2022.01.28 Fri
モルトウイスキーの聖地、スコットランド・
スペイサイド地方の秘蔵コレクション
『シークレットスペイサイド』コレクションから「キャパドニック」6商品と
「ロングモーン」2商品が再発売
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社モルトウイスキーの聖地、スコットランド・スペイサイド地方の“稀少性と個性”を愉しむ秘蔵コレクション『シークレット スペイサイド』コレクションから、キャパドニック蒸留所の6アイテム、ロングモーン蒸留所の2アイテムを2022年2月7日(月)から再発売します。
同日より数量限定で新発売となる『シークレット スペイサイド』コレクション「グレンキース」3アイテムについてはこちらをご覧ください。
〈キャパドニック〉今はなき蒸留所からのリリースで、非常に貴重なシングルモルトウイスキー
現存しない幻の蒸留所、キャパドニック。 1898年にスペイ川のほとりに開業されましたが、2011年に建物は取り壊され、シングルモルトウイスキーだけが残りました。キャパドニック(Caperdonich)はゲール語で「秘密の泉 The Secret Well」を意味します。かつて、秘密裏に愛を誓いあう恋人たちが密会をしていた場所とされ、言い伝えによると17世紀のある夜、時の権力者であったロシズ公爵がなんと愛する娘の恋人を殺めてしまった場所としても知られ、それが由来となり、 ブランドの紋章には「短剣」が描かれています。キャパドニックはとても小さな蒸留所として知られており、全盛期であってもピーティッド・ウイスキーと、ノンピーティッド・ウイスキーの2つのラインナップをスモールバッチで蒸留していました。周囲の蒸留所が次第に大きく拡張していった中でも、キャパドニック蒸留所はその小さな規模とウイスキー造りの信念を変えることなく、スモールバッチにてウイスキーをつくり続けました。キャパドニック蒸留所の建物はもう存在しませんが、造り手のクラフトマンシップは今もウイスキーの中に息づいています。
「キャパドニック」展開アイテム
■ キャパドニック 21年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:32,000円(税別) ◎度数:48度 / 700ml ◎熟成樽:アメリカンオークバレル ファーストフィル
[テイスティングノート]オレンジの果皮、洋梨のコンポート、リッチなバニラを想わせるフルーティーで甘い味わいに、長く続くスムースな余韻にはフローラルなハーブが感じられる。
■キャパドニック 25年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:61,000円(税別) ◎度数:48度/ 700ml ◎熟成樽:アメリカンオークバレル ファーストフィル
[テイスティングノート]ジューシーなブラックカラントや甘い洋梨、クリーミーなミルクチョコレートを想わせるフレーバーが織り成す複雑味のあるリッチな味わいに、ほのかにシナモンの香りが漂う、豊かで長い余韻へと続く。
■キャパドニック 30年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:125,000円(税別) ◎カスクストレングス(※) / 700ml ◎熟成樽:アメリカンオークバレル ファーストフィル
[テイスティングノート]フレッシュパイナップルとフルーツの優しいフレーバーにハチミツの甘さが重なり、温かみのあるスパイス香と、驚くほど長くスムースな余韻が調和する、失われた蒸留所の最高傑作。
「キャパドニック・ピーティッド」展開アイテム
■キャパドニック・ピーティッド 18年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:16,500円(税別)◎度数:48度 / 700ml◎熟成樽:アメリカンオークバレル
[テイスティングノート]スモーキーな焚火香と、クラシカルに甘くフルーティーなスぺイサイドスタイルが一体化した、力強さを持つシングルモルト。初めに感じられるピート香の後に、リンゴやブラウンシュガー、そしてジンジャーやオレンジの穏やかな味わいが幾重にも重なる。
■キャパドニック・ピーティッド 21年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:36,500円(税別) ◎度数:48度 / 700ml ◎熟成樽:アメリカンオークバレル
[テイスティングノート]ほのかなピート香と焚火香、そして温かみのあるスギとマンダリンオレンジの香りが複雑に重なり合う重層的な味わい。ほのかにリコリスとハーブティーの味わいが感じられる、長く薫香のあるフィニッシュ。
■キャパドニック・ピーティッド 25年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:70,000円(税別) ◎カスクストレングス(※) / 700ml ◎熟成樽:ホグスヘッド
[テイスティングノート]
五感を魅了するスモーキーでフルーティーな味わい。ピートの豊かな香りは青リンゴと甘い梨を想わせる旋律と見事に調和し、焚火香とほのかに感じられる塩の風味を漂わせながら、 長くスムースな余韻へと続く。
〈ロングモーン〉時代を切り拓き、「スコットランドの至宝」の一つとされ、多くの蒸留家や業界人たちから長く敬愛される蒸留所
世の中が大きく変化していた産業革命時代の只中であった1894年の創業以来、ロングモーン蒸留所では職人たちが品質の高い卓越したウイスキーを造ることに真摯に取り組んで来ました。時代を先取りする考えの持ち主であった創業者、ジョン・ダフが抱いていた究極のウイスキー造りへの情熱は、最高の原材料を確実に入荷し、造りあげた貴重なウイスキーを世界中の愛飲家に届けるため、なんと、蒸留所の目の前に駅を建設し、線路を引いて汽車を走らせたほどで、その姿勢は確固たるものでした。これに由来して、ブランドのロゴには汽車が描かれています。彼はまた、ウイスキーづくりに使用する水の品質にも徹底的にこだわり、誰も見ることも近づくことも出来ない「地下にある湖」から、極めて高い純度と均一性を兼ね備えた水を引いたのです。スコットランドの至宝の一つであるロングモーンは、世界中の蒸留家、ブレンダー、愛飲家から世界屈指の品質と評され、世界の蒸留家から、「私が造るウイスキーを除けば、ロングモーンは私が最もお気に入りのウイスキーだ。」として、敬愛され続けています。
「ロングモーン」展開アイテム
■ ロングモーン 18年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:13,000円(税別) ◎度数:48度 / 700ml ◎熟成樽:アメリカンオークバレル&ホグスヘッド
[テイスティングノート]マンゴーとクリーミーなトフィーの驚くほど滑らかな香りと、熟した洋梨のジューシーな風味とオーク香が重なり合い、驚くほど甘く長い余韻へと続く。
■ ロングモーン 23年
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:33,000円(税別) ◎度数:48度 / 700ml ◎熟成樽:アメリカンオークバレル&ホグスヘッド
[テイスティングノート]クリーミーなミルクチョコレートとフルーティーな洋梨のフレーバーが驚くほどの甘さを感じさせる中、レモンクリームやジンジャーの香りがほのかに漂い、スパイス香のある心地よいフィニッシュへと続く。
■ ロングモーン 25年
※「ロングモーン 25年」は2020年10月下旬以降の発売となります。
◎価格:オープン価格 / 参考小売価格:53,000円(税別) ◎カスクストレングス(※) / 700ml ◎熟成樽:アメリカンオークバレル&ホグスヘッド&バット
[テイスティングノート]驚くほど甘さのある味わいにはシナモンが香り、赤いリンゴ、マンダリンオレンジ、そして豊かなサルタナの香りが漂い、滑らかに長く続く余韻 にはドライなキャラクターが感じられる。
(※)キャパドニック 30年、キャパドニック・ピーティッド 25年、ロングモーン 25年は、カスクストレングスにつきアルコール度数がバッチナンバーによって異なります。