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2016.09.16 Fri

コニャック「ルイ13世」、世界で3点のみの究極のオーダーメイド 「L’ODYSSÉE D’UN ROI」最初の1点がサザビーズ・ニューヨークで落札

レミー コアントロー ジャパン 株式会社

Rémy Cointreau Japan株式会社(レミー コアントロー ジャパン/東京都港区/代表取締役 宮﨑俊治)は、コニャック「ルイ13世」がフランスのラグジュアリーブランド「エルメス」、「ピュイフォルカ」、「サンルイ」とコラボレートしてつくり上げた「L’ODYSSÉE D’UN ROI(ロディセー・ダン・ロア/王の旅路)」が、2016年9月10日にニューヨークで行われたサザビーズオークションに出品されて、134,750米ドル(13,879,250円、1米ドル103円換算)で落札されたことを発表します。
残りの2点は、今後香港(2016年10月1日)、ロンドン(2016年11月16日)のサザビーズオークションに出品される予定です。また当オークションでの売上はすべて、歴史的な映画の保全活動を行う「ザ・フィルム・ファウンデーション(The FILM FOUNDATION)」に寄付いたします。

■遥かなる伝説の旅を体現する、究極のオーダーメイド
世界で最も名高いグランド・シャンパーニュ・コニャックであるルイ13世は、オリエント急行に始まりコンコルドジェットまで、優雅な旅の歴史の1ページに登場します。この冒険と発見の歴史に敬意を表し、また1870年代後半に初めて世に出たルイ13世の世界各地への遥かな旅を体現した、ユニークなコラボレーションを製作しました。

この記念すべき旅のために、ルイ13世は、稀有な職人技とたゆみない伝統に対する情熱を共有するフランスの3つのラグジュアリーブランド、エルメス、ピュイフォルカ、サンルイを旅の仲間に選びました。そしてセラーマスター バティスト・ロワゾーが特別にブレンドしたオー・ド・ヴィーを、この究極のセットのなかに詰め込みました。各ブランドがそれぞれ何世紀にもわたって磨き上げてきた技で、独創的な芸術品を創造したのです。

「L’ODYSSÉE D’UN ROI」は、今回開催されたニューヨークに続き、香港(2016年10月1日)、ロンドン(2016年11月16日)、世界最古のオークション会社 サザビーズのオークションに登場します。その収益は、歴史的な映画を保存、修復して次世代のために残すために、マーティン・スコセッシをはじめとする映画製作者らが設立した非営利組織 ザ・フィルム・ファウンデーションの活動資金に充てられます。

■究極の旅
50人以上の職人が1, 000時間以上を費やして、これらの作品を創り上げました。今回オークションが行われる3大陸をモチーフに、それぞれ異なったデザインが施されています。

・オーダーメイドのトランク
エルメス社が最高級の皮革を使用して、伝統の手法によって手縫いしました。
古き良き時代の豪華な旅を連想させます。

・ホワイトゴールドのピペット
ピペットはルイ13世のセレモニーやパーフェクト・サーヴに使用されるものです。
1820年パリ創業の高級銀食器ブランドの老舗、ピュイフォルカ社がアールデコの銀細工を施しています。

・クリスタルデキャンタ、サービンググラス(4脚)
王立クリスタルメーカーのサンルイ社が、口吹き成形、カット、彫刻の工程をすべて手作業で行いました。
デキャンタには、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの19世紀当時の地図がエッチングされています。

・コニャック ルイ13世
セラーマスターが世代から世代へと受け継ぐ、グランド・シャンパーニュの中でも最も古く、至宝とも言うべき
オー・ド・ヴィーのブレンド。味わうだけでなく、究極の時間とクラフツマンシップを体感できるコニャックです。

■未来へのたゆまぬ努力
「L’ODYSSÉE D’UN ROI」は、ルイ13世に受け継がれる伝統、そしてその礎である自然に対する感謝と賞賛の証です。ルイ13世に使用されるブドウは、グランド・シャンパーニュの石灰質の土壌に育つ、コニャック地方最高品質のブドウです。この土壌と自然環境を維持することは、ブランドにとって大切な課題となっています。
同時に、ルイ13世は、フランス国立森林局(French National Forest Office)と協力してフランスに115,000本の樫の木を植えることを誓約しました。この樫の木の一部は、ルイ13世のオー・ド・ヴィー(原酒)が1世紀の熟成期間を過ごす特製の大樽「ティエルソン」の製造に使用される予定であり、ルイ13世が将来に伝えられていく架け橋ともなるでしょう。

文化的遺産の保護には、映画であっても、コニャックであっても、時間と技と細心の注意が必要です。ルイ13世と同様の「継承」という哲学に基づき、貴重な映画という遺産を次世代に残すための活動を続けるザ・フィルム・ファウンデーションの支援を決定しました。

ザ・フィルム・ファウンデーションを率いるマーティン・スコセッシ(写真右)は「ザ・フィルム・ファウンデーションを支援してくださるルイ13世に感謝します」と語っています。
同団体は、映画がいつどこで製作されたものであっても、次世代に生きる人々がすべての映画を見ることがきるようにと活動を続けています。同団体の映画保存活動は、我々皆が共有する文化遺産を守るためのものです。
ルイ13世「L’ODYSSÉE D’UN ROI」のパートナーシップは、同団体の保存、教育、公開プログラムを紹介する役目も担っています。
ルイ13世 グローバル・エグゼクティブ・ディレクターである、ルドヴィック・ドゥ・プレスィ(同左)は
「L’ODYSSÉE D’UN ROIは芸術であり、才能あるものがつくり上げた作品以外の何者でもありません。まさに職人の技と時間を体現しています。ルイ13世をつくり上げる時間、技、細部まで妥協することなく行われる作業。それと同じことが、映画の保存作業にも行われているのです。そのため、我々はこのプロジェクトの収益を世代から世代へと伝えられる文化遺産である映画の保存と、修復した映画の公開のために活動しているザ・フィルム・ファウンデーションに寄付しようと決めました」と語っています。

ルイ13世について:
1874年に誕生したコニャックの王「ルイ13世」。完成には4世代にわたるセラーマスターらのクラフツマンシップと100年以上もの熟成の時間が必要です。美しい風景と石灰質の土壌に恵まれたフランス・コニャック地方の特級畑、グランド・シャンパーニュ地区で収穫された最高の葡萄のみを使用し、40年から100年の熟成期間を経て1,200種類ものオー・ド・ヴィー(原酒)がブレンドされて創られるコニャックの最高傑作です。類稀れなるブレンディング、長期熟成がもたらす蜂蜜、プラム、パッションフルーツなどの味わい。「ルイ13世」は、究極の時間そのものを表現している究極のコニャックです。

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