2017.10.17 Tue
ロブマイヤーグラスを使ったオリジナルカクテルを提供!「ウィーン・プロダクツ展2017」
イベントレポート
JUAST/テキーラフェスタ運営事務局1995年ウィーン商工会議所により高品質の製品を生産する企業のトレードマークとして考案された〝ウィーン・プロダクツ〟。
厳しい品質基準をクリアし、高いレベルの製品を扱う企業または文化団体のみが厳選され「ウィーン・プロダクツ」の認定を受けています。
現在、48の認定企業が高い品質・製造基準を満たし、かつウィーンの独特な美意識を兼ね備えた製品とサービスを提供しています。
今年の「ウィーン・プロダクツ展2017」は、ハプスブルク王朝唯一の女性統治者として今なお高い人気を誇るマリア・テレジア(1717-1780)の生誕300年を祝して、10月12(木)・13日(金)の2日間オーストリア大使館大使公邸で開催され、特別企画としてウィーン・プロダクツ認定ブランドのロブマイヤーグラスとウィーン磁器工房アウガルテンのシャンパンボウルを使った、マリア・テレジアとウィーンをテーマにしたカクテルの提供ブースをJUAST(テキーラフェスタ運営事務局)がプロデュースしました。
日本を代表する4名の女性バーテンダーが、「ウィーン・プロダクツ展」のために創作したオリジナルカクテルをメイキング。
宮之原寿美礼さん(BAR ORCHARD GINZA)と小栗絵里香さん(アルジャーノンシンフォニア)は、オーストリア最古の老舗ゼクトワイナリーの「シュルンベルガー」を、渡邉由希子さん(ザ・プリンスパークタワー東京)と本田智子さん(AGAVERIA)は、オーストリア名物の混植混醸ワイン「ゲミシュター・サッツ」をベースに、テレジアカラーと言われるイエローとグリーンに彩られた美しいカクテルを提供しました。
カクテルで使用されたグラスのブランド「ロブマイヤー」は、1823年オーストリア・ウィーンにて創業し、ハプスブルク家御用達の称号をもつ、シャンデリア・グラスの老舗メーカーです。
創業時代からの伝統を受け継ぎ、1点1点ハンドメイドにて職人が手掛けており、高度な熟練技術から生み出されるガラス製品は、繊細な美術工芸を愛する世界中の人々から高く評価され、テオフィル・ハンセン、ヨーゼフ・ホフマン、アドルフ・ロースなど名高い芸術家のデザインによって創造された名作の数々は、ニューヨークの近代美術館にあるデザイン・コレクション、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館、ウィーンのMAK(応用美術館)などに展示されています。
エレガントで繊細なロブマイヤーのシャンデリアやクリムトの絵画が飾られたとても華やかな会場では、カクテルの他にも、大使館シェフによるフィンガーフードや日本未輸入のエスカルゴなども振る舞われ、アウガルテンの絵付けや、世界に25台しかない天上にクリムトの絵が描かれたベーゼンドルファの演奏会等も行われ、ウィーン工芸の素晴らしさを、食・酒文化と共に直接体感いただける機会となりました。
◆LOBMEYR(ロブマイヤー)
http://www.lobmeyr-salon.ecnet.jp/