銀座トップバーテンダーのカクテルが甦る! BARオーパ 「大槻健二のカクテルブック」

2012年7月、47歳でこの世を去ったBARオーパ(東京/銀座、門前仲町)のオーナーバーテンダー・大槻健二氏。一般社団法人日本バーテンダー協会（NBA）主催のカクテルコンペティションで日本一のタイトルを獲得した後も、同大会で自身の店のスタッフからチャンピオンを３名輩出するなど、バーテンダーとしても、指導者としても誰もが認めるトップバーテンダーでした。

その大槻氏が長年抱いていた “自身のカクテルブックをつくりたい”という夢を、「大槻健二のカクテルブック」と題した一冊の本にまとめられ、この度出版されました。

本書は、大槻氏が病床で書き綴った原稿を、出来る限り原文に則した内容で編集され、大きく、「自分史」「大槻流スタンダードカクテル」「オリジナルカクテル」の3つカテゴリーで構成されています。中でも88種のカクテルは、BARオーパの現スタッフと、オーパ卒業のバーテンダーが協力し、原文を基に忠実に再現しています。また、カクテル写真とともに、作り方を大槻氏の手描きイラストで丁寧に解説している点も特徴です。