMY COINTREAU JAPAN 株式会社2015年11月19日、アメリカ・ロサンジェルスにて、世界で最もラグジュアリーなスピリッツとしても名高い、コニャックの王「ルイ13世が、ジョン・マルコヴィッチ主演のオリジナル映画を発表しました。100年後の地球をイメージした映画 ’100 YEARS’は、100年後の2115年に公開されます。
監督ロバート・ロドリゲス、‘100 YEARS: THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE(見ることのない映画)’は、「ルイ13世」1本のデキャンタが完成するために必要な、100年にもおよぶ類まれなるクラフツマンシップや時間との闘いにインスパイアされた作品です。100年後の2115年11月18日の正式公開まで、フィルムは100年後の公開当日に自動的に開錠される最先端の金庫内で厳重に保管されます。エクスクルーシヴな招待状を受け取る世界各国の1,000名のゲストは、2115年11月18日、フランス・コニャック地方にある、メゾンLOUIS XIIIにて上映される’100 YEARS’プレミアに参加するために、彼らの子孫に金属製の招待状を譲り渡すこととなります。
‘THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE’ ―見ることのない映画
なぜコニャックの「ルイ13世」が100年後に公開される映画を制作したか?という問いに、「ルイ13世」のグローバル エグゼクティブ ディレクターのルドヴィック・ドゥ・プレスィスはこう答えます。「ルイ13世とはまさに究極の時間の証であり、過去・現在・未来のダイナミックな関係性を主体的なアートとして作り上げたいという思いがありました。4世代にわたるセラーマスターはルイ13世のボトルに自身の人生と情熱を注ぎますが、完成する傑作を自ら味わうことはありません。我々はこの芸術的な試みに才能溢れる俳優とクリエイティヴィティに富む映画会社が共鳴し、我々のプロジェクトに加わることに興奮しています」
フランスをこよなく愛し、示唆に富む作品作りでは右に出る者がいないジョン・マルコヴィッチ氏は、’100 YEARS’のため脚本を書き下ろしました。衣装デザイナーにニナ・プロクター氏を迎え、マルコヴィッチ氏のパートナーとしてシュヤ・チャンがキャスティングされて、革新的なセットデザインと大掛かりなCGI効果により、未知の未来への旅が生まれました。
ジョン・マルコヴィッチ氏は、「最初からこのアイデアをとても気に入っています。ある意味、自分が手がける全ての映画が100年後にしか公開されなければ良いな、とも思います。そうする事でどれだけの影響があるのかは分かりませんが」と語っています。
「ルイ13世」のデキャンタが完成するまでに驚くべきクラフツマンシップの継承が必要であること、そしてセラーマスターらが自身の作品を一度も味わうことがないという事実は、映画’100 YEARS’のクリエイティブディレクションにも通じます。それは「100年後の未来がどのようになっているのか」という興味深いコンセプトを探求する、ということです。
歴代のセラーマスターがその生涯で一度も味わうことがない「ルイ13世」の創作に人生を捧げるように、’100 YEARS’のキャストやクルーも、本編の最終カットを一度も見ることはないのです。
2115: An Unknown Future ―2115年、未知の未来
この革新的な映画の本編は、2115年まで公開されませんが、3本の予告編が作られ、100年後の地球はどうなっているかという仮想の情景が描かれています。全ての予告編は同じセリフと俳優で始まりますが、全て異なる未来を描写しています。
1本目は100年後、自然に支配された地球。2115年、地球は化学兵器による戦争によって荒廃し、自然に支配される環境になったと想定して描かれます。2本目は、地球の超都市化とテクノロジーが進化を遂げ、地球外探査も進むほどテクノロジーにより支配された暗黒の世界。そして、3本目は、人型ロボット(ヒューマノイド)に支配され、それから逃げ回る人間を描写しています。見る側にとってはどの未来が100年後の現実に最も近いかを考えさせられる映画となっています。予告編に加え、メイキング映像と本編からのコンテンツを垣間見ることのできる映像をご用意しました。
’100 YEARS’のフィルムは、1825年創業の著名なフランスのセキュリティ会社、Fichet-Baucheとパートナーシップを組み、厳重に保管されます(Fichet-Baucheは、セキュリティ製品やサービスにおいて世界的にもリーダーであるGunnebo Groupが運営しています)。カスタムメイドの金庫は目を見張るデザインで、防弾ガラスを使用しており、100年の時間を記録し、カウントダウンできる最新式のタイマーが付いています。この金庫はカウントダウンが終わる100年後の2115年11月18日まで開く事はありません。世界初のラグジュアリーな金庫は、暗証番号または鍵で開くことはなく、また100年後電力が無い状況下でも、その時を迎えたときに自動的に開きます。つまり、2115年以前にフィルムに触れることは不可能といえます。
2015年11月18日(水)、アメリカ・ロサンジェルスのSheats Goldstein Mansionにて’100 YEARS’予告編の限定プレビューが催されました。イベントの最中、「ルイ13世」関係者とジョン・マルコヴィッチ氏は’100 YEARS’のフィルムリールを厳かにカスタムメイドの金庫の中に収め、タイマーをオフィシャルプレミアが行われる2115年11月18日にセットしました。この’100 YEARS’のフィルムリールが収められた金庫は、12月11日、最高のセキュリティーの下に香港から始まる世界的なキャラバンツアーを経て、最終目的地のフランス・コニャック地方、Maison Louis XIIIに届けられます。100年の時を経て、ついに金庫が開く2115年11月18日、未来の「ルイ13世」のセラーマスターや2015年のプレビューの招待状を持つ各国のゲストの子孫を含む方々が、フランス・コニャック地方のドメーヌ・デュ・グロレで実施される’100 YEARS’本編のプレミア上映に招待されます。
‘100 YEARS: THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE’プロジェクトは本日始まったばかりですが、http://www.louisxiii-cognac.com/にて予告編やティーザーを視聴いただけます。また、以下のルイ13世オフィシャルソーシャルメディアアカウントにても随時情報を発信しております。各SNSアカウントにて、全世界の視聴者からハッシュタグをつけたコメントをご覧いただけます。
Instagram: @LOUISXIIICOGNAC_USA (https://instagram.com/louisxiiicognac_usa/)
Facebook: LOUISXIII (https://www.facebook.com/LOUISXIII)
Twitter: @CognacLouisXIII #notcomingsoon (https://twitter.com/cognaclouisxiii)
クレジット
監督: Robert Rodriguez ロバート・ロドリゲス
助監督: Brian Bettwy ブライアン・ベトウェー
撮影監督: Claudio Miranda クラウディオ・ミランダ
主演: John Malkovich ジョン・マルコヴィッチ
ヒロイン: Shuya Chang シュヤ・チャン
悪役: Marko Zaror マルコ・サロール
制作
プロデュ―サー: Karim Naceur カリム・ナスール
制作会社: Moonwalk Films ムーンウォーク フィルムズ
エグゼクティブプロデューサー: Gaspard Chevance ギャスパー・シェヴァンス
編集:Robert Rodriguez & Rémy Rodriguez ロバート・ロドリゲス、レミー・ロドリゲス
美術部門
プロダクトデザイナー: Steve Joyner スティーブ・ジョナー
コスチュームデザイナー: Nina Proctor ニナ・プロクター
メイクアップアーティスト: Trefor Proud トレフォール・プラウド
VFX
VFX会社: Mikros Image マイクロイメージ社
音声
サウンドプロダクション: Kouz Production Kouzプロダクション
サウンドスーバーバイザー: Leo Copet レオ・コペ
「ルイ13世」について
1874年に誕生したコニャックの王「ルイ13世」。完成までに4世代にわたるセラーマスターらのクラフツマンシップと、100年以上もの時間が必要です。美しい風景と石灰質の土壌に恵まれたフランス・コニャック地方の特級畑、グランド・シャンパーニュ地区で収穫された最高の葡萄のみを使用し、40年から100年の熟成期間を経て、1,200種類ものオー・ド・ヴィーがブレンドされて創られるコニャックの最高傑作。類稀れなるブレンディング、長期熟成がもたらす蜂蜜、プラム、樹皮、パッションフルーツなどの味わい。「ルイ13世」は、究極の時間そのものを表現しているコニャックです。容量700ml 、 度数40%、希望小売価格250, 000円(税別)。