2018.03.6 Tue
シングルモルト・スコッチウイスキー 「オクトモア 08.4 ヴァージンオーク」数量限定新発売
Rémy Cointreau Japan 株式会社スーパーへビリー・ピーテッドウイスキーとして、世界中のウイスキー愛好家に支持されているオクトモア。その世界最強のピート香とブルックラディ蒸留所の特徴である繊細さを保ったまま、いかに新樽の素晴らしさと力強さを調和させるかという挑戦。ヘッド・ディスティラー アダム・ハネットが考え出したのは、複雑な樽管理とヴァッティングの方法でした。
原酒の20%を全期間ヴァージンオーク樽(新樽)で熟成し、80%はファーストフィル・バーボン樽での熟成後、 前作「07.4」に使用したヨーロピアン・ヴァージンオーク樽で後熟。「8」の数字を鍵とする本作らしく、8年間熟成の後、ヴァッティングしています。
オクトモアは、ゲール語で「偉大なる8番手」を意味する、世界で最もヘビリーピーテッドなシングルモルトウイスキーのシリーズです。本年1月にスコットランド産大麦100%の「オクトモア08.1 スコティッシュ・バーレイ」が「8」を冠する記念すべき「08」シリーズ第1弾として登場し、第2弾としてアイラ島産大麦100%の「オクトモア08.3 アイラ・バーレイ」が3月16日に発売。この「オクトモア 08.4 ヴァージンオーク」で記念すべき「08」シリーズの完成となります。
WE BELIEVE TERROIR MATTERS. ―私たちはテロワールが重要だと信じている。
ブルックラディ蒸留所は、ヘブリディーズ諸島、アイラ島の西海岸沿いにあり、1881年に設立された当時のままの伝統的な蒸留設備と、革新的なウイスキーづくりが見事に融合した蒸留所です。
ブルックラディのウイスキーには蒸留所の信念が語られています。それは、ウイスキーは信頼性を持つべきだ、という考えです。どこで蒸留 され、どこで熟成されたのか。テロワールはそれがつくられた土地や原材料の大麦や水について語り、人の魂がスピリッツに命を与えるのだと信じています。
テロワールを重んじ、徹底して原産地を追及したブルックラディのウイスキーは、100%スコットランド産の大麦を原料に つくられています。また、アイラ島大手の中では唯一全てのウイスキーをアイラ島内で熟成し、ノンチルフィルター、着色料 無添加でボトリングしています。
商品名 オクトモア 08.4 ヴァージンオーク OCTOMORE 08.4 VIRGIN OAK
アルコール度数/容量 58.7度/700ml
希望小売価格(税別) 20,000円
【蒸留】
・ 2008年収穫、2009年蒸留
・フェノール値170 PPM
・ アルコール度数58.7%
・ ノン・チルフィルター、着色料無添加
・ 秋の紅葉/ クローヴ、アニスシード、挽きたてのコーヒー
【熟成】
・ 全期間ミディアムトーストのフランス「トヌルリ・ラドー」社製ヴァージンオーク樽で熟成した原酒20%
・ アメリカンオーク樽での熟成後、「07.4」の熟成に使われたヴァージンオーク樽で後熟した原酒80%
・アイラ島で8年熟成
・全世界で12,000本限定
オクトモアとヴァージンオーク、2つの強大なパワーが再び融合。ウイスキーづくりの基本的な工程を重視するという方針に おいて、我々には限りない可能性があることを証明している。
<色>
秋の紅葉。
<香り>
かすかなスモーク、しかし穏やかであたたかい。甘い蜂蜜のようなモルティさとバナナブレッドを伴うオークのアロマ。フェノールの強い泥が、胡椒や花のような香りの側面を持って再び現れる。時間が経つと、樽由来のキャラメルポップコーン、バニラ ファッジ、ココナッツ、シナモンがより一層表われ、スモーキーさは徐々に消え、かすかに残るのみ。
<味わい>
蜂蜜のようなリッチな舌触りで、甘みのある芳醇なオークのフレーバーをゆっくりと積み上げる。皮とトーストした木が、繊細なスモーキーさと溶け合う。賞賛に値するほどのスモーキーさがあればこそ成り立つ、オークのバランスの良さがある。プラリネ、 ココナッツ、クローヴはバーベキューや焦げたヒース、ヨードと絶妙にマッチしている。煙とオークの中に隠れたスピリッツそのものには、レモンと波飛沫の刺激があり、一度加水するとかすかなミントと甘く煮たリンゴも開いてくる。
<フィニッシュ>
クローヴ、アニスシード、コーヒーの粉が、ピートの煙へと霞んでゆく。いつも心に余韻を永く残す、典型的でクラシックな オクトモアのフィニッシュ。