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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2024.07.22 Mon

体験してほしい超絶美味な『プレミアムバーボン』どう飲む? 頻度は? プレミアムって?
読者アンケートで見る皆んなのバーボン!

The Premium Bourbon Experience

バーボンはアメリカンウイスキーの代表格として、その深い味わいと多様な飲み方で多くのファンを魅了しています。BAR TIMESでは特集に先立ち、読者の皆様にバーボンに関するアンケートを実施し、335人もの方々から貴重なご意見をいただきました。

この記事では、アンケート結果をグラフ化し、そのデータを基に読者のバーボンへの関心や楽しみ方について深掘りしていきます。バーボンの新たな楽しみ方を発見したり、自分の好みと他の読者との共通点を見つけたりするきっかけになることを願っています。

基本情報

まずはアンケートに回答いただいた読者の基本情報から。性別、年齢、バーテンダーをはじめとした飲食業に携わるお仕事かをお聞きしました。

性別の割合からは、男性読者からの回答が多いことがわかります。バーボンや他のスピリッツに対する興味が高く、定期的に情報を収集している方が多いのではないでしょうか。一方、女性読者からの回答も一定数ありました。

幅広い年齢層から回答いただきました。特に40代と50代からの回答が多いことがわかります。この年齢層の方々は、若い頃に慣れ親しんだバーボンへの関心が高い傾向にあるのではないでしょうか。さらに、60代以上の読者も一定数あり、バーボンをはじめ他のスピリッツに対する高い嗜好と深い知識を持っている方が多いのではないかと推測します。一方、20代や30代の若い読者からの回答も見逃せず、昨今、ソバーキュリアス(飲酒しない生活に興味を持ち、あえて飲まない生活をする人)なZ世代が増えている中、この年代の回答数は高いと思われます。また、男性と比べ、女性の年齢の割合では20代がもっとも多かったです。

BAR TIMESの読者には飲食業に携わっている方が多いことが示されています。飲食業のプロフェッショナルは、最新のトレンドや新しいブランドなどへの関心が高いことがうかがえます。一方、バーファン、カクテルファンからの回答も多くあり、バーボンや他のスピリッツを日常的に楽しんでいる方が多いです。

バーボンについて

次に、普段バーボンをどこで飲んでいるか、どのくらいの頻度で飲んでいるかの飲用機会や、何をもって『プレミアムバーボン』というかなどの質問をしてみました。

やはり、バーやレストランなどの飲食店でバーボンを飲まれている方が圧倒的に多かったです。次いで自宅。その他として、バーベキューなどのアウトドアやライブハウスで楽しむという回答も見受けられました。中には、「特定の競馬場」でという回答もあり、バーボンと競馬の親和性の高さを感じました。

「月に数回程度」、次いで「週に数回程度」の回答が全体の70%を超えており、バーボンは日常的に愛飲されているスピリッツのひとつであることが示されています。

グラフにはありませんが、性別による飲用傾向では、男性は「数ヶ月に1回程度」が多く、次いで「月に数回程度」が多いです。また、「ほぼ毎日」と答えた人の割合も一定数おり、中には、70歳代以上で毎日飲むという強者も! 一方で、女性は「ほとんど飲まない」という回答が目立つものの、定期的にバーボンを楽しむ女性も一定数いて、「週に数回程度」と答えた女性の割合は男性よりも高い結果が出ました。

「プレミアムバーボン」の明確な定義は今のところありませんが、BAR TIMES 読者の皆さんが思う「何をもってプレミアムバーボンと言うか」を聞いてみました。複数回答可ではありますが、もっとも意見が多くあったのが「長期熟成」でした。確かに、シングルモルトもエイジングの長い方がプレミアムなイメージがあります。次いで「限定生産・数量限定」「特別な素材や製法」といった回答がありました。その他として、オールドボトルや蒸留所やお酒の成り立ちに関するストーリーがあるもの、といった回答も。中には、「毎日飲みたくなる、飲んでほっとするバーボン」や「自分がおいしいと思ったバーボン」という意見もあり、“確かに”と、大きくうなづける回答でした。

バーボンの楽しみ方について

読者の皆さんは、通常どのような飲み方でバーボンを楽しんでいるのでしょうか。また、カクテルであればどのようなバーボンベースのカクテルを飲んでるのでしょうか。見ていきましょう。

20代から70代とすべての年代において、オン・ザ・ロックがもっとも人気のある飲み方で、特に50代、60代で高い割合を示していることがわかりました。ストレートも全体的に人気があり、30代、50代で高い割合を占めています。60代でも高く、年齢が上がるにつれてストレートの割合が増加する傾向があります。また、ソーダ割りはどの年代でも安定して人気がありますが、特に40代と50代で高い割合を示しています。

カクテルは全体的に低く、特に70代では全く選ばれていません。20代、30代で比較的高い割合を示していますが、それでも他の飲み方に比べて低い結果となっています。水割りも全体的に低いですが、50代、60代で一定の割合があります。その他として多かったのがコーラで割ったバーボンコーク。自宅で気軽に楽しめるカクテルのひとつですね。

カクテルの種類を見ると、クラシックなカクテル(マンハッタン、オールドファッションド、ミントジュレップ)が上位にランクインしている一方で、比較的新しいカクテル(ペーパープレーンなど)も人気があることがわかります。これにより、伝統的なカクテルが依然として支持されている一方で、新しいカクテルも受け入れられていることが分かります。

これらのカクテルの多くは、バーボンの味をしっかりと感じられるレシピが多いです。マンハッタンやオールドファッションドは、バーボンの風味を楽しむためのカクテルであり、ミントジュレップもその清涼感がバーボンの味わいを引き立てます。これにより、読者がバーボンそのものの風味を重視していることがわかります。

また、ゴットファーザーやブールヴァルディエといった日本ではあまり馴染みのないカクテルもランクインしていて、バーボンに対する関心が高く、それゆえ幅広くバーボンベースのカクテルを楽しんでいることがうかがえました。


今回の読者アンケートの結果、プレミアムバーボンに対する関心が非常に高いことがわかりました。特に長期熟成や限定版に強い評価が集まり、楽しみ方としてはオンザロックやストレートが主流であることが明らかになりました。この結果から、多くの読者がバーボンの豊かな風味と奥深さを求めていることが伺えます。これからも、皆様が自分だけの特別な一杯を楽しみ、バーボンの魅力をさらに発見されることを願っています。是非、新たな楽しみ方にも挑戦してみてください。

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