
NEW2026.10.28 Wed
『BIRDY.』12周年記念プロジェクト戌年から着想した「信頼という名の収穫」
ロイヤル・ブラックラの果実味を
紅茶と蜂蜜が彩る
十二支でめぐる物語(戌年編)/野間 真吾さん(The Bar TopNote)『BIRDY.』は2025年11月、ブランド誕生から12周年を迎えました。
職人技術に裏打ちされた卓越した品質と洗練されたデザイン――。『BIRDY.』の12年は、常にプロフェッショナルバーテンダーとともに歩んできました。創造性、技術、ホスピタリティといったバーテンダーが体現する美学も、『BIRDY.』が大切にしてきた価値そのものです。
今回、この12という数字にちなみ、干支を重ね合わせた特別企画「十二支でめぐる物語」を展開しています。12人のバーテンダーが、自身の干支をモチーフにオリジナルカクテルを創作する特別プロジェクトです。
一杯のカクテルのみならず、そこに至る思いや歩みに触れられる内容です。世代もスタイルも異なる12人が紡ぐ、12の個性と12の物語。『BIRDY.』の12年とともに巡る、新たなストーリーをお届けします。
戌年(いぬどし)編でご登場いただくのは、野間真吾さん。18歳からホテルやレストランの世界で経験を重ねた野間さんは、「クラシックへの敬意と、革新への挑戦」を大切に、広島を拠点に活動しています。
その野間さんが披露する戌年にちなんだカクテルは、犬が象徴する忠誠や誠実さから生まれる「信頼」と、戌に重ねた「収穫」をテーマにした『LOYAL — Harvest of Trust —』。「ロイヤル・ブラックラ 12年」をベースに、シェリー、アールグレイ、蜂蜜を合わせ、積み重ねた時間が実りへとつながるという思いを込めた、芳醇な一杯です。
まずは野間さんに、バーテンダーとしての信念や今後の展望などについてお話をうかがいました。
戌年生まれのバーテンダー 野間 真吾さん(The Bar TopNote)。
■バーテンダーとしての信念、大切にしていることは何でしょうか
私が大切にしているのは、「クラシックへの敬意と、革新への挑戦」です。長い歴史の中で受け継がれてきたカクテルや技術、先人たちへの敬意を忘れず、その本質を理解した上で、自分なりの新しい表現を加えていくことを心掛けています。
そして、もう一つ大切にしているのが「信頼」です。お客様との信頼、スタッフとの信頼、生産者やブランドとの信頼。バーテンダーという仕事は、一人だけでは成り立ちません。
技術を磨くことはもちろんですが、一杯のカクテルの向こう側にいる「人」を大切にすること。それが私にとって、バーテンダーとして最も大切なことだと思っています。
■バーテンダー人生の中で、大きな影響を与えた人や出来事はありますか
特定の一人というよりも、これまで出会ってきた多くの方々とのご縁が、今の自分をつくってくれたと思っています。先輩バーテンダー、お客様、共に働いてきた仲間、生産者やブランドの方々など、それぞれの出会いから多くのことを学んできました。
また、国内外のカクテルコンペティションへの挑戦や、さまざまな土地でカクテルを提供する機会をいただいたことも、自分の価値観を大きく広げてくれました。経験を重ねるほど、バーテンダーは「自分の技術を見せる仕事」ではなく、人や文化、土地、そして想いを一杯のグラスでつなぐ仕事なのだと感じています。
■これからの展望や目標について教えてください
これからは、バーテンダーという枠にとらわれず、「飲む」という体験そのものの可能性を、さらに広げていきたいと考えています。カクテルはもちろん、ウイスキー、スピリッツ、紅茶、地域の素材など、これまで培ってきた経験を掛け合わせながら、新しい「飲」の価値を表現していきたいです。
また、広島という土地から国内外へ発信し、自分自身の活動だけではなく、次の世代のバーテンダーや地域の文化にも何かを残していける存在になることが目標です。伝統を受け継ぎながら、新しい価値を生み出し、それを次の世代へつないでいく。これからも、その挑戦を続けていきたいと思っています。
今回のテーマである「戌」から着想したのは、犬が象徴する「忠誠・誠実、そしてそこから生まれる信頼」です。カクテル名の「LOYAL」は、LOYALTY=忠誠・忠実さという言葉から名付けました。さらに「戌」という十二支を紐解いていくと、植物が成熟し、実りを収める「収穫」の段階として捉える解釈があります。そこで今回は、戌を犬という姿で直接表現するのではなく、「信頼・忠誠・収穫」という3つのキーワードから一杯を構成しました。ベースには「ロイヤル・ブラックラ 12年」を使用し、葡萄の実りであるペドロヒメネス シェリー、茶葉とベルガモットの香りを持つアールグレイ、花々から生まれる蜂蜜を合わせています。
また、十二支の「12」、BIRDY.の「12周年」、ロイヤル・ブラックラの「12年」という3つの「12」が重なることにも、一つの縁を感じました。味わいは、「ロイヤル・ブラックラ」の華やかで果実味のある味わいを中心に、ペドロヒメネス シェリーの濃密な甘み、アールグレイのベルガモットの香り、蜂蜜の柔らかな余韻が重なる、芳醇で奥行きのある一杯です。
「信頼も実りも、一日では生まれない。積み重ねた時間が、やがて実りになる。」そんな想いをこのカクテルに込めています。
「ロイヤル・ブラックラ 12年」は、スコットランド・ハイランド地方で造られるシングルモルトウイスキーです。「ロイヤル・ブラックラ」の魅力は、華やかな果実味と上品な甘み、そしてシェリー樽由来の豊かな奥行きにあると感じています。力強さを前面に出すというよりも、繊細でエレガント。それでいて味わいの芯がしっかりと存在するため、カクテルにした際にも他の素材に埋もれず、それぞれを綺麗につないでくれます。
今回の「LOYAL」では、その華やかな個性を生かしながら、ペドロヒメネス シェリー、アールグレイ、蜂蜜という「収穫」を象徴する素材を重ねることで、「ロイヤル・ブラックラ」の持つ果実味や奥行きをさらに引き出しています。
野間さんによる『LOYAL — Harvest of Trust —』(ロイヤル ― 信頼という名の収穫)。戌から着想した「信頼・忠誠・収穫」をテーマに、「ロイヤル・ブラックラ 12年」にペドロヒメネス シェリー、アールグレイ、蜂蜜を合わせた一杯。グラスは、SIP AND GUZZLE『Nautilus 15oz Wine』。ふくらみのあるボウルとすぼまった飲み口が香りを引き立て、短めの繊細なステムが上品な佇まいを生む。
ベースに選んだのは「ロイヤル・ブラックラ 12年」。華やかな果実味と上品な甘み、シェリー樽由来の豊かな奥行きが特徴。「今回のBIRDY.12周年と同じ「12年」であることも、このボトルを選んだ大切な理由の一つです」と野間さん。
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『LOYAL — Harvest of Trust —』
(ロイヤル ― 信頼という名の収穫) - 〈材料〉
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・ロイヤル・ブラックラ 12年 40ml
・ペドロヒメネス シェリー 10ml
・アールグレイ ティー 10ml
・ハニーウォーター 10ml
・カカオニブ 適量 - 〈つくり方〉
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①すべての材料をミキシンググラスに入れ、氷を加えてステア。
②氷を入れたグラスへ注ぐ。
③氷の上にカカオニブをのせ、バーナーで炙り香りを出す。
『LOYAL — Harvest of Trust —』(ロイヤル ― 信頼という名の収穫)のカクテルメイキング動画はこちらからご覧いただけます。
最後に道具へのこだわりや、道具によって人生が変わったエピソードについて伺いました。
バーテンダーとして長く仕事をしていると、道具は単なる「作業のためのもの」ではなく、自分の技術や表現を支えてくれる存在になっていきます。
特にシェーカーやバースプーン、ストレーナーなど、毎日手にする道具は、ほんのわずかな形状や重さ、手への馴染み方によって、所作やカクテルの仕上がりまで変えてくれます。
良い道具に出会ったことで、これまで感覚だけで行っていた技術を改めて見つめ直し、「なぜこの動きをするのか」「どうすれば、より美味しい一杯をつくれるのか」を深く考えるようになりました。そして道具への理解が深まるほど、自分の技術にも変化が生まれ、カクテルをつくることが単なる作業ではなく、より繊細な「表現」になっていったように感じています。
道具そのものが人生を変えるというより、良い道具との出会いが、自分自身と向き合い、技術を磨き続けるきっかけを与えてくれる。私にとって道具とは、長い時間を共にしながら、自分自身を成長させてくれる「相棒」のような存在です。今回のBIRDY.12周年という節目に、改めてそのことを感じています。
カクテル『LOYAL — Harvest of Trust —』(ロイヤル ― 信頼という名の収穫)では、『BIRDY.』のミキシングティンを使用。今回の企画では、干支のイラストが記されたバーツールが特別に贈られた。ボディには、野間さんの干支である「犬」のイラストが施されている。
『BIRDY.』のブランドマネージャー 横山 哲也氏と。
野間 真吾(のましんご)
広島県広島市生まれ。
18歳よりホテルや飲食店で経験を積み、バーテンダーとしての基礎と感性を磨く。2013年に独立し、「The Bar TopNote」を開業。 現在は同店をはじめ、広島市内に3店舗のオーセンティックバーを展開するほか、オリジナルフレーバーティー専門店やBar & Cafeなど計5店舗をプロデュース。ジャンルにとらわれない多角的なアプローチで、“飲”の新たな価値を提案し続けている。
国内外のカクテルトーナメントにおいて6度の優勝歴を誇り、その技術と表現力は高い評価を獲得。さらに、世界中の美食家が注目するレストランガイド『50 Best Discovery』にも選出されるなど、活動の舞台は日本にとどまらずグローバルに広がっている。
クラシックを重んじながらも革新を恐れないスタイルで、広島から世界へ。
一杯のグラスに、確かな哲学と時代性を映し出すバーテンダーである。
『BIRDY.』12周年記念プロジェクト 『十二支でめぐる物語』のトップページへ
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『BIRDY.』公式サイトはこちら。
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