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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2019.05.17 Fri

特集企画 カクテル・ルネッサンス第一回 「モヒート」

取材協力 バカルディ ジャパン株式会社

禁酒法時代にまで遡るアメリカのカクテル黄金期。その時代に生まれ、長く忘れ去られていたカクテルに、現代の素材と技術で新しい息吹を吹き込む「カクテル・ルネッサンス」はいまや世界的なムーブメントです。BAR TIMES では[The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019]でベスト50に選ばれたクラシックカクテルの中から、毎回一つのカクテルに注目。ベーシックなレシピやつくり方だけでなく、BAR TIMES が今もっともおすすめしたい進化したクラシックカクテルをご紹介いたします。第一回目は[モヒート]。モヒートと言えば、爽やかなバカルディモヒートが人気ですが、禁酒法時代から飲まれるようになった代表的なクラシックカクテルの一つです。今回は現代に至るモヒートの歴史をご紹介いたします。


Drinks International
The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019

モヒートの歴史


モヒートはバカルディ スペリオールと共に世界へ広がった代表的なクラシックカクテル。ミントを使ったドラケ(Doraque)と呼ばれていたドリンクが、バカルディを使用したモヒート(Mojito)という名称で禁酒法時代の1920~30年代に広がり、時を経た2000年代には全世界で人気のカクテルになりました。

現存している最古の記録で、モヒートのレシピがカクテルブックに記載されているのは1930年。「モヒート・クリオーリョ」という名称で掲載されている。そこで掲載されているラムはバカルディ(BACARDÍ)。
*Source: Chicote, Pedro: La Ley Mojada, Sucesores de Rivadeneyra,S.A., Madrid, 1930 ©Pedro Chicote 1930

1931年発売の‘Cuban Cookery’というカクテル本には、Cuban Mojoという名称で記載されている。Mojitoを表す表現として、Mojoや Mojecitoという言い方も当時は使われていた。



BACARDÍ MOJITO / バカルディ モヒート


1890年代にキューバで生まれた、ミントとライムが爽やかなカクテル。バカルディラムの誕生とともに親しまれ、そのリフレッシングな味わいが世界中で人気を博しています。


・バカルディ スペリオール / 45ml
・スペアミント / 12枚程度
・ライム / 1/4個
・砂糖(シロップ) / 2 tsp
・炭酸水 / 少量

バカルディモヒートのつくり方
①グラスにスペアミント、ライム、砂糖、バカルディラムを入れ、ペストルで潰す。②クラッシュアイスを入れ、全体が混ざり合うようにステア。③最後に少量の炭酸水を加えて軽くステア。

つくり方のおすすめポイント
◎甘すぎないように甘味と酸味のバランスに気をつける。
◎清涼感が大事なのでミントは多めに。
◎ペストルでのマドリングは力を入れ過ぎず上から押すように10回程度。
◎ミント、ライム、砂糖、バカルディラムを入れてからマドリングすると、酒がこぼれないように丁寧なマドリングを行うことになり、効率よく全体を混ぜられる。




AGED-RUM MOJITO / エイジドラム モヒート


8年長期熟成ラム、バカルディ エイトが醸し出す樽香とドライフルーツのようなリッチなフレーバーが感じられる贅沢なモヒート。ゆったりとした時間を満喫したい時に最適です。


・バカルディ エイト / 45ml
・スペアミント / 12枚程度
・ライム / 1/4個
・砂糖(シロップ) / 2 tsp
・炭酸水 / 少量


“FLOATED” MOJITO / フロート モヒート


バカルディ モヒートの上にバカルディ エイトをフロートさせることで、よりリッチなアロマと2段階の味わいが1杯で楽しめる、モヒート通に好評の飲み方です。


・バカルディ スペリオール / 30ml
・スペアミント / 12枚程度
・ライム / 1/4個
・砂糖(シロップ) / 2 tsp
・炭酸水 / 少量
・バカルディ エイト / 15ml




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