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NEW2026.02.3 Tue

『エライジャ・クレイグ』特集【前編】
「バーボンの父」の名を冠した
プレミアム バーボンウイスキー。
一夜の偶然から生まれた約240の歴史

PR バカルディ ジャパン株式会社

BAR TIMESでは、「バーボンの父」の名を冠したプレミアム・バーボンウイスキー『エライジャ・クレイグ』を、前後編の二回に分けて特集します。前編では、『エライジャ・クレイグ』が生まれた背景にある約240年にわたる物語を起点に、その歴史や製法、そしてマスターディスティラーの存在までを丁寧に紐解いていきます。

後編では、日本におけるバーボンウイスキーのパイオニアとして知られる松山謙氏(Ken’s bar)を訪ね、『エライジャ・クレイグ』の魅力や味わい、そして楽しみ方について、深くお話を伺いました。

1789年、バーボンの原点とされる出来事

バーボンの歴史は、ひとつの偶然から始まったと語られています。1789年、エライジャ・クレイグ牧師は、チャー(内側を焦がした)オーク樽でウイスキーを熟成させた最初の蒸溜家となった人物だと伝えられています。その背景にはいくつかの説があり、偶然の火事で焦げた樽にウイスキーを入れたことで味わいが変わったという話や、砂糖を貯蔵していた焦げた樽に原酒を入れたところ、風味の向上に気づいたという説が残されています。真相は分かっていません。ただ、エライジャ・クレイグ牧師自身は、この出来事がウイスキーの味を大きく変える重要な発見であったと確信していたとされています。だからこそ彼は、偶然に頼るのではなく、樽を意図的に焦がすチャーの工程を磨き上げ、なめらかで豊かな味わいを生み出す製法へと高めていきました。この考え方はやがて広まり、後に「バーボン」と呼ばれるスタイルの礎となっていきます。

およそ240年を経た今も、エライジャ・クレイグ牧師は「バーボンの父」として知られています。そして、その名を冠したプレミアム・バーボンウイスキーが『エライジャ・クレイグ』です。

ヘヴンヒル蒸溜所(Heaven Hill Distillery)

『エライジャ・クレイグ』を造り続けているのが、ヘヴンヒル蒸溜所(Heaven Hill Distillery)です。ヘヴンヒル蒸溜所は1935年に創業し、現在も家族経営を続けている蒸溜所として知られています。アメリカンウイスキーの分野において、長い時間をかけて伝統と規模の両立を築いてきました。数多くのブランドを擁する中で、『エライジャ・クレイグ』は、歴史と品質を象徴する存在のひとつと位置づけられています。

1935年に創業したヘヴンヒル蒸溜所の外観を写した古い写真。

ヘヴンヒル蒸溜所は、長い年月をかけアメリカンウイスキーの分野において伝統と規模を築いてきた。

ヘヴンヒル蒸溜所では、現在も家族経営を続けている。写真左は、現在のエグゼクティブチェアマンである若かりし頃のマックス・シャピラ氏。

『エライジャ・クレイグ』をつくる4つの本質と“人の手”

バーボン造りの本質は、グレーン・水・火・熟成という4つの要素に宿るとされています。しかし、それだけで『エライジャ・クレイグ』が形づくられるわけではありません。それぞれの要素を見極め、丁寧に組み合わせ、一本のウイスキーとして完成させていく存在があります。そこに欠かせないのが、卓越した技と創造力、そして「人の手」です。マスターディスティラーの情熱と判断が加わることで、『エライジャ・クレイグ』は、単なる素材や工程の積み重ねを超えた、真の傑作へと仕上げられていきます。

■グレーンと水 ― 味わいの土台
仕込み水には、石灰岩層を通過したミネラル豊富なライムストーンウォーターを使用。原料には、地元契約農家のコーンを51%以上使用しています。素材選びの段階から、バーボンとしての骨格が形づくられています。

■火 ― チャーが生み出す香味
使用されるのは、厳選されたアメリカンオークの新樽です。内側を約40秒間、チャーレベル3で焦がします。黒く炭化したチャー層は天然のフィルターとして機能し、キャラメル化した「赤い層」が、香りと色合い、味わいの奥行きを与えます。

■伝統的な木造リックハウスでの熟成
熟成は、伝統的な木造リックハウスで行われます。7階建てのリックハウスは、1棟あたり約20,000樽、最新のものでは最大57,000樽を保管可能です。夏は猛暑、冬は極寒という環境の中で、原酒は膨張と収縮を繰り返しながら、香りや味わいを深めていきます。『エライジャ・クレイグ』には、8〜12年熟成のバーボンが使用されています。その中から、バランス良く熟成された樽が選び抜かれ、スモールバッチとしてブレンドされます。ここでいうスモールバッチとは、厳選された少数の樽のみを使用する製法を指します。深みと一貫性を備えた味わいが追求されています。

広大な敷地に点在するリックハウス。1棟は7階建てとなっており数万樽を保管・熟成できる(上)。リックハウスに眠る原酒は、季節ごとの激しい寒暖差の中、ゆっくりと熟成されていく(下)。

■マスターディスティラー
現在、ヘヴンヒル蒸溜所のマスターディスティラーを務めているのが、コナー・オドリスコル氏です。2019年に就任し、15年以上にわたってケンタッキー・バーボン業界に携わってきました。蒸溜工程への深い知識に加え、熟成や樽選びにおいて豊富な経験を持ち、数万樽におよぶ原酒の中から、どの樽を選び、どのようにブレンドするのかを判断しています。『エライジャ・クレイグ』の一貫した品質は、この「人の手」によって支えられています。

2019年にヘヴンヒル蒸留所のマスターディスティラーに就任したコナー・オドリスコル氏(右)と1981年にヘヴンヒルでキャリアをスタートさせた熟練樽職人のジョディ・フィリアトレウ氏(左)。

エライジャ・クレイグ スモールバッチ

ヘヴンヒル蒸溜所が「バーボンの父」の名を冠した、深い伝統と一貫した品質を備えた1本。​47%の力強いアルコール度数が、親しみやすさとバーボンの個性を両立。クラシックなバーボンの甘み、熟成オークの深み、そして温かみのあるスパイスの余韻が特徴。“スモールバッチ”(大量生産ではなく、厳選された少数の樽だけをブレンドして仕上げる製法)というムーブメントの先駆けとして、業界標準となる遥か以前から、バーボンの新時代を切り拓いてきた伝統あるバーボンです。​クラシックバーボンのベンチマークとして、圧倒的な価値と信頼のクオリティを誇ります。​ストレートはもちろん、少量の水やカクテル(オールドファッションド、マンハッタン、ウイスキーサワー等)でもその実力を発揮。​

製造のこだわり​
・アルコール度数:47%(94プルーフ)​
・伝統のバーボン・マッシュビル:78% コーン、12% モルテッドバーレイ、10% ライ麦​

樽のスペック
厳選されたアメリカンオークの新樽をレベル3でチャー。ブランドの象徴である温かなスパイス、キャラメルの奥行き、ほのかなスモークを生み出す。​

バッチング​
8〜12年熟成の手選び樽のみをブレンド。一度に仕込む量を絞ることで、深みと一貫性を極めた“スモールバッチ”に。​​

テイスティングノート​
【香り】
キャラメル、バニラ、トーストしたオーク、ほのかな柑橘、ダークフルーツのニュアンス。​
【味わい】
キャラメル、ブラウンシュガー、ハチミツ、チャーオーク、ベーキングスパイス、ライ麦由来のペッパーが織りなす、豊かで丸みのある口当たり。​
【余韻】
中〜長め。温かみ、オークの存在感、やさしいスパイス、そして心地よい甘みがいつまでも続く。​

『エライジャ・クレイグ』特集【後編へ】

原点を知り、いまを味わう
一夜の偶然から始まったひとつの発見は、製法として磨き上げられ、約240年にわたって受け継がれてきました。『エライジャ・クレイグ』は、バーボンの歴史を知るための1本であり、同時に、いまこの時代に味わうためのバーボンでもあります。アルコール度数は47%(94プルーフ)。クラシックな甘みと熟成オークの深み、そして温かみのあるスパイスの余韻が、静かに広がります。ストレートはもちろん、少量の水を加えても、あるいはカクテルにしても、その個性は揺らぎません。

後編では、日本におけるバーボンウイスキーのパイオニアとして知られる松山謙氏(Ken’s bar)を訪ね、『エライジャ・クレイグ』の魅力や味わい、そしてバーでの楽しみ方について、じっくりとお話を伺いました。原点を知ったその先にある、“いまの一杯”を、ぜひ後編でお楽しみください。

『エライジャ・クレイグ』特集 後編を読む。

『エライジャ・クレイグ』ブランドページ。

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