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2018.01.15 Mon
京王プラザホテル 髙野 勝矢 氏キューバ世界大会体験談
カクテルパフォーマンス
BAR TIMES 編集部2017年11月28日、西麻布 COHIBA ATMOSPHEREにて開催されたバーテンダーを対象とした[ハバナクラブ]主催「キューバンカルチャーセミナー」をレポートします。
来年開催される国際カクテルコンペティション『ハバナクラブ カクテル グランプリ 2018』。日本では4年ぶりとなる国内の代表選考会も実施されます。ペルノ・リカール・ジャパン[ハバナクラブ]は国内選考会の開催に先駆けて、キューバンカルチャーの専門家を講師に招き、バーテンダーを対象としたセミナーを行いました。
ゲストスピーカーそれぞれの詳しい講義内容を4回に渡ってご紹介します。最終回は、京王プラザホテル 高野 勝矢 氏の「キューバ世界大会体験談と2014年優勝作品のカクテルパフォーマンス」をご紹介します。
高野 氏に自身が日本代表として参加した2014年の世界大会について語っていただきました。
「キューバの材料を活かしてシンプルでクオリティの高いカクテルをつくるというテーマがありました。一週間の滞在期間中に地元で調達した材料をカクテルに取り入れるのですが、日本とは勝手が違うので難しかったですね。キューバならではということで、シガーを添えたカクテルやコーヒー豆を使用したカクテルなどが多かったと思います。私は準決勝で、キューバの国民的スポーツである野球の帽子を添えたカクテルをプレゼンテーションしたのですが、審査員がとても気に入ってくれました。また準決勝のセカンドラウンドでは「ジャムセッション」というスピーディーで正確なカクテルメイキングを競うテストもありましたが、「事前の説明と違っていた」など急に状況がかわることもあり、技術だけでなく対応力や柔軟性も求められていたと感じます。2018年日本代表として世界大会にチャレンジされる方には急な状況変化に対応できるよう、とにかくリラックスをして臨んで欲しいと思います。」
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優勝作品 ハバナランハ(HavaNaranja)
フレッシュオレンジを果実のまま液体と一緒に味わってもらうカクテル。ナランハ(Naranja)とは、スペイン語でオレンジの意味。カクテルもネーミングもハバナクラブとオレンジを一体化。飲みながら食べる、食べながら飲むことで、ハバナクラブ7年の暖かみのある豊かな味わいと、トロピカルフルーツのマッチングを楽しむことができる。
[材料]ハバナクラブ7年、オレンジ(果実のまま使用)、パッションフルーツドリンク、シュガーシロップ、オレンジピール、ミントリーフ
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