fbpx

バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.12.18 Mon

ホイッスルピッグでつくるClassic & Originalカクテル
落ち葉の公園を歩いているかの美しさ
紅茶の渋味とマッチした秋のカクテル

ホイッスルピッグ 10年 × AUTHENTIC BAR Kreis 田原春久
[PR]MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社

ライ・ウイスキーの可能性に賭けた伝説のマスター・ディスティラー、デイヴ・ピッカレルが率いるチームによって生み出された「ホイッスルピッグ」。バーモント州ショアハムにあるのどかなファームでブレンディングと熟成の研究が行われ、2007年の設立以来、複雑で深い味わいのライ・ウイスキーをつくり出し続けている。2017年にはサンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティションで最優秀ウイスキーに輝き、国際的な注目を浴びているブランドだ。

今回、「ホイッスルピッグ」の原点ともいえる「10年 スモールバッチ・ライ」にフィーチャーし、6人のバーテンダーにその魅力を語ってもらうと共に、クラシックカクテルとオリジナルカクテルの2種を考案してもらった。そのうちの一人が、カクテルの味わい、やわらかな接客、くつろぎの空間と、この上ないおもてなしを提供する「AUTHENTIC BAR Kreis(オーセンティックバー クライス)」のオーナーバーテンダー田原春久さんだ。

  ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ 

ブランドの原点とされる「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」。クリエイティビティー、革新性、そして理想の味わいを追求する情熱が、カナダにあった古いライ・ウイスキーの原酒の発見につながった。ストレートやロックでの味わいは格別で、クラシックカクテル、オールドファッションドのベースとしても最適。権威ある全米のワイン専門誌「ワイン・エンシュージアスト」で96点という高得点を獲得するなど、ライ・ウイスキーの歴史を変えたともされる。


これまでのライ・ウイスキーにはない個性。多彩なアプローチが叶う「ホイッスルピッグ」

バックバーやカウンターに所狭しと並ぶウイスキーボトルの数々。聞けば400本は優に超える品数があるという。田原さんは無類のウイスキー好きで、これだけの種類を揃えるのも『お客様にいろいろなウイスキーの味わいを愉しんでほしい』という想いからだそう。その田原さんが毎日飲んでいるというのが「ホイッスルピッグ」。田原さんをそこまで虜にした魅力とは何なのだろうか。

「ホイッスルピッグほどしっかりした味わいのライ・ウイスキーはないと思います。一般的なライ・ウイスキーは、スムースで甘く、あまり個性の強くないものが多いですが、ホイッスルピッグはウッディでナッツ感があり、酸味もあってスパイシーな味わいがとっても個性的だと思います。ハーブやナッツ、お茶との相性も良いので他のライ・ウイスキーとは違うアプローチができますね」

ホイッスルピッグに魅了された田原さんは、普段の営業でどのようなカクテルに使用しているのか。

「ブールバルディエやマンハッタンなど、やはりハーブ系のリキュールと合わせるカクテルがおすすめですね。ホイッスルピッグのスパイシーな風味にマッチすると思います。あとは柑橘との相性も良いので、オールドファッションドもいいですよ。とにかくスコッチやバーボンに匹敵する使い勝手の良さがあります。もちろんカクテルとしても良いですが、個人的にはソーダ割りが好きですね。あまりにも美味しいので毎日いただいています(笑)」

長く続くボリューム感。ゆっくり時間をかけて愉しむ『ブールバルディエ』

田原さんには「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」をベースに、クラシックカクテルとオリジナルカクテルを考案してもらった。まずは、クラシックカクテルから。前述の通りハーブ系リキュールと抜群の相性をみせる『ブールバルディエ』だ。

「ハーブリキュールとの相性、長く続くボリューム感、ホイッスルピッグならではのスパイシーさがもっとも感じられる一杯だと思います。レシピは本来の『ブールバルディエ』と同じですが、ビルドではなくワイングラスでスワリングしながら材料を混ぜ合わせるのがポイントです。氷を入れずにスワリングするので水っぽくならずに素材を一体化させることができます」

数あるクラシックカクテルの中で、『ブールバルディエ』を選んだ理由を聞くと。

「ロックスタイルでゆっくりと飲めるカクテルだからです。ホイッスルピッグはアルコール度数が50%と高いので、時間とともに氷が溶けてもボリューム感が続き、ふくよかな味わいを長く愉しめるんです。同じレシピでも、40%程度のアルコール度数では、氷で薄くなってしまうのも早いので、飲むスピードもついついアップしてしまいます。バーで過ごす時間を愉しむためにも、ゆっくりゆっくり味わえるものがいいですね」


クラシックカクテル『ブールバルディエ』
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:20ml
・スイートベルモット:20ml
・カンパリ:20ml
〈つくり方〉
①全ての材料をワイングラスに入れスワリング。
②氷を入れたロックグラスに注いでオレンジピールを振る。

『ブールバルディエ』のカクテルメイキング動画はこちら

「ホイッスルピッグ」と相性の良いナッツと紅茶を合わせた食感を愉しむ秋のカクテル

続いてオリジナルカクテル。「オータムピッグ」と名付けられたこのオリジナルカクテルは、秋を想わせる見た目と味わいだ。

「ホイッスルピッグの魅力を残しながら、飲みやすさを追求したカクテルです。マロンクリームとメールプシロップで味わいに温かみを添え、紅茶の渋みで全体を引き締めています。ホイッスルピッグのスパイシーさは、タンニンの渋みと意外に相性がいいんです。それに、渋みはコクに繋がるので、カクテルに深みを出すことができます。強すぎず、甘すぎないのでどんな方にもおすすめですね。

仕上げにガーニッシュとして、砕いたアーモンドとピスタチオを浮かべます。食感を愉しむのと同時に、まるで落ち葉の公園を歩いているかのような秋らしさを目でも愉しむことができますよ」


オリジナルカクテル『オータムピッグ』
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:30ml
・紅茶(無糖):20ml
・マロンクリーム:10ml
・メープルシロップ:1tsp
・砕いたアーモンドとピスタチオ
〈つくり方〉
①全ての材料をシェーク。
②カクテルグラスに注いで砕いたアーモンドとピスタチオを振りかけ、メープルリーフを飾る。

『オータムピッグ』のカクテルメイキング動画はこちら


田原春久(たはら はるひさ)
愛知県豊田市出身。高校卒業後、町工場にて勤務するかたわら、モータースポーツに明け暮れ、資金不足を補うためバーのアルバイトを始める。それをきっかけにバーテンダーの職業に魅了され、町工場を退職。1992年、22歳で「芳乃BAR(現YOSHINO BAR)」に入店。約20年研鑽を積み独立。2012年12月「AUTHENTIC BAR Kreis」をオープンさせる。酒類メーカーのカクテルコンペティションや一般社団法人 日本バーテンダー協会の大会に数多く出場し、輝かしい成績をおさめる。


AUTHENTIC BAR Kreis
名古屋市営地下鉄「伏見駅」から徒歩1分。重厚な扉を開くと、アンティーク調のインテリアで統一されたシックな空間が広がっている。バックバーやカウンターには、約400本もあるというウイスキーのボトルがびっしりと置かれ、ウイスキーファンの目と舌を喜ばせている。ホワイトスピリッツやリキュールも豊富で、スタンダードからオリジナルまで様々なカクテルを愉しむことができる。店名の「Kreis(クライス)」は、ドイツ語で「円・丸」の意。人の輪、人の繋がりを大切にする田原さんの想いが込められている。

愛知県名古屋市中区栄1-4-12 第一御園山田ビル2F MAP
Tel: 052-231-3223
Instagram Facebook


   

BAR TIMES INFORMATION

関連記事はこちら

PAGE TOP