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2015.12.15 Tue
世界のウイスキー16種類を飲み比べ豪華なゲストスピーカーが出演
「究極のウイスキーナイト」
が開催されました
ニフティ株式会社 <東京カルチャーカルチャー>ジャパニーズウイスキーのトップブランドであるサントリーとニッカ。この2つを飲み比べるという贅沢なイベントが12月14日、ニフティが運営するイベントハウス「東京カルチャーカルチャー」で開催されました。試飲できるウイスキーは全部で16種類。ニッカウヰスキーのチーフブレンダー佐久間正氏と、サントリースピリッツの名誉チーフブレンダー輿水精一氏という豪華なゲストスピーカーを迎え、酔っぱライター江口まゆみさんが、2人のチーフブレンダーに鋭い質問を繰り出しました。
イベントの冒頭で世界的に評価を受けるジャパニーズウイスキーについて次のように語る輿水氏。「日本のウイスキーは日本の市場で、日本のお客様を相手につくり、成長してきました。日本ではウイスキーを水割りにしたり、食中酒として楽しむ文化があります。それはスコットランドにはない独特の文化なんです。私たち作り手は、もっとおいしいウイスキーをつくるために守るところは守りながら新しいことにチャレンジする。日本のモノづくりのハートですね。それが世界の評価につながっているのだと思います」。また、ブレンダーの条件は?と聞かれると「ブレンダーとして他の人よりも飛び抜けた動物的嗅覚は必要ないですね。だたウイスキーが好きであるということが大切です。また、新しいアイデアを生むのは過去の自分の経験でしかない。だから多くの経験をすることだと思います」と輿水氏。
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サントリースピリッツ
名誉チーフブレンダー 輿水 精一氏
酔っぱライター江口さんからあなたにとってウイスキーとは?の質問に佐久間氏は次のように答えました。「私にとってウイスキーとは、仕事の対象です。ちょっと寂しい言い方に聞こえてしまうかもしれませんが、仕事だからこそ全身全霊を傾けられるんです。本当においしいウイスキーをつくりたい、本当においしいウイスキーを皆さんにお届けしたい、その想いからこの仕事に全身全霊を傾けています。私自身もウイスキーが大好きですから。それに、ブレンダーとしてこれまで多くの先輩から様々な教えを受け、それを後輩に教えることは私にとってウイスキーはまるで親のような存在であり、子供のような存在でもあるともいえますね」また、普段はどんなお酒を飲んでいるのですか?という質問に対しては、「ブラックニッカシリーズですね。ブラックニッカ クリアやブラックニッカ リッチブレンド、ブラックニッカ ディープブレンドとその日の気分に合わせて、ハイボールや水割りで楽しんでいますよ」と佐久間氏。
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ニッカウヰスキー
チーフブレンダー 佐久間 正氏