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2021.02.24 Wed

第3回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション佐藤大介さん(ホテルメトロポリタン)
「Authority~情熱の架け橋~」が優勝

日本酒造組合中央会

2021年2月20日(土)、國酒である本格焼酎&泡盛カクテル日本一を決定する「第3回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」が開催された。優勝に輝いたのは、佐藤大介さん(ホテルメトロポリタン/東京)。


「第3回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」は、新型コロナウイルスの影響を考慮しオンラインにて開催される画期的なカクテルコンペティションです。最終選考会には、事前審査や知識レベル判定を通過した上位5名がリモートにて参加。本格焼酎・泡盛をベースにしたオリジナルカクテルのメイキング動画によるプレゼン審査及びレシピに準じて作成した作品審査が行われました。最終選考会の様子は、YouTubeでライブ配信され約1300人の方に視聴されました。

本大会の目的は、国内で活躍するバーテンダーが國酒である本格焼酎・泡盛への認識を高めること。そして訪日外国人が最初に接するホテルやバーで、本格焼酎・泡盛を広く浸透させ、知ってもらいたいという思いが込められている。最終選考会である大会当日は、予選を勝ち抜いた上位5名がリモートで参加し、カクテルのメイキング動画によるプレゼン審査や作品審査、「國酒を世界の人々に」をテーマとした1分間スピーチを披露した。オリジナルカクテル部門では、「日本の文化(食文化を含む)や自然を感じさせるカクテル」というテーマのもと、出場者の個性あふれるカクテルが登場。優勝した佐藤さんは、「蔵の師魂 The Orange」(いも焼酎)をベースとした「Authority~情熱の架け橋~」を考案した。

佐藤さんは、今年で3度目の出場。受賞を受け「年齢が上がってもやり続けることで、若手に背中を見せ育成という点においても役立てたのではないか」と話す。そんな佐藤さんが考案したオリジナルカクテル「Authority~情熱の架け橋~」には、「作り手の気持ちと國酒の魅力を伝える。我々は世界へ本格焼酎・泡盛を導く情熱の架け橋となるべきだ」という想いが込められている。


オンラインで参加する優勝の佐藤大介さん(ホテルメトロポリタン/東京)写真左「Authority~情熱の架け橋~」写真右


第3回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション優勝カクテル
Authority ~情熱の架け橋~

蔵人達の魂の雫、薩摩の伝統を後世へ, その思いから生まれた「蔵の師魂」The Orange.伝統的な製法ではなく黄金千貫を完熟させた、爽やかな柑橘香が香る驚きの味わい。作り手の気持ちと國酒の魅力を伝える我々は世界へ焼酎を導く情熱の架け橋。道を信じて進め、明けない夜は無い、また笑顔で乾杯出来る日々を。「Authority」の象徴、蔵人とバーテンダー其れはまさに職人と言う名の日本文化。

レシピ
・蔵の師魂 The Orange[芋焼酎](30ml)
・APEROL(10ml)
・ST-GERMAIN(10ml)
・Fresh Lemon Juice(5ml)
・Le Sirop de MONIN Pamplemousse Rose(10ml)
・NIKKAN MARASCHINO STYLE CHERRIES(1ea)
・Orange Peel
・lemon Peel

佐藤大介さんのカクテルメイキング動画


準優勝:池田翔さん(京王プラザホテル/東京)写真左「桜日和~美しき訪れ~」写真右


第3回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション準優勝カクテル
桜日和 〜美しき訪れ〜

桜前線が最も早く通過する沖縄では、睦月に桜が咲き誇り穏やかな陽気に包まれる。泡盛を創り出す島人の情熱は、桜と共に前線を押し上げるように日本中へと広がり、人々の心に染み渡る。そしてお正月の風物詩でもある甘酒を片手に眺める桜並木は、非日常な陽が心に差し込み、素晴らしい景色を映し出し人々を幸福へと誘う。”桜日和”は開花を待つ他の草花の象徴となり、季節の移ろいへと導いてゆく。

レシピ
・尚 SHO KAMIMURA[泡盛](30ml)
・完熟あらごし梅酒 梅まっこい(10ml)
・獺祭 甘酒(10ml)
・Toque Blanche Sakura(10ml)
・THE JAPANESE BITTERS 紫蘇(2dash)
・カブ
・林檎の皮
・Grapefruit peel

池田翔さんのカクテルメイキング動画


第三位:池上祐子さん(リーガロイヤルホテル/阪神)写真左「球磨神楽~Living Traditions(伝統の継承)~」写真右


第3回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション3位カクテル
球磨神楽 〔KUMA-KAGURA〕 〜Living Traditions(伝統の継承)〜

人吉球磨地方に伝わる球磨神楽は、独自の発展を遂げながら五百年以上もの時を超え継承されてきました。その華やかで厳かな舞は五穀豊穣、無病息災を祈る神事でも私達の命を育む米、酒、塩、水、土地の産物等の神饌と共に奉納され、昔も今も人々の生活に潤いをもたらしています。時同じく長きに渡りこの地で継承されてきた球磨焼酎に、神饌から連想した材料を合わせ、災害復興と世界の人々に平穏な日常が戻る事を祈り創作しました。

レシピ
・芳華 礼世奈 球磨焼酎[米](45ml)
・Kawaii SHIROI LA FRANCE(25ml)
・花梅酒~elder flower~(10ml)
・通潤甘酒(20m)
・京の水塩(1spray)
・ガーニッシュ:種ぬき まるごとおいしいカリカリ梅(1個)
・ガーニッシュ:大根(2枚)

池上祐子さんのカクテルメイキング動画


配信の様子は公式サイトにて公開されています。ファイナリストたちが創作した「おうちカクテル」もご紹介。どれも手軽に楽しめるレシピになっているのでぜひご家庭でもプロ考案の味をお楽しみください。

「第3回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」公式HP
https://www.honkakushochu-awamori.jp/cocktail2021/
主催:日本酒造組合中央会 https://www.japansake.or.jp/
協力:ホテルバーメンズ協会 https://www.hotel-barmen-hba.or.jp/
後援:国税庁・観光庁・独立行政法人酒類総合研究所

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