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2019.11.7 Thu

サントリー カクテルコンペティション 歴代受賞者がつくるオリジナルカクテル六歌仙容彩

小林 貴史 氏考案【カクテル アワード 2010】

10月3日(木)グランドプリンスホテル新高輪で開催された「2019 サントリー ザ・カクテルアワード」のファイナルの会場に、歴代受賞者のうち16人が集結し、オリジナルカクテルを振舞いました。トップバーテンダーである歴代受賞者が自由な発想で創作したオリジナルカクテルを詳しくご紹介します。



六歌仙容彩
(ロッカセンスガタノイロドリ)

[RECIPE]
・ジャパニーズクラフトジンROKU(六)/30ml
・ジャパニーズクラフトリキュール 奏 Kanade<白桃> /10ml
・サントリー わつなぎ 生姜/10ml
・ジャパニーズクラフトリキュール 奏 Kanade<抹茶> /2ml
・愛知県澤田酒造産酒粕と煎茶のリキッド/10ml

[METHOD]
①シェークして、湯呑みに注ぐ。
②氷を浮かべる。

[コンセプト]
カクテル名の由来は、歌舞伎の演目名から来ております。本年は元号も変わり新しい時代の幕開けとなりました。この六歌仙も万葉集の時代を経て、文学作品の新時代を切り開いたと言えます。このカクテルはパーフェクトレディをツイストしています。六歌仙容彩の演目は、小野小町をめぐる物語と舞踊なのですが、六ジンや奏、和の素材をふんだんに使い、新しい時代の大和撫子(ジャパニーズパーフェクトレディ)をイメージしました。

[味わいの特徴]
平安貴族が香を焚きながら、優雅に歌遊びをしているイメージです。全体的に和の香りがどこかに漂う作りとなっています。六ジンの優しくのびやかなジュニパーの香りも、感じ方一つで和を思わせます。奏 白桃は現代的な女性の溌剌とした様を、また自家製のリキッドに酒粕と煎茶を使用していますが、六ジンのボタニカル、桜葉の植物香が酒粕の麹や乳酸香とマッチングし、煎茶はカクテルの輪郭を整えます。リキッドを使用することにより深みと日本らしい和の香りをプラスしています。



ジャパニーズクラフトジンROKU(六)をベースとした小林氏考案のオリジナルカクテル「六歌仙容彩」。

カクテル考案者/小林 貴史(こばやし たかふみ)
BAR MON/愛知県
カクテル アワード 2010



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