2017.10.20 Fri
トップバーテンダーがつくる「ROKU SIGNATURE」 Vol.1甘酒の麹の香りと甘さが包む
お茶と柚子を生かしたROKUジンサワー
THE JAPANESE CRAFT GIN ROKU × BAR JUNIPER 髙橋理四季が生んだ6種の日本のボタニカルでつくられたジャパニーズクラフトジン「ROKU」。桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子の素材を中心に、日本人の繊細な職人技で完璧なバランスを追求してつくられた特別なジンだ。
個性豊かな「ROKU」の特徴を、トップバーテンダーたちはどのように生かし、一杯のカクテルにつくりあげていくのか。7人のバーテンダーが考える「ROKU SIGNATURE」をシリーズで紹介していく。
桜葉のボタニカルがあればこそのバランス
「月並みな言葉で言うと、それぞれに特色のある日本の素材をバランス良くブレンドしたのがROKUだと思います。柚子や山椒を利かせたジンはありますが、桜を使ったクラフトジンはめずらしいです。特に桜葉は、味わってみると桜餅のようなどこか懐かしい甘さで、柚子や山椒の尖った部分を落ち着かせ、上手くまとめる役割を果たしていると感じます。桜葉を加えたからこそ6種のボタニカルがまとまり、六角形のバランスにきれいに整ったのだと思います」。
ROKUにしかないコクと良い重み
「ROKUには煎茶と玉露の素材も含まれていますが、特に玉露には甘味、旨味を感じます。旨味は蒸溜しているので実際に味はしませんが、玉露の香りが日本独特の旨味を感じさせる要素だと思います。旨味はコクや良い重みにつながっていきます。一般的にジンの重みはリコリスやアンジェリカに由来しますが、ROKUは煎茶や玉露に由来しているので他とはまったく違います。これはROKUならではの大きな特徴ではないでしょうか」。
抹茶の翡翠色が美しい“日本版ジンサワー”
「 “日本の味わいを世界に発信する” これがテーマです。ROKUのボタニカルの中でも外国人に理解されやすいお茶と柚子の味わいに焦点を当てました。ROKUに秘められたその2つの味わいをもっと分かりやくするために、レシピでは抹茶と柚子ジュースを使って味わいを具現化しています。実際、ボタニカルに入っているのは煎茶と玉露ですが、お茶としてのコクや苦味、甘味などの凝縮感を出すにはやはり抹茶がいいですね。
◎髙橋氏による「六翠」のメイキング動画を下記にてご覧いただけます。
■RECIPE■
◎ROKU/40ml
◎甘酒(ノンアルコール)/20ml
◎抹茶/1tsp
◎柚子ジュース/1tsp
◎卵白/1/2個
◎バニラビターズ(自家製)/1drop
■つくり方■
角が立つくらい卵白をよく泡立て、ROKU以外の材料を入れてハンドミキサーで混ぜる。ROKUを注ぎ再び混ぜる。シェーカーに氷を入れシェークし、ストレーナーを通してグラスに注ぐ。
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