2016.02.13 Sat
最終ラウンドで世界のウイスキーと対決 ワールド・ウイスキー・
アワード2016
日本地区代表ウイスキー決定
株式会社ドリンクス・メディア・ジャパンワールド・ウイスキー・アワード(WWA)は、ウイスキーマガジンの発行元であるパラグラフ・パブリッシング社(所在地:英国ノリッチ)が2001年から2年に一度開催してきた「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が発展したもので、製造者及び所有元の明確なボトリングのみを対象としたウイスキーのコンペティションです。2007年よりWWAとして毎年実施されており、ベスト・オブ・ザ・ベストの時代より一貫して、ブラインドテイスティング(銘柄を伝えずに行うテイスティング方法)により審査を行っています。他に類を見ない、ウイスキーのみを対象としたコンペティションです。
WWAでは、3つのラウンドによる審査を経て、最終的にカテゴリーごとに世界最高峰ウイスキー「ワールドベスト」を決定します(例:ワールドベスト・シングルモルト)。
この度、日本国内審査であるラウンド1及び2が終了し、日本地区代表ウイスキーが決定しました。
- ●ベストジャパニーズ・ブレンデッドウイスキー
響21年(サントリースピリッツ株式会社)- ●ベストジャパニーズ・ブレンデッドモルトウイスキー
竹鶴ピュアモルト(ニッカウヰスキー株式会社)- ●ベストジャパニーズ・シングルモルトウイスキー
山崎18年 (サントリースピリッツ株式会社)- ●ベストジャパニーズ・シングルカスクモルトウイスキー
イチローズモルト 秩父シングルカスクNo.3867(ベンチャーウイスキー株式会社)- ●ベストジャパニーズ・グレーンウイスキー
富士御殿場蒸溜所 シングルグレーン 25年 スモールバッチ (キリンビール株式会社)
ラウンド1は、カテゴリー内で熟成年数によって細分化されたサブカテゴリーごとに勝者を選出します。ラウンド2は、サブカテゴリー勝者同士を競わせることにより、各カテゴリーにおいて日本を代表するウイスキーを決定します。日本地区の全受賞銘柄は、別紙をご参照ください。今回はエントリー総数33銘柄。最終のラウンドに進めるのはカテゴリーごとに1銘柄のため、審査はとても厳しいものとなりました。その激戦を制して上述の5銘柄が世界審査へ進出しました。ジャパニーズウイスキーの健闘は目覚ましく、WWA開催以来9年連続でジャパニーズウイスキーがワールドベストに輝いています。本年も良い結果が期待されますが、最終結果は3月17日(木・現地時間)、に発表されます。現地からの速報が入り次第ご報告申し上げます。
≪参考URL ウイスキーマガジン・ジャパン http://whiskymag.jp/wwa_jp16/≫