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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2020.12.21 Mon

切り絵作家 成田一徹 作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』
完全改訂版の販売を開始します

BAR TIMES STORE

バーの魅力をモノクロームの世界で表現した切り絵作家、成田一徹氏。彼の作品は、多くのファンを魅了し、圧倒的な支持を集めました。その成田氏の作品を収録した『NARITA ITTETSU to the BAR』は、2014年に発行され現在絶版となっておりますが、完全改訂版としてBAR TIMESが再版することとなりました。BAR TIMES STORE での正式販売に先立ち実施されたクラウドファンディング(先行予約販売)では、目標額の400%を達成し、大きな反響をいただきました。


『NARITA ITTETSU to the BAR』完全改訂版


著者:成田一徹
サイズ:264×210mm
ページ数:256ページ
発行元:BAR TIMES(株式会社北澤企画事務所)
※仕様は変更になる場合がございます。
販売価格 2700円+税(送料別)
本書は書店での販売はいたしません。BAR TIMES STORE(東京・銀座)およびBAR TIMES STORE オンラインストアでのみ販売しております。
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※直接ご連絡いただいた一部の書店では販売されている場合があります。


切り絵作家 成田一徹。一軒のバーの扉を開けたことから、彼の切り絵作家としての人生が始まりました。バーやバーテンダー、街の風景、職人など幅広いテーマで切り描いた作品は、どれも細かな描写、人々の豊かな表情、独創的な構図から見る人の心をつかんで離しません。雑誌等でいくつもの連載を抱えるほど多忙であった成田氏は、2012年10月、脳溢血により突然この世を去りました。

彼の生前の願いを叶えるため、2014年にバーをテーマに切り描いた『NARITA ITTETSU to the BAR』を有志により刊行。現在は絶版となり手に入れることができなくなってしまいました。

成田氏の作品を画集として一人でも多くのバーテンダーやバーファンにお届けしたい、そんな想いから、ご家族や関係者の皆様のご協力のもと、完全改訂版をこの度BAR TIMESで販売することといたしました。

再版にあたって、表紙をソフトカバーに変え重さを軽減したほか、中身も若干の仕様変更をしております。また、店舗情報を修正・更新したほか、ページ数を増やし、23の切り絵を新たに加え、総数271点を収録いたしました。

新たに加わった23点の作品は下記になります。

・2nd RADIO (東京)1990年代前半・Bar Shanks(東京)2005年・KAZZ(東京)2004年・Bar ラ・ポポット(東京)2005年・Bar Noble(横浜)2005年・Bar GLORY大倉山(横浜)2000年・Bar Eau de Vie(神奈川・相模原)2004年・Paris(横浜)2005年頃・Bar SAKAMOTO(埼玉)2004年・Cooper’s(埼玉・春日部)2005年・EAU・DE・VIE Hills Top(埼玉)2004年・Cocktail Bar Point(群馬・高崎)2005年・Bar 白馬館(富山)2012年・Bar Ron Cana(愛知・豊田)2003年・BAROSSA(岐阜)2004年・わか屋(大阪)1994年・Bar TEN(大阪)1992年・サルーンバー・ムルソー(大阪)1994年・Just a Little Bit(大阪)1992年・バードランド(京都)1993年・Bar玄(京都)1992年・Bar Blew(兵庫・宝塚)1992年・Pub el MOROCCO(愛媛・松山)2005年


『NARITA ITTETSU to the BAR』完全改訂版に収録されている作品の一部

左から、輿水精一さん、城アラキさん、太田和彦さん


成田一徹作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂版発行にあたりコメントをお寄せいただきました。

輿水精一さん(サントリースピリッツ株式会社 名誉チーフブレンダー)
突然の訃報に接してから早くも8年が経ちました。同じ昭和24年生まれ、しばしば酒席を共にした身として、いまだにどこかのバーのカウンターでひょっこりお目にかかれるのではという気がしてなりません。そんな思いに駆られるのも、自宅に飾られている切り絵のせいでしょうか、全国各地のバーで成田さんの切り絵に遭遇するからでしょうか。そこには名店が醸し出す心地よい緊張感と安らぎ、ゆるやかに流れる時間、そして極上の一杯があります。作品がある限り成田さんは永遠に生き続けることでしょう。このたびの『NARITA ITTETSU to the Bar』完全改訂増補版を片手に、もう一度成田さんと一杯やるのが待たれてなりません。

城アラキさん(漫画原作者 『バーテンダー』『ソムリエ』など)
成田一徹さんの『NARITA ITTETSU to the BAR』再版(完全改訂増補版)が発売される。成田さん没後、閉店したバーも多く時の流れを感じる。「今度一緒に」と約束していた神戸のバーも今はない。しかし店は閉まってもバーテンダーの師弟関係は脈々と続いている。そんなことに思いをはせ、この本を開いて傾ける一杯は至福の時間だ。

太田和彦さん(グラフィックデザイナー/作家)
成田さんの切り絵を世界に類のない表現と尊敬し、バー仲間でもあった私は、氏の没後に作品集制作の依頼を受けて使命感をもち、決定版にしようとした。大きな版型、ハードカバー、ゆったりと、しかし網羅した作品構成、付随資料の精度。考えたのは、成田さんの厳しく洗練された白黒だけの世界ゆえ、本も白黒だけ、グレーも使わないことだった。でき上がったものは満足できたが、成田さんへのプレゼントのつもりで、真っ赤なトレーシングペーパーの帯を巻いて、紅一点を添えた。このたびソフトカバーで再刊されるのはたいへんうれしい。


月刊「清流」より@上田佑勢

成田一徹 プロフィール

1949年神戸生まれ。サラリーマン生活のかたわら切り絵に目覚め、88年に上京。切り絵作家として独立しました。BARの空間をモチーフにしたモノクロームの切り絵をライフワークとしつつ、新聞、雑誌、書籍を中心に、街の風景や市井に暮らす人々、職人の仕事や生き様など多彩なテーマで作品を発表。エッセイストとしても、軽妙で味わい深い文書にファンも多く、各地で個展、グループ展を多数開催しました。講談社フェーマススクールズ・インストラクターも長くつとめた。2012年10月、脳出血で急逝。

著書に『to the Bar 日本のBAR 74選』 (朝日新聞社)『カウンターの中から』(クリエテ関西)『東京シルエット』(創森社)『The Cigger Story-葉巻をめぐる偉人伝-』 (集英社)『成田一徹の切り絵入門』 (誠文堂新光社)『あの店に会いに行く』(中央公論社)『神戸の残り香』 『新・神戸の残り香』(神戸新聞総合出版センター)『NARITA ITTETSU to the BAR』(神戸新聞総合出版センター)など多数。

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