2020.10.1 Thu
第一弾はキャパドニック蒸留所とロングモーン蒸留所から
“稀少性と個性”を愉しむ秘蔵コレクション『シークレット スペイサイド』
コレクションが日本上陸!
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社モルトウイスキーの聖地、スコットランド・スペイサイド地方の“稀少性と個性”を愉しむ秘蔵コレクション『シークレット スペイサイド』コレクションが日本上陸!第一弾は、キャパドニック蒸留所とロングモーン蒸留所より長期熟成シングルモルトウイスキーの数々を9月28日(月)から発売
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長:ノジェム・フアド)では、ペルノ・リカール・グループが保有するスコットランド・スペイサイド地方のウイスキー蒸留所の中から、18年以上の熟成年数を誇るシングルモルトウイスキーを精選した『シークレット スペイサイド』コレクションを日本国内市場で展開いたします。第一弾は、「キャパドニック」の6アイテム、「ロングモーン」の3アイテムが登場し、9月28日(月)から発売いたします。(※一部アイテムは10月下旬以降の発売。)
スコットランドの北部に位置し豊かな自然に恵まれたスペイサイド地方は、スコットランドのモルトウイスキー蒸留所の半数以上が位置する、数々の良質なウイスキーが生み出される“モルトウイスキーの聖地”です。 『シークレット スペイサイド』コレクションは、数ある蒸留所の中でも個性の際立つ、キャパドニック蒸留所、ロングモーン蒸留所、グレンキース蒸留所、ブレイズ・オブ・グレンリベット蒸留所の4つの蒸留所で構成されます。各蒸留所からの稀少な長期熟成シングルモルトウイスキーを、日本のウイスキー愛飲家の皆様へお届けします。(※グレンキース蒸留所とブレイズ・オブ・グレンリベット蒸留所のアイテムは国内発売時期は未定です。)
第一弾で登場する「キャパドニック」は、現存しない幻の蒸留所です。1898年に開業し、 クラフトマンシップにこだわった少量生産で、ノンピーティッド・ウイスキーとピーティッド・ウイスキー、2種のラインナップを造り続けましたが、2011年に蒸留所の建物は取り壊され、良質なシングルモルトウイスキーだけが残されました。『シークレット スペイサイド』コレクションでは、21年・25年・30年のノンピーティッド・ウイスキーと、18年・21年・25年のピーティッド・ウイスキーの全6アイテムを展開します。
同じく第一弾でラインナップされる「ロングモーン」は、時代を切り拓いた蒸留所です。1894年の創業以来、品質の高い卓越したウイスキーを真摯に造り続け、世界中の蒸留家やブレンダーなどから世界屈指の品質と評され、敬愛され続けています。本コレクションでは18年・ 23年・ 25年の3アイテムを展開します。
ぜひこの機会に、スペイサイド地方が世界に誇る、シングルモルトウイスキーの秘蔵コレクションの味わいをお愉しみください。
『シークレット スペイサイド』 キュレーター、アラン・ウィンチェスター (シーバス・ブラザーズ社※)のコメント
美しい自然に囲まれ、何世紀にも及ぶウイスキーの豊かな歴史と伝統に彩られた聖地「スペイサイド」。この特別な場所はスコットランドの真の宝であり、世界中のウイスキー愛飲家の憧れの地となっています。
このたび、『シークレット スペイサイド』 コレクションをお届けできることは、我々シーバス・ブラザーズ社にとって情熱の結晶とも言えるものです。厳選した極めて稀少なシングルモルトウイスキーは、今まであまり知られていなかったスペイサイドの蒸留所で生まれたものばかりで、味わいと共に、個性的なストーリーをお愉しみいただくことができます。
この世界に誇るウイスキーラインナップで、スペイサイドの歴史と伝統に裏打ちされた特有のフレーバーと、その深みや広がりをご堪能いただくことは、シングルモルトウイスキー愛飲家の皆様を 「稀少性と個性」を愉しむ新たな境地へと誘うことでしょう。
※シーバス・ブラザーズ社はスコッチウイスキーの「シーバス・リーガル」や「ザ・グレンリベット」「アベラワー」などを世界に展開。日本ではペルノ・リカール・ジャパン株式会社が輸入販売を行っています。
〈キャパドニック〉
今はなき蒸留所からのリリースで、非常に貴重なシングルモルトウイスキー
現存しない幻の蒸留所、キャパドニック。 1898年にスペイ川のほとりに開業されましたが、2011年に建物は取り壊され、シングルモルトウイスキーだけが残りました。キャパドニック(Caperdonich)はゲール語で「秘密の泉 The Secret Well」を意味します。かつて、秘密裏に愛を誓いあう恋人たちが密会をしていた場所とされ、言い伝えによると17世紀のある夜、時の権力者であったロシズ公爵がなんと愛する娘の恋人を殺めてしまった場所としても知られ、それが由来となり、 ブランドの紋章には「短剣」が描かれています。キャパドニックはとても小さな蒸留所として知られており、全盛期であってもピーティッド・ウイスキーと、ノンピーティッド・ウイスキーの2つのラインナップをスモールバッチで蒸留していました。周囲の蒸留所が次第に大きく拡張していった中でも、キャパドニック蒸留所はその小さな規模とウイスキー造りの信念を変えることなく、スモールバッチにてウイスキーをつくり続けました。キャパドニック蒸留所の建物はもう存在しませんが、造り手のクラフトマンシップは今もウイスキーの中に息づいています。
〈ロングモーン〉
時代を切り拓き、「スコットランドの至宝」の一つとされ、多くの蒸留家や業界人たちから長く敬愛される蒸留所
世の中が大きく変化していた産業革命時代の只中であった1894年の創業以来、ロングモーン蒸留所では職人たちが品質の高い卓越したウイスキーを造ることに真摯に取り組んで来ました。時代を先取りする考えの持ち主であった創業者、ジョン・ダフが抱いていた究極のウイスキー造りへの情熱は、最高の原材料を確実に入荷し、造りあげた貴重なウイスキーを世界中の愛飲家に届けるため、なんと、蒸留所の目の前に駅を建設し、線路を引いて汽車を走らせたほどで、その姿勢は確固たるものでした。これに由来して、ブランドのロゴには汽車が描かれています。彼はまた、ウイスキーづくりに使用する水の品質にも徹底的にこだわり、誰も見ることも近づくことも出来ない「地下にある湖」から、極めて高い純度と均一性を兼ね備えた水を引いたのです。スコットランドの至宝の一つであるロングモーンは、世界中の蒸留家、ブレンダー、愛飲家から世界屈指の品質と評され、世界の蒸留家から、「私が造るウイスキーを除けば、ロングモーンは私が最もお気に入りのウイスキーだ。」として、敬愛され続けています。