T&T TOYAMA株式会社世界初 日本のクラフト蒸留所5か所の
原酒をブレンドしたウイスキー
「THE LAST PIECE」発売

T&T TOYAMA株式会社から、この度世界初となる日本のクラフト蒸留所5か所のモルト原酒をブレンドしたウイスキー『THE LAST PIECE ジャパニーズエディションBatch No.1』、『THE LAST PIECE ワールドエディションBatch No.1』が4月19日（火）より本数限定で販売されます。

日本国内において、複数の蒸留所の原酒を用いたリリースは、最多が3か所までとなっています。
T&T TOYAMA株式会社は、世界初のジャパニーズウイスキーボトラーズ事業※1を2021年から開始しており、その一環として各地のクラフト蒸留所と連携し、日本の四季折々の気候が育む個性豊かなウイスキー原酒を用いたブレンデッドモルトウイスキーを計画しておりました。

『THE LAST PIECE』は、各蒸留所の個性をパズルのピースに例え、最後の1ピースでパズルが1枚の絵画となる瞬間、本ウイスキーのブレンドにおいてこれまでにない全く新しい魅力をもったウイスキーが誕生することをイメージしております。
ブレンドは、T&T TOYAMAの稲垣貴彦、下野孔明とウイスキーブロガーのくりりん氏の三者※２で行い、ラベルのデザインには、各蒸留所の原酒の魅力や個性が組み合わさり、調和することを表現するため、日本の組子がモチーフに採用されました。

世界的なウイスキーブームの中で、日本国内にも多くのクラフト蒸留所が創業し、その数はなお増加しております。
本商品の誕生が、愛好家に新たなウイスキーの魅力を伝えるのみならず、蒸留所間の連携によるジャパニーズウイスキーの新しい可能性に繋がることを期待しております。

※１：ジャパニーズウイスキーボトラーズ事業
スコッチウイスキーの世界でのボトラーズ事業には、大きく分けて2種類の商品が存在しており一つは各蒸留所が生産して販売するオフィシャル商品。もう一つは独立系瓶詰業者（ボトラー）が販売するボトラーズ商品があります。
日本では、本場のスコットランドに倣い本格的なウイスキーが盛んに造られるようになりましたが、本格的なボトラーは存在しておらず、ボトラーズから商品を発売することにより、同じ蒸留所のウイスキーであっても、熟成年数や樽、熟成環境の違いなどからウイスキーの多様性が生まれ、愛好家の楽しみの幅が広がることにつながり、また、蒸留所の知名度の向上とブランディングに貢献することができます。

※２：本リリースにおけるブレンダー三者について
本リリースを実施するにあたり、日本のウイスキーに造形が深く、原酒の選定及びブレンド経験豊富な三者によるブレンドを実施。
・T&T TOYAMA共同設立者 稲垣貴彦
三郎丸蒸留所 ブレンダー＆マネージャー。2021年に日本で初めてクラフト蒸留所同士の原酒交換による製品化を実現。
手がけたブレンドはムーングロウやシングルモルト三郎丸など多数。世界的なコンペティションの最終審査員としても選出されるなど多くの実績をもつ。

・T&T TOYAMA共同設立者 下野孔明
『シングルモルト通販モルトヤマ』店主。北陸ではじめてウイスキープロフェッショナルの資格を取得。コアなシングルモルトやプライベートボトルを中心に販売を行っており、選定を行った樽は100樽を超える。

・ウイスキーブロガー くりりん
ウイスキーブロガーとして活動する愛好家。テイスティング能力に定評があり、メーカーのカスク選定やブレンドレシピ監修等にも関わる。特にブレンドは10作品以上の実績がある。

・江井ヶ嶋蒸留所 (江井ヶ嶋酒造株式会社、兵庫県明石市 )　・長濱蒸溜所（長浜浪漫ビール株式会社、滋賀県長浜市）　
・桜尾蒸留所（株式会社サクラオB&D、広島県廿日市市）・三郎丸蒸留所（若鶴酒造株式会社、富山県砺波市）　
・蒸溜所名非公表

●商品概要

商品名 ： 「THE LAST PIECE ジャパニーズエディション Batch No.1」
日本のクラフト蒸留所5か所の3年以上熟成された原酒を使った世界初のブレンデッドモルトジャパニーズウイスキー。
原材料 ： モルト
アルコール分 ： 50%
容量 ： 700ml
ボトリング本数 ： 300本
希望小売価格 ： 22,000円（消費税込）
販売チャネル ：オンラインショップ「私と、ALC.」抽選販売、海外

フルーティーでスモーキー。各蒸留所の個性がパズルのピースのように組み合わさり、それぞれが主張しながらも1つにまとまり、複雑で豊かな味わいを楽しめる。

香り：パイナップルや柑橘を思わせるフルーティーさ、穏やかなピートスモーク。
味：黄色い果実の甘みと麦芽風味、膨らみのある複雑な味わい。
余韻：スモーキーでほろ苦く、長い余韻。