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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.12.27 Wed

ホイッスルピッグでつくるClassic & Originalカクテル
北海道限定の「ガラナ」飲料でつくる
ホットでスパイシーな独創的味覚体験

ホイッスルピッグ 10年 × Bar Calico 相蘇裕介
[PR]MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社

ライ・ウイスキーの可能性に賭けた伝説のマスター・ディスティラー、デイヴ・ピッカレルが率いるチームによって生み出された「ホイッスルピッグ」。バーモント州ショアハムにあるのどかなファームでブレンディングと熟成の研究が行われ、2007年の設立以来、複雑で深い味わいのライ・ウイスキーをつくり出し続けている。2017年にはサンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティションで最優秀ウイスキーに輝き、国際的な注目を浴びているブランドだ。

今回、「ホイッスルピッグ」の原点ともいえる「10年 スモールバッチ・ライ」にフィーチャーし、6人のバーテンダーにその魅力を語ってもらうと共に、クラシックカクテルとオリジナルカクテルの2種を考案してもらった。そのうちの一人が、昨年、札幌・すすきのの新たな顔として夜景の美しいオーセンティックバーをオープンさせた「Bar Calico(バー キャリコ)」のオーナーバーテンダー相蘇裕介さんだ。

  ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ 

ブランドの原点とされる「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」。クリエイティビティー、革新性、そして理想の味わいを追求する情熱が、カナダにあった古いライ・ウイスキーの原酒の発見につながった。ストレートやロックでの味わいは格別で、クラシックカクテル、オールドファッションドのベースとしても最適。権威ある全米のワイン専門誌「ワイン・エンシュージアスト」で96点という高得点を獲得するなど、ライ・ウイスキーの歴史を変えたともされる。


引き出しの多さが魅力。どこに焦点を当てるかでカクテルの幅が広がる

北海道札幌市の中心に位置するすすきのは、約4,000もの飲食店や娯楽施設がひしめく東京以北で最大の歓楽街。このすすきので、昨年秋にオープンした「Bar Calico(バー キャリコ)」は、肩肘張らずに落ち着ける雰囲気でいて、オーセンティックな趣が漂う大人の空間が広がっている。オーナーバーテンダーの相蘇裕介さんは、すすきのの名店「BARやまざき」でチーフバーテンダーを長年務めてきた実力の持ち主。現在の店も含め、これまでに数限りないカクテルを提供してきた。その相蘇さんに「ホイッスルピッグ」の味わいやカクテルベースとしての可能性を訊いた。

「ホイッスルピッグを初めて口にした時、50%のアルコール度数を感じさせない高級感あふれる印象を持ちました。ここまで度数が高いと、一般的にツンとくるアルコールの匂いを感じるものですが、ホイッスルピッグに関しては樽香がしっかりとして、どっしりとした重厚感を感じました。うん、これは普通のライ・ウイスキーとは全然違う、そんな驚きがありました」

「ホイッスルピッグ」が持つカクテルベースとしての可能性について訊ねると。

「爽やかなリンゴの香り、重厚なカスタードクリームやカステラのような風味、アーモンドのような余韻と、ホイッスルピッグには様々なテクスチャーがあってとても引き出しが多いんです。だから、どのテクスチャーに焦点を当てるかによってカクテルの幅をぐっと広げることができる。カクテルベースとしての可能性は限りなく高いと思います」

二つの故郷、カナダとバーモント州をイメージした女性におすすめの『マンハッタン』

相蘇さんには「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」をベースに、クラシックカクテルとオリジナルカクテルを考案してもらった。まずは、クラシックカクテルから。

「カクテルの女王と呼ばれる『マンハッタン』です。本来のレシピは、ライ・ウイスキーとスイートベルモット、ビターズから成りますが、カクテルの女王ですからやはり女性のお客様にこそ味わっていただきたい。そこで、クランベリージュースとメープルシロップを合わせ、爽やかな香りとほんのりとした甘さを加えました。また、多くの方に楽しんでいただきたいという思いから、入手しやすい素材で構成したレシピにしています」

「ホイッスルピッグ」の誕生は、古い原酒が発見されたカナダの蒸留所なくしては語れない。そこで相蘇さんはクランベリージュースとメープルシロップを使い、カナダとバーモント州をイメージした『マンハッタン』を創造した。

「カナダではカエデの樹液であるメープルウォーターでホイッスルピッグを割って飲んだり、ライ麦パンとクランベリーソースを合わせたりもするそうです。原酒が発見されたカナダで、相性が良いとされている素材をこの『マンハッタン』に落とし込んでみました」

また、通常ステアでつくる『マンハッタン』をシェークで仕上げることについては。

「ホイッスルピッグはしっかりとした香りと味わいが特徴なので、シェークしてもコシが崩れないんです。シェークで空気を含ませることで、重厚な『マンハッタン』も軽くなめらかな口当たりになるので、女性のお客様でも飲みやすくすーっと召し上がっていただけると思います」


クラシックカクテル『マンハッタン』
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:40ml
・チンザノロッソ:15ml
・クランベリージュース:5ml
・メープルシロップ:1tsp
・マラスキーノチェリー:1個
・レモンピール:1枚
〈つくり方〉
①全ての材料をシェーカーに入れ氷を入れてシェーク。
②カクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーを飾る。
③レモンピールを振る。

『マンハッタン』のカクテルメイキング動画はこちら

北海道ならではの炭酸飲料「ガラナ」を温めたホットでスパイシーな冬のカクテル

次につくってもらったのは、北海道ならではの素材を使ったオリジナルカクテル、その名も「スパイシーホットガラナカクテル」。

「北海道限定の炭酸飲料『ガラナ』を使ったホットカクテルです」

ガラナとは、南米アマゾン河流域原産の植物『ガラナ』の実を利用した炭酸飲料。1958年に日本で誕生し、全国で販売されるも日本にコーラが上陸するとその勢いに押されたちまち姿を消した。しかし、北海道でコーラが発売されたのは日本上陸から3年後。その頃にはすっかりガラナが定着しており、道民にとっては炭酸飲料=ガラナだった。今も北海道にだけ残っているのはそんな背景がある。

「コーラに比べ独特の甘味とクセになるスパイス感が特徴です。炭酸飲料ですが温めることで炭酸が抜け、ガラナの香りと甘味が強く立ち、それがホイッスルピッグの持つスパイシーさをより引き上げてくれます」

このオリジナルカクテルは、「ホイッスルピッグ」の故郷であるバーモント州と北海道をイメージしてつくったと相蘇さんは言う。

「ホイッスルピッグの蒸留所があるアメリカ・バーモント州は、冬は寒さが厳しく、北海道と気候が似ています。だからこそ、ショウガやスターアニス、クローブをガラナ飲料と一緒に温めることで、よりホットでスパイシーさが際立ち、身体を芯から温めてくれるんです。この個性的なガラナの味わいを受け止めてくれるのは、力強いホイッスルピッグだからこそですね」


オリジナルカクテル『スパイシーホットガラナカクテル』
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:15ml
・リコリスリキュール:1tsp
・ガラナ飲料:約150ml
・シナモンスティック:1本(お好みで)
【スパイス】
・レモンジュース:10ml
・ショウガスライス:2枚
・スターアニス:1個
・クローブ:3粒
・スライスレモン:1枚
〈つくり方〉
①ガラナ飲料とスパイスを鍋に入れて火をかけ約80度くらいに温める。
②温めた耐熱グラスにホイッスルピッグとリコリスリキュール、レモンジュースを入れる。
③温めたガラナを注ぎ、お好みでシナモンスティックを添える。

『スパイシーホットガラナカクテル』のカクテルメイキング動画はこちら


相蘇 裕介(あいそ・ゆうすけ)
北海道札幌市出身。高校生の時、映画『カクテル』をきっかけにバーテンダーに憧れを抱き、興味を持つ。バーの世界を探るにあたり、故・山崎達郎氏のバーテンダーとしての生きざまに強く惹かれ、山崎氏が講師をしていた専門学校に入学。その後、「BARやまざき」に入店し修業を積む。入店から23年、そのうちの18年をチーフバーテンダーとしてつとめ上げ、独立。2022年9月、現在の「Bar Calico」をオープンさせる。


Bar Calico
すすきのの中心に立つ商業ビルの13階に位置する「Bar Calico」は、グレーと木目を基調とした空間に間接照明がほんのり灯るシックでモダンな雰囲気。相蘇さんの物腰やわらかな接客で提供されるカクテルは、スタンダードから旬のフルーツを使ったカクテル、遊び心あふれたカクテルまで幅広いメニューが揃う。まさに「オーセンティックでありながらカジュアル感覚で行けるバー」のコンセプトにふさわしい。窓一面に広がるすすきのの夜景も傾けるグラスに華を添える。

北海道札幌市中央区南四条西5丁目8-1 F-45ビル 13F MAP
Tel: 050-1339-0399
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