fbpx

バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

NEW2024.08.23 Fri

体験してほしい超絶美味な『プレミアムバーボン』独自のマッシュビルと熟成樽がもたらす、複雑で豊かな味わい『ラビットホール』

The Premium Bourbon Experience

[PR]ペルノ・リカール・ジャパン株式会社

 『ラビットホール』は、バーボンウイスキーの伝統的な技術に、革新的な発想を取り入れた製法が特徴です。麦芽を30%使用する独自のマッシュビルに、トーストとチャーを施した熟成樽を用い、複雑さと豊かな風味のウイスキーを生み出しています。『ラビットホール』は、伝統にイノベーションを取り入れて造られた、プレミアムバーボンなのです。

『ラビットホール』の歴史

 『ラビットホール』のストーリーは、2003年に、創業者のカヴェ・ザマニアン氏が、ルイビル出身のヘザー氏と出会い、恋に落ちた瞬間に始まりました。バーボンウイスキーへの情熱が芽生え、コレクターになっていきます。

 そして、心理学者と精神分析医としての20年以上のキャリアを捨て、2012年にケンタッキー州ルイビルで『ラビットホール』を創業します。カヴェ氏は、唯一無二のウイスキーを造ることで、バーボンウイスキーのスタンダードを再定義することを目指しました。

 『ラビットホール』というブランド名は、蒸留所を開きたいというカヴェ氏のビジョンを聞いた際に、妻となったヘザー氏が「あなたは、家族をラビットホールに連れて行くのね!」と驚きを示したことに由来しています。蒸留所を開くというのは、ウサギの穴に落ちて抜け出せなくなるのと同じように、大変なことなのです。

 多くの困難を乗り越え、2018年、ケンタッキー州ルイビルのヌル地区に、実験室と美術館を融合したような蒸留所をオープンさせます。ウイスキー造りの科学と、芸術の融合を体現する、最先端のクラフト蒸留所です。外壁に大きく描かれたウサギの絵が目印のモダンな蒸留所は、『ケンタッキー・バーボン・トレイル』において、建築アイコンとして注目を集めています。2022年には『ワールド・トラベルアワード』で“World’s Leading Bourbon Distillery Tour”に選出されました。

 2019年には、『ラビットホール』を世界に広めるために、ペルノ・リカール社と提携。『ラビットホール』のDNAを理解し、成長させてくれるパートナーを得て、製造設備や熟成庫を増設しました。ケンタッキー州ヘンリー郡のキャンベルズバーグにある熟成庫では、2万樽を貯蔵できます。

 2022年には、カヴェ氏はケンタッキー・ディスティラーズ協会のケンタッキーバーボン殿堂入りを果たしました。全てを賭けてウイスキーの世界に飛び込み、バーボンウイスキーの新たなスタンダードを造り上げたのです。


創業者のカヴェ・ザマニアン氏とルイビル出身のヘザー氏。二人が出会い恋に落ちたことから『ラビットホール』が誕生した。


カヴェ・ザマニアン氏は、2018年、ケンタッキー州ルイビルのヌル地区に蒸留所をオープン。外壁に大きく描かれたウサギの絵が印象的。

素材と製法のこだわり

 『ラビットホール』は、バーボンウイスキーの伝統的な技術に、革新的な発想を取り入れた製法が特徴です。麦芽を30%使用する独自のマッシュビルや、“はちみつ大麦麦芽”を用いています。“はちみつ大麦麦芽”とは、穀物を発芽させ窯で加熱する過程で、温度やタイミングの違いにより甘味が生まれた大麦麦芽です。他のブランドにはない、唯一無二のレシピなのです。

 糖化工程では、風味を最大限に引き出すために、まるでシェフのように温度管理にこだわっています。

 熟成に使う樽は、ガス火を使わずに天然の薪でトースト(低温加熱)とチャー(高温で焦がす)を施します。トーストでは、約20分かけてゆっくり加熱することで、木材からより多くのフレーバー成分を引き出します。チャーでは、強火で1~2分焦がし炭化させることで、木材からより多くのフレーバー成分を引き出すのです。

 バレルエントリーは55%とかなり低め。蒸留器から出てきた70%前後のホワイトドッグに通常より多く加水するため、スピリッツの総量が増え、熟成樽も多く必要になりますが、効率よりも風味を重視しての選択なのです。こうして、ウイスキーに複雑さと豊かな風味が付与されていきます。

 ボトリング時も、風味を維持するために冷却濾過はしません。一度に用いる樽も15樽以下と、スモールバッチで造られています。

 『ラビットホール』は、伝統にイノベーションを取り入れて造られた、プレミアムバーボンなのです。


『ラビットホール』は、ペルノ・リカール社と提携。製造設備や熟成庫を増設した。


樽は、ガス火を使わずに天然の薪でトースト(低温加熱)した後にチャー(高温で焦がす)を施す。


糖化工程では、風味を最大限に引き出すため綿密に温度管理にこだわっている。

味わいの特徴

 『ラビットホール』の繊細な味わいは、ボリュームたっぷりの食事によく合います。バーボンウイスキーは料理を柔らかくし、甘みとコクを引き立てます。『ラビットホール』の奥深い風味と、肉の甘さは相性が良く、特に、ポークチョップとのマリアージュは最高です。

 また、ボトルの中でフレーバーを保つために、高い度数で冷却濾過をせずにボトリングしているので、豊かなフレーバーを活かしたカクテルにも最適です。

ラインナップ

 

『ラビットホール ケイブヒル』
 『ラビットホール』のシグネチャー製品であり、誇り高いケンタッキー州ルイビルの何世代にもわたる蒸留家たちへのオマージュとして造られたストレートバーボンウイスキー。マッシュビルはトウモロコシ70%、はちみつ大麦麦芽10%、小麦麦芽10%、大麦麦芽10%というユニークな組み合わせ。天然の薪で、トースティングとチャーリングを施したアメリカンオークの新樽で熟成され、深みとスタイルを兼ね備えた風味豊かな味わいをお愉しみいただけます。

■テイスティングノート
香り:スパイス香、はちみつ、フレッシュなリンゴ。
味わい:オレンジやはちみつの滑らかさに、ミントや焙煎した穀物の香り。
フィニッシュ:バニラやカスタードを思わせる。

■商品スペック
・アルコール度数/47.5% ・容量/700ml

■受賞歴
・2022 Gold – New York International Spirits Competition
・2022 Platinum – Ascot Awards
・2022 Double Gold – John Barleycorn Awards
・2021 Gold – Proof Awards
・2019 Gold – San Francisco World Spirits Competition
・2019 Gold – NY World Wine & Spirits

『ラビットホール デアリンガー』
 マッシュビルはトウモロコシ 65%、小麦 25%、大麦麦芽10%と、ライ麦の変わりに小麦を用いたウィーテッド・バーボンウイスキー。天然の薪でトーストとチャーを施したアメリカンオークの新樽は、通称、アリゲーター・チャーと呼ばれるように、ワニ皮のようになるまで強く焦がします。アリゲーター・チャー樽で熟成させた後、スペインのカスクノリア・クーパレッジによるハンドメイドのペドロヒメネス・シェリー樽でフィニッシュしたストレートバーボンウイスキー。伝統的なウイスキー造りと現代的なウイスキー造りを融合させ、五感を刺激する複雑でバランスのとれた味わいに仕上げています。

■テイスティングノート
香り:シェリーの香りにキャラメルとチェリーの香りが続く。
味わい:ほのかなアーモンドやバニラと共に数種のレーズンやチェリーの味わい。
フィニッシュ:ドライなタッチで軽い。

■商品スペック
・アルコール度数/46.5% ・容量/700ml

■受賞歴
・2022 Gold – New York International Spirits Competition
・2022 Platinum – Ascot Awards
・2022 Double Gold – San Francisco World Spirits Competition
・2022 Gold – World Whiskies Award
・2022 Double Gold – John Barleycorn Awards
・2021 Century Award – Proof Awards (Century Awardは100点満点の最高賞)
・2021 Gold – John Barleycorn Awards

『ラビットホール』ブランドサイト(英語)


文 馬越 ありさ
慶應義塾大学を卒業後、ラグジュアリーブランドに総合職として入社。『東京カレンダーweb』にてライター・デビュー。エッセイスト&オーナーバーマンの島地勝彦氏に師事し、ウイスキーに魅了される。蒸留所の立ち上げに参画した経験と、ウイスキープロフェッショナルの資格を活かし、業界専門誌などに執筆する他、『Advanced Time Online』(小学館)に連載を持つ。日本で唯一の蒸留酒の品評会・東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)の審査員も務める。

マイノリティに光を当て、アメリカンウイスキーの新たなスタンダードを創造する『ラビットホール』マスターディスティラー カヴェ・ザマニアン氏

「ザ プレミアムバーボン エクスペリエンス」トップページ

関連記事はこちら

PAGE TOP